『かぐや様は告らせたい』第110話 四宮かぐやについて②
「奉心祭」に向けて盛り上がってる『かぐや様は告らせたい』。
今回はサブタイトルも「奉心祭」の由来も見所満載でしたね。
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第110話「四宮かぐやについて②」
から圭ちゃんが可愛かったですけど、3週間ぶりの本編なのにかぐや様がいない!
深刻なかぐや様不足ですよ
ヤマカムさんはそこんとこどうでした?>コメントより
まあ確かに前回は久々の掲載だったのに「かぐや様お可愛い分」を補充できませんでしたね。それを補って有り余るほど、今回はかぐや様は大変お可愛回でした。久々のかぐや様のとびっきりのお可愛さは五臓六腑に染みるで!
サブタトルからしてええよね。
「四宮かぐやについて②」って。いよいよかぐや様のアレやコレが明かされるのでしょうか…。
「奉心祭」について
奉心祭の由来
文化祭では劇と演目を組み合わせた舞台をやると言ってました。演目は「奉心伝説」で想い人に心臓を捧げた愛の物語であると。その詳細が判明です。
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なんでも1000年前に病で今にも死んでしまいそうなお姫様がいたそうな。彼女の父親が天に祈れば「若者の心臓を火にくべ、その灰を蘿蔔(ダイコン)の汁に溶き飲ませよ」と言われ、ある若者が本当に心臓を捧げたと。怖えーよ!
105話で小等部時代のミコちん回想で「奉心祭」じゃなくて「捧心祭」と書かれてましたけど関係あるのかな。昔と名前が変わったのか、心臓を捧げた「捧心祭」が正式名称だったのか。
そんな由来があって、「奉心祭」ではハートを送るようになったそうです。奉心祭である。
奉心伝説
ハートの贈り物をすと永遠の愛がもたらされる
ロマンティックお可愛い!!
はい来ましたね!ラブコメの定番が!
「〇〇すると永遠の愛」というフレーズは古今東西のラブコメなどで使い古されたネタですが、大抵は実現します。ニセなんちゃらは伝説のもみの木すら効果無しだったけど…。
それにしても、前に柏木さんが彼氏(翼)からハートの贈り物されてるの見て「ださ…」とドン引きしてたけどこのハート型のアクセは有りなのかにゃ。
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1ページ前に「ロマンティック等の夢想的な物には興味ありません」→「ロマンティック――ぅ!!」は草生えるな。つばめ先輩の兄の実例を聞いて(つばめ先輩兄がいたのか)、かぐや様はハートを白銀に送ることを決心。とはいえ素直になれない様子がいちいちお可愛いかったです。
(※ここからコミック派注意!自己責任でお願いします)
まあ、それらはただの序章。
今回のキモはかぐや様が素直に認めてしまったことでしょう。
かぐや様最高すぎる
私は白銀御行が好き
(*ノノ)きゃあああああ!
かぐや様がついにお認めになられましたわ。今まで、早坂さんに「好きなんでしょ?」と聞かれても自分に欠けてるものを持ってるからと恋愛感情ではないと頑なに認めなかったのに!
むしろ自分のモノローグですら恋じゃないって謎の言い訳してましたから。恋する乙女なのに、自分の症状は病気だと本気で思ってましたからね。
「私は別に好きじゃないけど向こうから告ってきたら付き合ってあげてもいいんだからね!」こそがかぐや様のジャスティスでした。それが、もうこれは恋だと好きだと認めてしまったのです。なにこの物凄い発展っぷり!あと一歩進めるか!
白銀は文化祭で告白すると決心してるし、かぐや様は恋だと認めてハートを送ろうとしている。「かぐや様(完)」じゃん!?三学期に趨勢を決する石上を前にして、二学期で天下分け目の決戦を先にやってしまうということでしょうか。
まあ、かぐや様と白銀なら付き合ってからも十分に楽しめるでしょう。むしろ四宮家の面倒くさそうなことや白銀の留学などを考えるとここで勝負を決めるのも面白い。ラブコメは付き合う「まで」が基本だけど、付き合って「から」だって戦えますから。
四宮かぐやについて②
彼はとうの昔に敗北している
おいおい!
ついに語られるのか!白銀とかぐや様の馴れ初めが!
かぐや様がプライドを捨てて好きだと認める中、先に恋を落ちたら負けというルールなら白銀はとうの昔に敗北してたという。サブタイトル「四宮かぐやについて②」です。いよいよかぐや様に付いてたサブタイナンバーシリーズの「②」がきてしまった。次回は「③」か?
今まで、「四宮かぐやについて①」「そして、石上優は目を閉じた① / ② / ③」「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編①」「白銀御行は告らせたい①~③」「伊井野ミコは愛せない①」がありました。
「四宮かぐやについて①」ではかぐや様のお見舞いエピソード。そこで四宮家の教訓のようなものを教えられる過去回想がありました。四宮ならば「人に頼るな」「人から貰うな」「人を愛するな」という凄まじい教訓でした。
だから白銀と一緒にいるのは自分が知ってるものではない。はじめてのことばかりであると。
四宮家の教えにカウンターかます男・白銀
四宮成れば…を全否定する男
四宮成らば
・人に頼るな、成らば使え
・人から貰うな、成らば奪え
・人を愛すな、成らばは無い
人に頼るぐらいなら使え。人から貰うぐらいなら奪え。人を愛してはいけない。こんな教えを受けりゃ死んだ魚の目にもなるわなぁ。そんな「四宮成らば」の教えを正反対に突き進むが白銀です。
頼るし頼られるし、むしろ自分から使われる。雑務すら貰って来て、むしろ与える。文化祭実行委員が当時まわれるようにね。愛に関しては知らんが「四宮成れば」と真逆!これこそかぐや様の恋する乙女の本質でしょう。そういう所ですよ!
コミック16話
今回も白銀による、四宮家の教訓に顔面パンチする行動の「そういう所」を見たかぐや様がめちゃくちゃお可愛かったですね。気取っても恰好つけてるわけでもないのに魅力的だと。
また、ちょっと気になるのは白銀の「そういう所」を見てるかぐや様の手なり。後ろで手を組んだ状態なんですよね。なにかの布石でしょうか…。もしもかぐや様から特攻するならこの手が前に出るのかにゃ?
とうの昔に敗北
引っかかるのは時系列が語られる物語が1年4月、入学式から間もない日ってことでしょう。ここで白銀のほうが先に恋に落ちたのでしょうけど、今のかぐや様と以前のかぐや様はまったく違うからね。
コミック50話
死んだ魚の目した「氷のかぐや姫」時代なり。
いわく「何物も寄せ付けない恐ろしさ」だったそうです。去年の9月9日(白銀の誕生日)が過ぎてもかぐや様は凍ったまんま!てっきり去年の生徒会総会の大立ち回りが解凍イベントだと思ったのに、秀知院の生徒総会は夏休み前でした。
いつかぐや様は人間になった…もとい、おアホになったんだろ。
この時代のかぐや様は白銀とめちゃくちゃ仲が悪くてギスギスしてたというのは藤原さん談です。白銀ですら恐ろしかったと邂逅してるぐらいだから。しかし、今回のナレーションだとそんな「氷のかぐや姫」時代に白銀は恋してたことが判明しました。
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「氷のかぐや姫」時代はめちゃんこ仲悪かったのに、白銀は恋してたってのはビックリですね。やはり8話の白銀視点の思ひ出が関係ありそうだよね。
コミック8話
すでにこの頃に白銀は惚れてたのだろうか。
そっから喧嘩ばっかしてたそうなので、恋しててもぶつかったのか。てか、今更読み返してて気づいたんだけど、白銀って生徒会長になる前の1年時って秀知院の制服着てないんだね。中学の学ランで通ってたのか?
特待生でも制服は支給されなかったことが伺える。1年時の過去でも生徒会長後は秀知院の制服なのでちょっと気になりました。それにしても1年4月で惚れたって何があったんやろ。次回が楽しみすぎる!まる。
コメント
アホかぐや様も好きだけど、氷かぐや様も好きだ!
あの真っ黒な目が溜まらん!
氷が溶けたときのお顔、期待しております。
馴れ初めが慣れ始めと誤字ってるのは誤変換やタイプ抜けではなさそうな。
なれそめですよと一応。
ついに過去編が読めるのかー
久しぶりのかぐや様成分
今回で存分に補給できましたね
いやー、かぐや様のお可愛さがなかった約一ヶ月は本当に無味無臭って感じでしたよ
ついに自分の気持ちを認めたかぐや様が、本当にお可愛かった
次回の過去編も楽しみです