『Dr.STONE』Z=101:TREASURE BOX
何で100物語を聞かせるだけでこんなに扇情的なんですかね…(笑顔)。
『Dr.STONE』はコハクを通してワキだ太ももだ鼠径部といった魅力を余すことなく少年たちへ教授してますが、ここであえてルリ姉の唇をピックアップするとは恐れ入った。素晴らしい。
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Z=101:TREASURE BOX
さて、2手に分かれて航海チームはそのまま南米へ向かうかと思いきや…。
その前に千空父・百夜たちが残した宝箱を取りに行くようです。「プラチナ」さえあれば人類石化を丸ごと救い出せるそうな。
人類丸ごと救える
ダンバー数
人間の脳が群れで『お互いに覚えられる人数』は150人
グループが機能できる上限人数ねこれ
へぇー。
今までじゃんじゃん石化人間を復活させなかったのは「復活液」が足りないだけかと思いきや、きちんと計算していたのか。唸るね。後から判明して「そういうことだったのか…」って面白さが心地よいのがこの漫画やね。
んで、今回は「衝撃&どういうこと?」の極み。
石神村名簿で名前が一人だけ書かれなかった男がピックアップされたからなり。
名無しの男・ソユーズ
名無しの男
幼いことに一人生きて浜辺に流れ着いたのを、不憫におもった村人つまりオレの里親が自分の子と嘘をついて育てたんだ。本当の名は石神村では浮きすぎるから、ずっと名無しで生きてきた
うおおおおお!
ここで名簿に名前が無かった男が登場かよ。
一人だけ名前が無かったのでいかにも怪しそうな人物でしたが、きちんとした理由があったか。生まれは石神村でなく、故郷は向かう先の宝島。本名「ソユーズ」。幼いころに流れ着いたそうな。
描写では流れ着いた時のシーン赤ん坊にしか見えんのですが、自分の本名や故郷を案内できる(過ごした記憶あるんだよね)ってどういうことだろ?赤ん坊に見えるだけで3~5歳ぐらいだったのかな。
また気になるのは、「一人生きて浜辺に流れ着いた」ってとこ。
何かあったのでしょうか。航海でもして難破とかしたのか。ソユーズくんの壮大そうな幼少期が気になります。それにしても、「宝島は今、無人島じゃねぇ…!」はぐう熱いな。石神村以外にも人類は存在する!
宝島の人達を考える
生きてる人がいるとすれば
石神村以外で生きてる人がいるとすれば、考えられる可能性は3つあるかな。1つは千空のように偶然硝酸を浴びて復活した石化した人類。そして、以前に描写された大昔に石神村から追放された犯罪者(の末裔?)か、百夜達の過去編で日本本土へ向かった創始者の内の2人の子孫。
1、千空と同じく硝酸浴び続け復活した石化人
2、大昔に石神村から追放された犯罪者
3、始祖の内の2人の子孫
4、その他
もうナレーションなどで「全人類石化」と明言されてるので、石化しなかった人はいない。現状で考えられるのはこのどれか。具体的に「3」がまずあり得そうで可能性高いでしょう。
てか、他はなかなか考えられない。なんたって本名「ソユーズ」ですからね。宇宙船の名前です。鉱物の名前を付けられる石神村系譜や、石化してた現代人が復活したではあり得なさそうである。
ヤコフとダニヤの子孫(?)
45話
ロシア人で元々夫婦だった創始者のヤコフとダニヤ。
過去編で全人類石化から3年後の描写では2人(もっといるかも?)の子供を作ってる様子が描かれてました。カセキにはヤコフの子孫なのは間違いない。で、コニーが肺炎におかされたのを見かねて、子供達を残して抗生物質を手に入れる為に離島から日本本島を目指してました。
ヤコフとダニヤのその後がどうなったかは特に描かれてません。少なくとも百夜は肺炎で次々と始祖の仲間が亡くなり、最後の1人になっていましたが、ヤコフとダニヤの姿は確認できません。墓もない。
おそらく、2人は抗生物質をGETする為に旅立ち戻って来なかったのでしょう。
こいつらの「その後」が繋がりそうな予感。日本本土にたどり着けたかは定かでないが、亡くなった描写もないので、どこぞで子を作って石神村とは別の始祖になった可能性が微レ存。
石神村の代々が「百物語」その1で日本本島を目指して徐々に引っ越したの逆パターンで、最初の離島を目指してたどり着いた子孫かなって。それなら鉱物の名でなく宇宙船の名前だったこと、3700年経過して創始者6人が最初に過ごした島にいるのも納得ではある。
がしかし!
この説(ヤコフ&ダニヤがもう一つ創始者として子孫残した)だと血が濃すぎるんだよなぁ。ただ、創始者とその2代目が過ごした島で石神村と別系統の名を付けられ、宇宙船の名を受け継ぐのはヤコフとダニヤしか思い浮かばん。
その他「現実的な案件」
宇宙船の名「ソユーズ」
名無しの男が「ソユーズ」って宇宙船の名だったなら、百夜たち6人の創始者の関係者(子孫)なのは間違いない。可能性高そうなのはヤコフ&ダニヤが日本本島目指すも帰ってこれず子孫を残したであるが、もっと現実的なのはアレだね。
百夜達「第一世代」の子「第二世代」を2つに分けただ。
石神村の人々は「百物語その1」に従って、離島から日本本島へ引っ越したわけじゃないですか。それを1つのグループとして、最初の離島へ残した「第二世代」で2つ目のグループもいたかも?
「第二世代」の子達が何人いたか分からんが、こっちのが現実的かも。日本本島目指すグループ(現在の石神村)と、あえて離島に残すグループの2つに分けていたと。
そんなわけで「ソユーズ」って宇宙船の名を受け継ぐ名無しだった男は、創始者6人に連なるのは確実。石神村と別でグループ作ってるのは考えられるのは2つ(最終案)。
1、抗生物質取りに行ったヤコフ&ダニヤの子孫
2、百夜達の子孫を2つのグループに分けた(離島残る派と本島目指す派)
こんな感じかな。それとも別の線もある?
なんにしても他に人類が生きてるって明かされめがっさ盛り上がってきました。まる。
コメント
20話で出てくる「大昔に村から追放された犯罪者」っていうセリフがありますよね。どんなタイミングかは不明ですが、少なくても石神村から誰かが出ていることは確か。
「ソユーズ」につながるとは直接的には言いづらいけど、可能性の一つとして挙げてみます。
島を離れたタイミングがいつかわからないので、3000年の間のどこかで、ある程度の人数になった時に、半数?が墓ごと移動したってことか。それか、航路は開拓されてて徐々に移動してったか。なんにせよ全滅を防ぐために全員では移動しなかったってことなんだよな。
残留組の宝島での食糧問題がとても気になるけど。魚だけってことだよな。それとも島はかなり広いのか?
あとは、ソユーズがなぜ海を渡ってきたか。もしかしたら宝島全滅してて最後の生き残りパターンもあるのでは?ドラゴンボールの神様みたいに。一人生きて村に流れ着いたってのが気になる言葉。
それか、ある時代までは宝島と石神村は交流があったが、途切れてしまったとか。島側では石神村の存在は言い伝えられていたから使者として出たが1人しか生き残らなかったとか。
うーん、ストーンウォーズ終わってから、盛り上がりが止まらなすぎてたまんねえな。
まさかワンピースになるとは思わなかったな
宇宙帰還組がいた時点で「全人類石化」ではないですよね。
(ヤマカムさんも以前言及してませんでしたっけ?)
あと、作品の根幹を否定することになってしまうし、フィクションに難癖つけるなって話ですけど、千空パパ達はなんで偏った知識しか残さなかったのか。特に農耕関係。
3700年もあれば石神村の住人の中でも新しい「何か」を成し遂げる人が出てくるはずなのに(現実の人類史もそうですよね)、全てが千空待ちになっているのがなんかなぁと。