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『あしたのジョーに憧れて』、ちばてつやイズムは人生の教訓である


あしたのジョーに憧れて(1) (KCDX)
 

 

これがちばプロのアシスタントの仕事―!!

 

昨今流行ってる漫画家マンガの数々。どれも魅力的ですが、この『あしたのジョーに憧れて』も素晴らしい。

 

この前、無駄話さんに強烈にプッシュされて読んでみましたが、まさに魂の漫画である。川三番地先生の自伝的な漫画家マンガ…というかアシスタント漫画なり。

 

故郷・青森を後にして巨匠ちばてつや先生に弟子入りした田中少年(川三番地)!そこには想像を越えた驚きと感動の日々があった・・!!元ちばプロの川三番地先生が、アシスタント時代の実体験をもとに熱く描き下ろす素晴らしき「漫画」の世界!

 

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超熱いアシスタント漫画

新米アシスタントの田中くん(川三番地先生の本名)が、子供の頃から憧れだったちばてつや先生の仕事場でアシスタントとして働く実録漫画。

 

今ではデジタルで作られる漫画を、昭和時代のアナログのテクニックを解説。

これが読んでて凄く唸らされる。

 

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アナログのテクニック

 

パースの取り方、原稿用紙の作成、定規で線の枠線の引き方、スクリーントーンの貼り方、ペン描きの様々なテクニック…等々、アナログの手作業だからこそ出せる良さを分かりやすく解説してくれる。別に現在のデジタルな作画を否定するわけでない。

 

昭和時代の肉筆の技術によって出せる「心に響く味わい」「あったかい絵」を後世に伝えてくれる作品なり。

 

アナログ漫画の技術は本当に舌を巻く。

ちばてつや先生やちばプロのアシスタントたちの漫画に対する思いというか熱さが半端ない。

 

いわゆる漫画入門、漫画を描くイロハ本(としても価値があるが)としてでなく、最高の原稿を上げるまでの過程がドラマのようである。

 

ちばてつや先生を完全無欠の漫画の神様として描くわけでなく、あくまで田中くんというアシスタントから見たひとりの人間として描いているのも面白いところ。ちば先生の苦悩や研究っぷりには驚かされる。


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ちばてつや先生は同じ映画を3回観るそうな。

最初は普通に観て、あとは映画を観る客を観察する

 

どこでどういう風に受けているのか、笑っているのか、泣いているのか…映画を見る客の反応を徹底的に観察して漫画に生かす。笑い方一つとっても、どう笑っているのかを研究する。

 

「ちばてつや賞」なども作られる天才漫画家というイメージでしたが、ネームに苦しむ姿や徹底的に色んなものを研究する姿は努力の人そのもの

 

アシスタントから見たちばてつや先生という人間の凄まじさが分かる。

何が面白いのか、それを表現するのは先天的な才能なのか?

例えば70点のものをギリギリまで努力して100点に近づける。

妥協のない仕事ぶりに頭が下がる。

 

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2話「掛け合わせとホワイトの技」では『おれは鉄兵』16巻の見開きページを描き上げるまでのエピソードには胸に熱いものが込み上げてくる。

 

アナログ時代の手描きでチーム一丸となって完成させる「まで」と「あと」はまさにドラマそのもの。

 

もちろん、ちばてつや先生だけでなく、ちばプロのアシスタントの方たちの努力も凄まじい。これはアシスタント漫画なのである。

 

ちば先生の絵で統一する必要があるし、過去のコミックを読んで勉強し、作画そのものペンタッチと質感の出し方を覚える。修羅場を乗り切った後、みんなで力を合わせて仕上げた結晶にはアシスタントも達成感と喜びがあるそうな。共同作業なのである

 

特に、ちばプロのアシスタントの職人芸のような研究と日々の努力は尊敬の念すら覚える。田中くんは先輩アシの研究熱心な様子に驚くばかりですが、我ら読者もビックリ仰天ですよ。家の造り、畳の並び…等々、見て感じて勉強して細かいところまで表現する。

 

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ちばプロの先輩は研究熱心

 

誰もが「ちば先生の作品は小道具の細部にいたるまでごまかしが無い。

だからコマをじっくり見るのも楽しみだ。

 

今使っている物、放置されている物すべてが演技している」と言う。

それはちば先生だけでなくアシスタントの努力の賜物でもある。

 

しかし、『あしたのジョーに憧れて』を読むと漫画を読む側の僕らも色々と「はっ」とさせられる

 

今まで結構な流し読みをしてきたけど、背景や小道具にいたるまで1コマ1コマじっくり読んでみたくなるね。今までストーリーばかり追って、かなりもったいない読み方をしていたのかもしれない。当時の肉質と現在のデジタルの違いはあっても。アシスタントの魂がそこにある。

 

ちばプロのアシスタントはプロの「眼」を持っている。


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見る物すべてが原稿に生かされる。

これがちばプロのアシスタントの仕事―!!



日常の何気ないモノすべてに「眼」を向けるというプロの目線。

 

それは「今をしっかり努める」ことなり。色んな角度でモノを見る姿勢で原稿に生かす。これは漫画だけでなく、全ての事に通じていると思う。

 

仕事にしても、遊びにしても狭い範囲だけで見てないだろうか。

実は関係ないようでいて何ごとにも通じているのかもしれない。『あしたのジョーに憧れて』を読んで、日々の生活で見逃していたモノが沢山ありる事に気付く。

 

そういえば田中くんこと川三番地先生は『青春少年マガジン1978~1983』(小林まこと)では、おとなしい性格だけど酒を呑むと性格が変わったり、一緒にネームをしたりと登場しているので、今作と読み比べるのも面白いかもしれない。

 

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