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『ゆらぎ荘の幽奈さん』はとても崇高な漫画です!

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『ゆらぎ荘の幽奈さん』39話 年中ハロウィンゆらぎ荘

 

ハッピーハロウィン!

「ハロウィン」って、ぼくが子供の頃はハロウィンなんてほとんど知られていないイベントで、アメリカでそういうイベントがあるんだって程度の認識だったんですよ。ドマイナーなイベントでした。それが、いつの間にかめちゃんこメジャーなイベントになったものですなぁ。まーたお菓子会社の戦略か!

 

しかし今更ハロウィンかよ…。

ハロウィンって確か10月の末にやるんじゃないの。リアルな時期としても遅い。遅すぎる。時期を逃した感は否めない。そもそも作中の時間軸だって二学期はじまったばかりで9月の頭だったはずなのに…。なんでハロウィン?

 

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まったくね、ネタ切れなのか分かりませんけど、まだ9月の頭で二学期はじまったばかりだろと。雲雀が転校して来てこれからラブコメ戦線も本格的にニヤニヤ方面に動かす大事な時期だろと。

 

それが、時流に乗ってとりあえずイベントとして「ハロウィン」をやってみました的なノリが透けて見えるんですよ。まったく!ここはガツンと言っておこう。

 

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ハッピーハロウィン!

 

ありがとうございます!

ブヒブヒ

今回のハロウィン回は見事なまで中身が何もなかった(褒めてる)。

事実、今回の『ゆらぎ荘の幽奈さん』を読んでいる時、脳みそをまったく使わなかった。ただただ本能のままに味わった。

 

ヒバリンゴの本格参戦でラブコメ戦線が動くのかと期待していた読者をあざ笑うがごとく何もなかった。最初読んだ時は、ひょっとして前回を読み飛ばしたかのか?と思うぐらいに何の突拍子もなくハロウィンが始まり、そのまんまぐんずほぐれのサービス回ではじまりサービスで終わったのだ。

 

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清々しかった

 

ありがとうございます!

 

どうやら私はミウラタダヒロ先生を侮っていたようだ。『恋染紅葉』を描いていた頃は可愛い女の子を描く漫画家だなぐらいの印象しかなかった。ここまでの傑物だったとは思いもしなかった。ミウラ先生の眠れる才能は『ゆらぎ荘の幽奈さん』を描き始めたころで卍解したといっていいだろう。

 

ミウラ先生はいままでストーリーがどうとか起承転結がどうとか伏線がどうとか、小難しい単発読み切りを描いていたが、『ゆらぎ荘の幽奈さん』で水を得た魚のように勢いを増して次々とラッキースケベを量産している。それも量だけでなく質も極みの域に達しているといっていいだろう。最高品質を保つ。

 

ミウラ先生の眠れる才能が開花した要員は開き直ったことではないだろうか。

週刊少年ジャンプに堂々とライバル誌のヒット作『ラブひな』をほとんどそのまんま輸入し、さらに他で見た事あることを貪欲に取り入れる事によっていいとこ取りをし満漢全席を出してみせたのだ。もう二番煎じとかの指摘気にしねーぜと。俺は可愛い女の子とエロを描きたいんだと主張するように。その試みは大成功と言わざるを得ないだろう。

 

開き直ったミウラ先生の卍解はそのまんまコガラシさんが受けるラッキースケベに直結している。コガラシさんがいるだけでヒロインたちは一瞬であられもない姿にひん剥かれるのである。それは自然界の法則であるかのように。ラッキースケベが起こる確率100%。決して逃れられない。例えモブヒロインであろうと…。

 

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誰も逃れることは出来ないのだ

 

 

 

 

 

 

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知らなかったのか…?

ラッキースケベからは逃げられない!!

 

フフフッ…!

この漫画はコガラシさんの偉大なる魔力(読者の願望)によって封印されているんだ。

ラッキースケベから逃げようたって無駄なのさ。

 

『ゆらぎ荘の幽奈さん』に出る女の子とはイコールで脱げることだ!

いやもう本当にありがとうございます!読者の願望具現化をとことん追求した芸術ですわ。ミウラ先生はただ読者が望むことを汲み取って形にしてくれる作家なんです。ミウラタダヒロ先生は夢を描く漫画家なのだ!

 

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夢を描く

 

人の夢と「儚」と読むだって?ノーである。人の夢と書いて今回のゆらぎ荘のラストと読むのだ。ミウラタダヒロ先生は人の夢を読者に伝える漫画家なんです。ほとほと頭が下がる思いです。人の夢は終わらねぇ!

 

ラストのヒロイン全員があられもない姿になってコガラシさんとくずほづれになった時には、その圧倒的なラッキースケベまでの持っていき方に涙を流して感動しました。ぼくらが辿り着いた答えは感謝である。この展開『とらぶるダークネス』10巻であったなぁと思いつつも、感謝しかない。せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)

 

ここまで読者に媚び媚びで露骨なサービスシーンのオンパレードならば下品に思うかもしれないが、『ゆらぎ荘の幽奈さん』の場合は、ミウラ先生の「これが俺の描きたかったものだ!」という魂の主張をビンビン感じるので、露骨を通り越して清々しい。もはや尊敬の念すら抱く。とても崇高な漫画だと思いました。まる。

 

コメント

  1. A より:

    「夢を描く漫画家」で吹いた

  2. 匿名 より:

    めちゃんこって所がジャンププラスのアラレちゃん読んで影響されてそう

  3. 匿名 より:

    恋染の作者だったのか…

  4. 0757 より:

    なんだろう。沙霧ちゃんのコスプレがヴァンパイアのレイレイに見えたwww
    ネタ切れがこの漫画で唯一の心配だ….。某ラブコメみたく、長く連載してほしいけど、長い連載をした結果、クソみたいな終わり方した前科あるから、複雑

  5. 始まりの蜃気楼 より:

    ちゃんと好きな漫画を好きな人同士だけできちんと交流できる場所がネットにもあればいいのにね。邪魔者が入らずに。

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