『葬送のフリーレン』第50話:シュピーゲル
メガネ君(ラント)とユーベルが着々とフラグを立ててる(ように見える)。ユーベルは最初こそ無法者のようにぶち殺しまくるハンターにおけるヒソカのようなキャラかと思われましたけど、話が進むにつれて印象が大分変わりましたね。
ヴィアベルも極力殺さないことに拘る音は良いやつだった。リヒターも。試験受けてる魔法使いは最初はエグい奴に見せて実はみんな良いやつかもね。あ、少なくともひとり異質なのがいたわ。
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第50話「シュピーゲル」感想・考察
試験に残ってるヤバそうなメトーデさん
描写だけ見るとユーベルよりもグラマーなメトーデさんの方がよっぽどヤバイです。
一次試験はぶっ倒して(たぶん殺した)シュティレを奪い取り、二次試験の手紙を持ってきてた鳥をぶち殺していました。なにこのとりあえず絶対殺すマン。残虐超人並に情け容赦がありません。
一次試験で第1パーティの仲間だったトーンはぺしゃんこになり、レンゲちゃんも早々に脱落してしまった。第1パーティはメトーデさんだけが重要人物の様子。今後の試験の動きが気になりますね。
二次試験は目立たないで終わりそうなので最終である三次試験で残虐っぷりが明かされそう。
零落の王墓
現在攻略中のダンジョン「零落の王墓」。これは48話で統一王朝に作られたものと言われていました。
統一王長期の迷宮のようだな。この時代の迷宮は入り口が複数あるが、どれも最深部に通じている。(48話)
統一王長期っていつだろう?ざっくりとここ数百年ぐらいの時代だと勝手に思っていました。なぜなら約1000年前のフランメが実在人物かも不明なおとぎ話のレベルなので、統一王朝としっかり歴史に残ってるから。
しかし迷宮「零落の王墓」はもっと壮大な歴史があるっぽいことが判明しました。
神話時代の魔物が主
私達はあの迷宮の主を〝水鏡の悪魔(シュピーゲル) 〟と呼んでいる。賢者エーヴィヒの英雄譚に出てくる神話時代の魔物だ。
し、神話時代の魔物だってー!?
いやまあ神話時代から生きてるのかどうかは知りませんけど。しかも賢者エーヴィヒの英雄譚に出てくるそうな。いきなりすごい歴史のスケールになったものです。え?「統一王長期=神話時代」って事なのかな。よく分からなくなってきた。
とりあえず意味深ワードがガンガン出てきましたね。
賢者エーヴィヒ
2話
2話でハイターのもとを訪れたフリーレンは賢者エーヴィヒの魔導書解読を頼まれます。死者の蘇生や不死の魔法が記されてるかも…と言われていました。実際に解読したところそのような魔法は掲載されていませんでした(何が記されたかは不明)。
今回のゲナウの言い回しからすると、この賢者エーヴィヒが神話時代の英雄であることが伺えます。神話時代なんてガチのマジでおとぎ話っぽかったのに、きちんとした歴史的なモノが残ってるとは驚いた。
・墓所が残ってる
・魔導書も現存
・絵を使った暗号
・英雄だった
神話時代の(と思われる)賢者エーヴィヒには墓も魔導書も英雄譚も現在に伝わってるとは驚きですね。クラフトは偉業も名前も一切伝わってない石像だけなのに…。神話時代はかなり色々と残されてるし伝わっている。
- 「クラフトの偉業」=何も伝わってない
- 1000年前のフランメ=おとぎ話扱い
- 神話時代=色々と残され伝わってる
神話時代
せっかいなので現在明かされてる神話時代について整理しときましょう。賢者エーヴィヒが神話時代の人物なのでぼんやり見える部分もある。
2話
神話時代はフリーレンの生きた年齢(1000年以上)よりも昔である。賢者エーヴィヒの魔導書を「絵を使った暗号でしょ?」「この時代の人はこういうの好きだね」と時代が違うことを述べてます。
約1000年前の師匠フランメの手記は文字で書かれてたし、一緒に見てたフェルンも読めてたので文字は今と同じで2話における「この時代の人」では無いことが分かる。神話時代は1000年よりもっともっと昔。
女神について
また24話ではちょろっと神話時代の女神の説明がされてました。
天地創造の女神様は、神話の時代を覗いて、このセカイの長い歴史の中で実際に姿を現したことは一度もない(24話)
神話時代は女神様が唯一この世界に姿を現した時代だそうな。あくまで想像上の描写であるが、女神様の耳はどう見てもエルフであるのも気になるところです。
女神のキャラ描写はすべて統一されてるので見たまんまの姿なのかもしれません。
47話
これだけ見ると女神様もエルフなのでは…?と思うぐらい耳が尖っててエルフと同じです。まあ、エルフと違って翼があるようなので単純に「女神様=エルフ族」とはならないかも。
・「天地創造」「全知全能」
・神話時代に姿を現していた
・エルフと同じ尖った耳
女神様についても謎が多いです。なぜ神話時代にだけ姿を現したのか。地上に降臨して何をしたのかも気になるところ。
神話時代のまとめ
神話時代はこの漫画のキーポイントにもなるかもね。とりあえず分かってるだけで以下のようになる。
- 女神様が姿を現した
- 賢者エーヴィヒが生きた(墓も魔導書も現存)
- 賢者エーヴィヒは英雄譚が伝わってる
- 絵を使った暗号が使われていた
- 魔物・水鏡の悪魔(シュピーゲル)がいた
- フリーレン(1000歳以上)から「この時代」と昔扱い
- 統一王朝期?
まだ情報が少ないので何ともだけどね。流石にフランメやクラフトのような1000年以上前の人物の実在や出来事がほとんど今は残ってない&伝わってないのに比べて、もっと昔だと思われる神話時代は建造物も伝記も残りすぎな気がする…。
もうちょい情報出たら年表を整理し直さなきゃ…。
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コメント
九州にあった倭国の邪馬台国が畿内にあったヤマト王権に滅ぼされてから約100年くらいは謎だけど、その前の倭国は中国の歴史書に載っている様なものじゃない?
それは「当時日本にはまだ文字がなくて中国の記述でしか確認できない」のが主な理由だから、フリーレン世界とは状況が違うと思うけど。
トーンが2次試験で、1次試験と違ってパーティの生存が条件じゃないのに協力なんてできるか、って言っていたのって、1次試験はパーティの生存が条件だったから(メトーデさんに)殺されずに済んだ、と思うような出来事があったということだろうか。