先日「ワンピース BLUE DEEP」が発売されました。
ONE PIECE BLUE DEEP CHARACTERS WORLD (ジャンプコミックス)
集英社 (2012-03-02)
10年ぶりのキャラ大名鑑で"第0話"も収録。
まだ細かく全部読み切っていませんが、名も知らなかったキャラの名前が判明するのは面白いですね。
その中で特に気になったのは、0巻にもバギーの回想にも登場したロジャー海賊団のグラサンかけた船員。
スコッパー・ギャバン
ロジャーとは長い付き合いで、ロジャーを呼び捨てにしていた男。
名前はスコッパー・ギャバンなんだとか。ゴールド・ロジャー(金)、シルバーズ・レイリー(銀)ときてスコッパー・ギャバン(銅)です。
金銀と続いて銅。
ギャバンがロジャー海賊団のNO3だった可能性は非常に高いですね。本編で登場する日がくるのだろうか。
658話ビスケットルーム
で、今週の「ワンピース」(658話)。
もう扉絵から衝撃ですよ。世界の甲板からvol.40は「さまようスリラーバーク 見つけたクマシー」ではペローナがクマシー(の抜け殻)と2年ぶりの再会を果たしていました。
クマシーと2年ぶりの再会
やはり2年経過したペローナの可愛さは半端がない。ペロペロ(^ω^)
なんて心底嬉しそうな笑顔なのか。
ペローナのこんな表情見た事がありませんよ。
まるで生き別れの恋人に再会したようである。
僕の脳内ではペローナたんは既にゾロとカップリングが出来上がっていたんですが、このクマシーの抜け殻と再開したペローナたんの表情を見て確信しました。ペローナたんが本当に愛したのはクマシーである、と。
愛くるしいツギハギぬいぐるみゾンビのクマシーは声が低い為に、喋るとペローナに怒られていました。
理不尽に怒ったりして、クマシーを可愛がっているのかどうか分かりませんでしたが、クマシーがウソップに浄化されてしまった時は心の底から怒っていたのは印象的。
クマシーが浄化され
「てめェ、よくも私のクマシーを!!」
なんのかんのでクマシーが大切であった事が伺えます。
そして、2年後にシャボンディで再登場した時は小さいクマシーのぬいぐるみを抱いていました。
小さいクマシーのぬいぐるみを抱くペローナたん
わざわざクマシーのぬいぐるみを作ったのでしょうか。
なんて可愛らしいんだ。
そんな少女のような一面を見せたペローナたん(実年齢不詳)。
いかにペローナたんにとってクマシーが大切だったことか。
そんなわけで、今回の扉絵のクマシーとの再会にはグッときてしまいました。
ならば気になるのは、クマシーの中に入っていた影の持ち主。
モリアのゾンビ達は影の持ち主の人格が強く影響するのはご存じの通り。
クマシーは動物(アニマル)ゾンビの隊長でありその機敏な動きと腕力から、影の持ち主自体も相当な実力者である事が伺えます。
この広い海のどこかにクマシーの中に入ってた影の持ち主がいるんでしょうか。
いつかペローナたんと運命的な出会いをするんだろうか。やっべー、ちょっとラブコメ的には美味しい。まあ、ペローナたんはクマシーの見た目しか好きじゃなかったんだろうけど。
んで本編。
謎が謎を呼びまくるパンクハザード島。
種族問わず様々な子供が実験の為に捕まっているのでしょうか。
ナミ達を見て「"氷った人達"!?逃げて来たの?」と問いかけられます。
のっけから、さらに謎が謎を呼ぶってものです。"氷った人達"って誰だよ!よく分かりませんが、この施設は氷った人達も捕まっている(?)ようです。
「モモの助という子を知らぬか?男子でござる」と生首が喋り出すから子供たちは大パニック。
そして子供たちは「助けて!」「ぼく達もう病気は治ったよ」「おうちに帰りたいよー!ねえ助けて」と言い出すではありませんか。
サムライの息子・モモの助も連れ去られたらしいけど、この施設は世界中から子供を攫って子供たちには病気と説明して何かの実験をしているのだろうか。
助けを乞う子供たちに突き動かされるは僕らのナミさんである。
ナミ
「子供に泣いて助けてって言われたら!」
「もう背中向けられないじゃないっ!!」
ナミ△□×(ナミさんかっけー死角無し)
ナミだからこそ、子供たちの「助けて」の声んがズシッときたんでしょうね。
ナミといえば、幼少の頃からアーロン一味に捕まり、ただひたすら海図を描かされ、回りに「助けて」と言えずに歯を食いしばりながらココヤシ村を買う為にお金を貯め続けたという過去がありました。
とはいえ、最初から我慢して「助けて」と言わなかったわけでもなく…。
最初にアーロン達に掴まった時は思わず「助けて」と叫んだものの、その結果は見るも無残な地獄絵図になってしまいました。
幼女時代に「助けて」と叫んだら
「…もういいよ!やっぱりいいよ!助けなくていいから」
子供のナミが泣い助けてって言ったから、ココヤシ村の人々は勝てないと知っていてもアーロン一味に立ち向かって行った。
子供に泣いて「助けて」って言われたら、もう背中は向けられません。勝算0と知りながらアーロン一味に特攻したココヤシ村の住民達に胸が熱くなるな。
そんな過去があるからこそ、理由も無いし、本当に病院かもしれないし、何の事情も分からない子供立だろうと…子供に泣いて助けてって言われたら助けない訳にはいかないナミ。胸熱ですよ。
ナミにグッとくる中で、ついに「M(マスター)」と呼ばれる者が登場。
M(マスター)
なんぞこいつ。
自然系(ロギア)悪魔の実の能力者なのでしょうか。
「水」とか「霧」とか…。
よく分かりませんが実体が掴めません。
ベカパンクを「あいつ」とか「忌々しい」と言うあたりベカパンクのライバル的な科学者なようですが。
海軍を何としても追い払え、殺すと足が付いて厄介だと述べる辺り、政府の直轄の研究施設というわけでなく、隠れて何かの実験を行っている感じです。
M(マスター)とは一体全体何者なのでしょうか。
また、パンクハザード島は以前にメールで指摘された通り、赤犬VS青雉が決闘した場所である、ベガパンクの実験失敗の跡地であるようです。
パンクハザード島
「赤犬と青雉はこのパンクハザードを決闘の場に選んだ」
「天候を変えりまうほどの"大ゲンカ"の舞台に…」
天候を変える程の大ゲンカとか普通に災害レベルじゃないですか。
ロギアの実力者同士の闘いは本当に半端ないな。
以前に赤シャンクスとニューゲートが剣を交じ合わせれば空が割れてたし…。
黒ひげVSエースが行われたバナロ島も相当な被害がありそうだけど、今はどうなってるんだろか。何にしても様々な勢力が入り乱れ、ますます目が離せなくなってきました。
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