『かぐや様は告らせたい』第220話:四宮かぐやの無理難題「仏の御石の鉢」編⑤
石上ところもちゃんがヤってる疑惑は次の話で無かった事になってたので、てっきりミコちゃんのパパ活疑惑もしれっと無かった事になるギャグ漫画としてのオチに終わるかと思ったら!引っ張ってきたー!パパ活疑惑がより真実味を増したのである。
220話『四宮かぐやの無理難題「仏の御石の鉢」編⑤』感想・考察
小野寺さんの出落ち顔
小野寺さん…(´・ω・`)
ミコちゃんの電話を盗み聞きしてパパ活疑惑がマジっぽく絶望にくれる小野寺さんの顔が切なくも最高でしたわ。
『かぐや様』は千賀投手のお化けフォークぐらいストンと落とすギャップが笑いを誘う。その中でも面白顔芸の落としは声出して笑っちゃうぐらいの破壊力でした。この手の顔芸は主にかぐや様とミコちゃんがドッカンドッカン笑い取ってましたけど、小野寺さんもまた凄い。
小野寺さんの場合、クールビューティーってわけではないもののあまり表情豊かで無い子ってイメージだったのでのっぺりした絶望顔芸は爆発的な笑いを巻き起こします。
フラグが立ってるようにしか見えない件
なんだろう。石上と小野寺さんがフラグ立ってるようにしか見えない。もちろん、小野寺さんは親友のミコちんが心配って友達思いな一面の行動なんでしょう。それでもラブコメ脳を持ってするとフラグがビンビンに立ってる。
ラブコメにはミイラ取りがミイラになる法則がある。友人・姉妹の恋を応援したりぶち壊そうと関わる子は気づいたら惚れてたというお約束です。今のミコちゃんの恋を応援して石上と関わってる小野寺さんはまさにそのポジション。
さらに、友人のデートを追跡する男女というのもお約束のひとつです。ミコちゃんのデート(パパ活)の後つけるってのもフラグが立つ前フリにしか見えない。
さらにだ。別の男に頼めよって言われて「石上にも責任を負ってもらうつもり」とか秘密の共有する男女フラグ立つ法則も当てはまる。大体、今回の作中でも「○○は迷った」と対比させて描かれるのが含みあるよね。
石上は┬─ミコちゃんとくっつくよ(裏主人公&裏ヒロイン派)
├─つばめ先輩とくっつくよ(巨大ハートクッキー派)
├─マキちゃんとくっつくよ(ハーブティー派)
├─小野寺さんとくっつくよ(ラノベ、ミイラ取りがミイラ派) new
├─大仏さんとくっつくよ(お前が「あがけ」よ派)
├─不知火ころもとくっつくよ(昨夜はお楽しみでしたね派)
どんどん小野寺さんとフラグが立った(ような気がした)。
石上にとってのミコちゃん
小野寺さんは助演女優賞を獲得していいぐらい良い仕事をした。健全なパパ活をしてるし、過去の経験を踏まえて他人の恋愛に首を突っ込まない方がいいって石上であるが、そこで「伊井野は他人?」と鋭い指摘。
山が動いた…。
一瞬!だけど閃光のように!よぎったミコちゃんとの日常喧嘩がまたいいね。かけがえのないものであると。石上ははじめて自分にとってミコちゃんは何なんだろうって思考するわけです。これぞ強固なラブコメ展開の「鈍感主人公にとってヒロインの存在は何だ?」問題である。
幼なじみにとってよくあるパターンでもある。腐れ縁でありただの幼なじみから発の恋人行きですよ。「あいつに、あかりはやれねえっ!」か矢島に紹介するかですよ。確かに石上とミコちゃんの紆余曲折は幼なじみに近いものがある。
これは石ミコ本格始動です。同時に小野寺さんにとっても…と深読み(という名の妄想)できる。てか石上が躊躇ってるのを大友京子と見抜いてるのも凄い。
小野寺さんにとって
石上と小野寺さんが対比されて描かれてたじゃないですか。
- 小野寺麗は迷った→過去の失敗と向き合って
- 石上優は迷った→過去の失敗と向き合って
どっちも「かつての自分は」過去の失敗・後悔・蹉跌を向き合って一歩踏み出した。他人ではなく大切な人だから、同じ失敗しても痛い目みてもと行けた。
小野寺さんは過去の失敗を反省して活かすように成長しました。今回も躊躇した。でも石上に教えて巻き込んだ。責任を共有させた。
だからこそ、「石上は他人?」「石上は小野寺さんにとって何だ?」という言葉を投げかけられる説。まあただの妄想ですが。
ワルイイノでなくオトメイイノ
それにしてもミコちんは可愛かった。軽く軽口叩いてからかったワルイイノだったのに、石上の反応が予想外だったことで一変してオトメイイノと化していました。流石は防御力ゼロのミコちゃんだぜ(褒めてる)。
小野寺さんの顔芸も面白可愛かったが、ミコちゃんの顔芸は天下一品ですわ。
また、感情が一番動いてたであろう石上はほとんどモノローグなくてミコちゃんはどういう存在なのか自問自答してましたので、読者が想像しときましょう。パパ活してるの見たら、鼻の奥がツンとなって苦しくなったに違いない。
そもそも、今のミコちん的には石上が妬いたと知ってる状態ですからね。
恋愛頭脳戦としてどう動くか全然読めない。
かぐや様と白銀って2人だけの世界でほぼ完結してた(早坂さんもいたが)のに比べると、1年ズは周囲の人を巻き込んでるからこその面白味もあります。青春群像劇になってる。ラブコメとしての盛り上がりがすごい。
コメント
小野寺さんの行動はミコちゃんを心配していると思うんだけど、石ミコだからこその行動だよね。
大仏さんならこんな事しない。
つーか大仏さん友達辞めたのかなと心配になる…
石上は来週白銀か翼に「友だちの話ですけど…」って相談するのかなw
恋愛相談にはうってつけのあの方がいるじゃないか! ピチチ…ピチチ…
優に裏切られた!!
やっぱり私には…
誰もいない…
今週はかぐや様も推しの子も縦に急激に変化するフォークが決まって、やはり赤坂アカ先生は天才だと思った
石上、遂に気づいちゃったか
最後のページ、石上=裏主人公って書かれてる。
公式が認めたら、もうそれ裏じゃなくて主人公やん。
単行本派じゃないと気づかないかもしれませんが
巻頭キャラ紹介のところで石上とミコは初期の初期から「裏主人公」「裏ヒロイン」と紹介されてますよ
コミックスの登場人物紹介で公式に、主人公、ヒロイン…と登場人物の紹介があるんですよ
ちなみに、ヒロインは、対象F
石上は、裏主人公
知らなかった…
みなさん、よくご存知で
連載が始まった当時は、ああ、かぐや様がヒロインねと思っていた頃もありました。
単行本のキャラ紹介を見るまでは
>>この手の顔芸は主にかぐや様とミコちゃんがドッカンドッカン笑い取ってましたけど
ふぅ〜、良かった、早坂愛ちゃんは、いつも真面目顔で笑顔が美しいキャラですもんね。
石ミコのラブコメ力が急上昇してきてスカウター新型にしないとそろそろ壊れそうや
個人的には小野寺さん回で大満足だった
今いる候補の中では小野寺が個人的に一番好感度高いキャラだなぁ
ひろゆきちゃん懐かしいですわ…
古いネタをありがとうございます
小野寺さんは最終的にウェディングケーキ作らされてそう
それは違う小野寺さんだ…
でもなんだかパティシエール姿の小野寺さん、似合いそう
わいのラブコメ受信機には小野寺さんは反応せんかったな
これがラブコメ脳とラブコメ受信機の違いか
小野寺さん、可愛いよね
石上にとってミコちゃんは、妹的存在、守ってやらなければというお兄ちゃん魂が燃える相手
秋葉原、変わっちゃったよなぁ