『ワンピース』第868話 KXランチャー
前回(868話)の『ワンピース』でビッグマムの過去と巨人族のいざこざを含め、トットランドを作った事や「同じ目線」の経緯などが判明しました。
なるほどなぁ。ビッグマムの過去編は短いながらも、要点がきちっとまとまっててズシリとボリュームがあったエピソードでした。
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予想通りビッグマムはマザー・カルメルと孤児のお友達を無意識に食べてしまった様子。そのことをビッグマム本人は知らないというのはポイントですかねぇ。
63年前―
マザー・カルメルと子供達の失踪事件
ビッグ・マム本人さえ知らない
ビッグマム本人からしたら、自分で食ってしまったと知らず、いきなり目の前から消えてしまったってことか。
巨人族との確執
ビッグマムが全巨人族から嫌われた原因は「エルバフの村を破壊」と「ヨルルを殺してしまった」の2点だけでなく、決定的となったのはマザー・カルメルたちを食ってしまい、それを見てたエルバフの戦士が報告したからでした。
やがてそれはエルバフ及び、全巨人族の耳に届き
「シャーロット・リンリン」はもはやその名を口にする事もはばかれる程、全巨人族から嫌悪される存在となる
ビッグマムが全ての巨人族から嫌われたのは分かる。
逆に、ビッグマムは巨人族から嫌われてる原因を知らないんですよね。
ヨルルの命を奪った時も「あれ?なにかあったの?滝ひげ様死んだの?」と分かっていなかったし。マザー・カルメルたちを食った事も知らない。ビッグマムサイドにとっては何故か分からないけど一方的に巨人族から嫌われてしまっているって状況でしょうか。
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ビッグマムの「悪魔の実」の能力
マザーがやってた手品!なんで!?おれにもできた!
ビッグマムの「ソルソルの実」の能力はマザー・カルメルを捕食したことで手に入れた事が確定。「悪魔の実」の能力伝達状況も気になるところですけど、最大の疑問はマザー・カルメルを待ち続けてることでしょう。
というのは能力を手に入れて63年も経過し、子供達も能力者わんさかで実を食わせているのにも関わらず、自分がマザー・カルメルと同じ能力を持っていることに疑問はないのだろうか。ひょっとして自分が捕食してしまったと気付いてしまわないのかなぁって。
うすうす気づいてて、知らない振りをしているのか。ガチで理解していないのか。ちょっと気になる。ビッグマムの様子から察するにマジで気付いて無さそうだけど…。
ブルックが「お嬢さん」と呼んだ理由
幼女(萌えない)ビッグマムはシュトロイゼンと共に一気に海賊として名を上げることに。シュトロイゼンはビッグマムの事情を知ってそうって気はしましたが、ビッグマム海賊団を結成する最初の仲間(というか利用する)だったとはね。
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ビッグマムの子供たちが断片的にマザー・カルメルの情報(現在は行方不明、ママの大恩人)を知ってても詳細が不明な理由はそういうことか。美食騎士シュトロイゼンに事情を聞いて、尚且つシュトロイゼン自身も具体的にビッグマムとどういう関係か知らなかったってことでしょうか。
また、以前にブルックがビッグマムを「お嬢さん」と呼んだ理由もわかりました。
死ぬ事を計画に入れるバカがどこにいますかお嬢さん
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てっきり、若かりし頃のビッグマムと面識があるのかと思いましたが、子供の頃に超ヤバイと手配書が出回っていた事を考慮すると、ブルックがルンバー海賊団の現役時代に、ビッグマムの子供の頃の手配書を見て「お嬢さん」となったんだなと。
これどう締めるんだろ
ビッグマムの過去編で改めて、こいつ自身が「悪」ってわけじゃないなぁって。
いや、「善」か「悪」でいえば「悪」でしょうけど。無邪気なクソガキがそのまま育ったというか。むしろシュトロイゼンが導いたというか。
シュトロイゼンは、ドフラミンゴにおけるトレーボルのようなポジションでしょうけど、ドフラと違って生まれながらの「絶対悪」でなく無邪気で素直なクソガキが親に恵まれなかったというか。シュトロイゼンと共にしなきゃ別の形で平等で平和なトットランドを作っていたと思わなくもない。
う~む。
結局のところ、マザー・カルメルもシュトロイゼンも、サンジを正しく(?)導いたゼフのような「親」では無かったという感じかなぁ。
ゼフさん
ビッグマムを売り飛ばそうと、何でも肯定したマザー・カルメル。利用したシュトロイゼン。「それは違うぞ」とぶん殴ってくれる、もとい教えてくれる親がいなかったってのがビッグマムから受ける印象です。
私はビッグマムと和解すると踏んでましたけど、コレどーなるかマジで分からん。ビッグマム過去編読むと、ルフィがぶん殴って「めでたしめでたし」とも違うしなー。
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コメント
ククククの実がすごい言いにくいよね
ゲームでバットバットの実ってあったけど
本編ではウォシュウォシュがウォッシュウォッシュの実ではないように
クッククックの実じゃいけないんだろうな
敵陣の中絶体絶命で、何とか逃げられたとしても絶対許さないだろうし、
その場にいる同盟軍でもジェルマでもどうにもできないのなら、
プリンちゃんが何か奥の手でリンリンを再起不能にでもしなけりゃ
助かる道が思いつかない絶望的な状況。
シュトロイゼンの立ち位置って、よく分かりませんね。出番が少ないのが一番の原因ですけど。
トレーボル達はドフラを悪の権化として育てはしたものの、自分達はあくまでその部下となり「夢を見させてくれ」と、ある種の男のロマンの体現者達でしたが、シュトロイゼンは…どうなのか?
トレーボル達と違って、大幹部のようなポジションではない様子ですが。ってか
「すんごいじゃないかシュトロイゼン!ホメたげるよ」 「勿体なきお言葉!」 幹部ですらないただの部下その1です本当に育ての親かあんた
マム海賊団は子供たちと一般部下達の2本柱体制ですが、一般部下枠でもタマゴ男爵のほうが可愛がられてるような雰囲気
とんでもないパワー馬鹿とはいえ中身は素朴な6歳児を、るろ剣の破軍(甲)の才槌よろしくコントロールして実権を握る気は無かったのか?
黒幕まで行かなくても、副船長とかもっと重要なポジションでもいいはずのマムとの出会い方だと思うんですが。
マム海賊団の総料理長というポジションが、シュトロイゼンの夢なんでしょうか…?
あれだけ食べ物にこだわるんだから総料理長ってかなりの重鎮じゃないか?
マムの知らない自分の記憶………プリンのメモメモの実……繋がりそうな予感です!
ってかマムの不気味さとキチ○イさ。 四皇と呼ばれるに相応しい感じで好きです。
カタクリの眉毛と、シュトレイゼンの眉毛。 シュトレイゼンとマムの息子がカタクリで決定ですね!
この先の展開としては、
・シュトロイゼンが口を滑らす
→ビッグマムがプリンの能力で真実を知る
→ビッグマム自我崩壊
かな
同盟軍の脱出には玉手箱つかうだろうけど
ナチュラルボーンデストロイヤーとはいえ、駄目な事は駄目としっかり叱ってくれる大人がいなかったのがリンリンの不幸ですね。
ビッグマムがプリンちゃんを嫌ってるのは、3つ目が同じ目線にならないからですかね?
プリンちゃんサンジがナミを助けたことにショック(?)を受けてたみたいだから
その気持ちがどのように転ぶのかが鍵みたいな気がします
ビッムマムはどう見ても美人ではないですし
どういう理由で旦那になって子供を作る行為をさせられるのか・・・
助けてやるから種よこせ。ってなるとかーなーり悲惨な
ビッグマムは本当に子供をサイズだけ大きくしたような感じですね
きちんと叱れる親の大切さが身に染みてわかる
親に恵まれなかったってあれでしょ
実の両親やその他育ての親が、幼い内にビッグマムを殺す選択をしなかったっていう点で
親に恵まれなかったって言う意味でしょ?
マザー・カルメルみたいな悪意を持ったキャラの最期が描かれてないのが気になる…かにばり~だから書けなかっただけかもしれないけども。能力がリンリンに移っている以上死んでいるんでしょうが、喰われる直前に何かに魂を移して精神だけ生き残って暗躍してるとかないかな。
過去編のビッグ・マムはおいておいて
いま現在のビッグ・マムは普通に「悪」でしょう
私利私欲のために他人の命すら平然と奪うような人間が「悪」でないなら
「悪」とは何なんです?
成人したら、子供の頃の躾がどうかなんて関係ありませんよ
ブルックの「お嬢さん」は別に子供時代を知ってるとかではないでしょう
単純にはるか年上のブルックお爺ちゃんの前ではビッグマムですら年若い女性になってしまうだけだと思う
幼女ビッグマムに何か既視感を覚えると思ったらアレだ、『MONSTER』の「なまえのないかいぶつ」
丸いフォルムとギザギザの歯のせいかな
バリバリグシャグシャバキバキゴクン思い出してちょっとシャレにならんなと思ったり
プリンのあの一コマ気になるなぁ
ビッグマムは尼崎事件の角田美代子を思い出したな。家族に執着するけど、その実人間を損得感情でしか見られないサイコパス。役に立たなかったり、感情一つで家族だったやつを食いものにするところとか。モデルが角田美代子だとすると、子供は本当の子供じゃないのかも。気に入った他人の子供は養子縁組して歪な家族作り上げてたり。
どう見てもビッグマムが食ったとしか思えない状況で食ったって明記しない辺り、どうにも罠な気がしてしょうがないです。
どうなんでしょうかねぇ
四皇が悪魔の実の伝達条件を知らないなんてありうるかなあー?
ゼブの位置までわかる情報力なのに?(笑)
俺はマムは自分でカルメルを食ったこと、どこかで理解したと思うなあ
落とし所予想
1.サンジを助けたいプリンちゃんがマムの記憶を書き換えてルフィたちへの恨みを忘れさせる。
2.シフォン辺りが実は巨人族から事情を聞かされていて、それをここでマムに教えることで怒りというか意識がそれてルフィ達は逃げる。
3.ジェルマの科学力兵器(遠隔操作)で楽々突破。