『恋は光』(秋★枝)がエンジンかかってきた。ラブがコメってきたのである。
ふむ。最初の頃はいまいち火力が足りないかなと侮っていましたが、物語が進むにつれて着実に胸キュンレベルを上げてきているね。3巻の展開は、なかなかどうして。ハートフルであった。
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「恋の光」が視えてしまう大学生・西条は、恋を探求する女の子・東雲に恋をした──。視えるからこそ切なくて苦しい。今までにないラブストーリーが始まる。
大学生の恋愛模様を描いたのが『恋は光』である。
ニヤリングラブコメなり
とはいえ、一味違うのは主人公の西条は恋する女の子が光って見えるのだ。
ただし、いままでの人生で自分に対して光った(好意を向けた)女の子は皆無。
そんな彼が、ある日の講義で東雲さんという不思議少女に出会い恋をする。
東雲さんは、携帯も持ってなければファッションも古臭い、今風ではない娘である。まずは友達からはじめようと、西条が提案したのは…。
交換日記
交換日記である。…って!昭和かよ!
こうして、交換日記をする事になった西条と東雲さん。
後に、宿木と北代の2人も加わって4人で交換日記をするようになる。
ドキッ!女の子だらけの交換日記である。なるほど、四角関係のハーレムか。
よきかなよきかな。
1巻の表紙にもなっているので、おそらくメインヒロインは東雲さんなんだと思いますが、北代が一番だと思います!
んで、宿木は他人の男を奪い取る略奪愛が好きだし。
なんだこの性悪女…。
好きではないが他人の男を奪う。
そんな宿木とお試しで付き合ってみるということになり、個人的にうへー勘弁してくれって思ったものですが、3巻で宿木がめったくそ可愛くなっていた。
宿木
ド、ドキン…
可愛いじゃないか。
正直、宿木にはまったく心の琴線も触れず、お試しで付き合う展開になった時には心の中でブーイングをしたものです。
しかし、いざ別れるとなった時に宿木は内に秘めた恋する乙女力を発揮して圧倒的可愛さになったのである。その後、髪型を黒髪ロングにした宿木の可愛さったら。
いやはや、まったくそれにしても…。
私は完全に宿木のポテンシャルを侮っていたようだ。
ここまで可愛い乙女に化けるとは。
ラブコメのヒロインを見る目には自信があったのだが、私もまだまだという事か。
過去の自分に言ってやりたい。
お前の目は節穴かって!宿木は可愛いんだって!
それにしても、別れる時になって覚醒するなんて…。
宿木がここまで可愛く覚醒するならば、東雲さんの今後も期待したところである。
いや冷静に考えれば、初期に比べて東雲さんも恋してからどんどん可愛くなってるな。
なるほど。『恋は光』のヒロインは進化する。
話が進めばもっともっと可愛くなるのか。
という事はだよ!
最初から私の心の琴線を鷲掴みにして、最初から超可愛い北代はどーなるんだよ!
考えただけで頬がニヤニヤと緩んでしまう。
3巻、他のヒロイン同様に可愛さが跳ね上がっていました。
うん。やっぱ北代だな。
北代
『恋は光』のキモは北代なり(断言)。
最初っから西条の隣に、まるで男友達のようにいた北代は、1巻4話ではじめて実は西条に恋していたと判明する。
1話冒頭の「センセに対して光ってる女子は?」「皆無なり」のやり取りで失恋してた事が発覚する。えぇー!?って驚くってものですよ。
4話で一気に私の心の琴線を鷲掴みにしてしまった北代。
圧倒的な片想いっぷり。
可愛すぎるでしょ!どう考えても北代と付き合うべきでしょ!
それなのに西条ったら、フラグをスルーどころかバキバキにへし折っちゃうんだもん!
高校時代でもフラグへし折ってるし。
全ても無に返すなんて!お前はFF5のネオエクスデスかっつーの!
いや、そもそも北代はなんで光らないんだよ!
小学校時代から片想いなのにいままで一度も光らなかったっておかしいでしょ。
他のヒロイン2人がピカピカ光ってるのに、なぜに北代だけ光らないのか?
恋をすると光るわけではないの?3巻まで読んで一つの仮説が立った。
なぜ好きでもなかった宿木が西条に対して光り、北代がまったく光らないのか。
なんで光らん
ズバリ、付き合いたいかどうかじゃねーの(たぶん)。
そう考えると色々と納得である。
初期の宿木の東雲さんと北代がいる時だけ略奪しようと光り輝き、別れる間際では別れたくないとキラキラずーっと光ってたし。
東雲さんも「西条さんとお付き合いがしたい」と述べてるし。
対して、北代は今の関係でいいとか言ってるし。
光の正体は、執着心の有無ではないかな。違うかもしれんが。
あと、気になるのは西条の過去だね。
交換日記を「身近な成功例をこれしか知らんのだ」とは…?おそらく、西条は過去に誰かと交換日記をしていた様子が伺えるが。誰だろうか。
宿木と気まずくなり雨で思い出した女性、「死別」で思い浮かべた女性の遺影…誰だってばよ!私、気になります!
それにしても、やっぱり北代の可愛さは頭3つぐらい抜けている。
言葉は武器だとはよく言ったものである。
普段は「せんせ」と茶化して呼んでる北代が、ひとたび苗字で呼ぶだけでアトミックウェポン級の破壊力を生み出している。
「ねぇ西条くん」
あー!可愛いな!こんちくしょー!
苗字呼びをした瞬間はクララが立った時以上の感動が湧き起こりました。
苗字呼び以外でも、次々と見せてくれる可愛い一面。とんでもない破壊力や!
そのどれもが不意打ちの攻撃ですので、ドキン!と心拍数が上がりまくり。
北代の可愛さ力も上がりまくり。北代、恐ろしい子!
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