『影繰姫譚』(浦上ユウ)読了。
うむ。朔夜ちゃんが可愛かったです。普通に楽しめるのでこれからの展開に期待。
影の中にバケモノを視てしまう灯下肇は、
ある日影に潜む少女を見つける。
今までになかった状況に逃げ戸惑う肇に、
その少女はとある取引をもちかけて来て――。影絵×忍者で贈る最先端お色気アクション第1巻!
<試し読みできます>
『影繰姫譚』1巻
主人公は影の存在するこの世ならざる者の化け物が見えてしまう体質で高校生まで過ごしてきたが、朔夜という影の少女に出会い特殊能力を得て…という影を使う王道バトル漫画なり。
ヒロインの朔夜ちゃん
朔夜ちゃん
ストーリー自体は本当に王道少年漫画みたいです。化け物が見えてしまう主人公が朔夜と出会って能力を得て変わって成長していくというもの。王道といっても侮ってはいけない。王道というのは言い方を変えれば「長年愛されてきた伝統の味」だからね。
お菓子で例えるならば、かっぱえびせんとかとんがりコーンとかそのへんの味です。これだよこの味!みたいな。何だかんだで「壁に当たる→壁を破る」こそ少年漫画のだいご味ですし、そういったカタルシスが満載です。燃えること多数。設定もしっかりしてます。
で、ヒロインの朔夜ちゃんが可愛いのがね。いいんだ。ヒロインというか主人公に能力を授けてくれる相棒的なポジション。最初は真っ黒の影そのもので「え?」と面食らったがちゃんと色もつきます。むしろ慣れてくると影バージョンも可愛い。
日の光があるところでは黒く、お天道様がなければ明るくなり仕様なり。
朔夜ちゃん可愛い
可愛い
主人公を「主様」と呼び、「型にハメてくださいませ」と言われた瞬間に心の琴線鷲掴みにされました。高い画力で迫力あるアクションと映える女の子の可愛さ。シリアスとコメディとサービスシーンのバランスなど良い感じ。その中でも特筆すべきは朔夜の一挙手一投足なり。
神様のような存在ですが見た目はどう見ても幼女です。なんのかんので頭をナデナデするシーンなどお子様チックなシーンがあって「ほわわ~ん」となってしまいます。特に袖を引っ張ったりする仕草には保護欲がムクムク沸いてきます。
それでいながら母性が満載なのが素晴らしい。ここぞで守ろうとしたり膝枕してくれたりと甲斐甲斐しいこと。幼女でありながら包容力もあるのです。
つまり、合法的なバブみを感じさせるヒロインなり。こんな子と一つ屋根の下で暮らすんですからもう期待しかありません。実際1巻だけでもスーパープレイを連発しています。
尽くしちゃうぞヒロインの最高峰
湯あみでしたらお背中お流しいたします♪
はい!可愛い!
お風呂に入ろうとすれば「お背中お流しいたします」ときたもんだ。他にも随所に主人公のお世話をしようとしてくれます。いやもうね、めちゃくそ可愛い。
昔から朔夜ちゃんのような「尽くしちゃうぞ系ヒロイン」にホント弱いんですよ。ツボなんですよ。朔夜の言動を見ていたら、自分の中の奥底に眠っていた尽くされたい願望に火が付いちゃいました。尽くしちゃう系ヒロインの最高峰だ。
明るいバージョンと影バージョンといい。幼女のような言動を取ったかと思えば母性満載だったり。可愛くてお淑やかで明るい性格なんだけど、したたかさも兼ね備えていたり。愛玩っぷりに定評のある二種類の動物、猫のしたたかさと、犬の一途さを併せ持つ究極ヒロイン。それが朔夜ちゃん。
見た目も性格も言動にもギャップ萌えを最大限に発揮してくる。
鏃さんもなかなか
お尻を叩かれるのに定評のある鏃さん
おっと!『影繰姫譚』は朔夜ちゃんだけでないぜ!もう一人のヒロイン(?)鏃さんも侮れん。もともとクラスメイトの委員長でしたが、実は忍者一門の棟梁。「乳デカ残念忍者」と朔夜から呼ばれるようにデカイです。ポンコツです。
この漫画の読者サービスを一身に背負って裸体を見せてくれます。胸と尻こそ彼女の全てといっても過言でないが、朔夜に尻を叩かれて喜んでる(?)ところが一番すごかった。それが様式美になってるのもすごい。
あえて言おう。「影繰姫譚とは、朔夜に尻を叩かれて歓びを感じる鏃さんを愛でる作品」であると!それぐらい素晴らしかった。絵良し。ヒロイン良し。設定良し。サービス良し。お約束良し。掴みはバッチリ。今後のバトル展開も、朔夜ちゃんの可愛さも、鏃さんのHENTAIっぷりも楽しみです。まる。
コメント