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福島鉄平新連載『ボクらは魔法少年』がカルマ全開過ぎる件!

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『ボクらは魔法少年』(福島鉄平)

少年は可愛いと強くなる。渾身の魔法少年物語!

新連載『ボクらは魔法少年』

福島鉄平先生を覚えてますか?10年ほど前に週刊少年ジャンプで『サムライうさぎ (AA)』を連載していた作者さんです。当時、多数の漫画感想サイトなどで絶賛されるなど私も大好きな作品でした。15歳同士の若夫婦の生活、下級武士の視点の江戸時代…と見どころ満載。

がしかし!いかんせんマッタリゆったり系などジャンプでアンケート取れるはずもなく途中からバトル展開をやり出してそのまま打ち切られてしまいました。掲載誌を間違えたとしか言いようのない不遇な作品だったのである。

そんな福島鉄平先生は、読み切りを何本か発表する中で徐々に少年誌でなく青年誌で作品を発表するようになります。個人的にそれは正解だったと思う。珠玉の短編を出していく読み切り作家として評価されるようになります。

福島鉄平先生の珠玉の読み切り

福島鉄平短編集 アマリリス (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)福島鉄平短編集 スイミング (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)こども・おとな (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

いわゆる意識高い系であり、キャラの複雑な内面に切り込んだ作品が多くなっていきます。繊細な心情を描くことに定評があると言っても過言ではない。複雑で、痛く、切なく、刺さる、けれど温かみのある心の変化を叙情的に紡ぐのです。

福島鉄平先生の独自の世界観は青年誌でより光るようになるのでした。特に今なお氏の代表作といえる『アママリス』はセンシティブな描写が凄まじい衝撃的な傑作の読み切りである。

親に捨てられた11歳の少年ジャン。借金返済のため「へんたいのおじさん」に売られてしまい。女装しておとなのお店で働くようになるも、昔サッカークラブで一緒だった少年ポールと出会い遊ぶようになり、自分を汚いものと認識するジャンの心情が刺さる。オチも含めて考えさせられる名作(問題作?)です。

特徴的なのは福島鉄平先生は心の機微を得意とするものの肝心なところは描かない。つまり「なんでそんなことをしたのか?」分からない。そこは読者の想像に任せる。例えば、この前のヤンジャン8号に掲載された読み切りである。

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『オルガとイリ』(YJ8号読切)

橋の下で暮らす男の子と女の子の話。男の子の大切な指輪を女の子が勝手に売ってしまい、その夜は毛布を独り占めしてしまうも、結局毛布に入れてあげる(元々ここで暮らしてたのは少年で少女は後から勝手に暮らしだした)。この辺りの心情は一切描かず、表情や仕草で内面を描くのが上手い。

心情を全部説明するわけでなく、想像させるとこを含めて若者の内面を深く切り込んでくる福島鉄平先生。まさに青年誌で真価を発揮してると言えますね。そして、近年の福島先生は堂々と自分の性癖をさらけ出すようになったのである。

小さい男の子が好きだと。

男の子に女装させるのはもっと好きだと。

紙面からバンバン伝わってきます。はい。

なぜ男の子を女装させるのかについては『アママリス』の借金取りが作者の本音を代弁してくれています。

なぜ小さい男の子に女装させるのか?

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『アママリス』

「…なんで女の子の服なんか着せるの?」

「?」「恥ずかしいだろ?

「うん」

だからだよ

25

変態だ――!!!!!

いやぁ~、福島鉄平先生は本当にショタコンで女装が大好きなんですねぇ(しみじみと)。小さな男の子が好き、女装させるのが好き、なぜなら恥ずかしいから。最高ですね。

そんな福島先生が自身が描いたい性癖全部乗せなのがヤンジャン13号から月イチ連載としてはじまったのが『ボクらは魔法少年』なのです。福島先生のカルマ全開ですね。

『ボクらは魔法少年』

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なんだよこのカッコ!!!

全力投球だー!!!

主人公は小田桐カイトくん。11歳。正義感が強く上級生だろうと間違ってることにはNOといえる半ズボンが似合うガキ大将です。そんなカイトくんは「街の平和を守る正義の味方になってみない?」と転校生に誘われるのでした。

カイトくんが思い浮かべる正義の味方は男子が憧れるヒーロー像。テレビで見るような正義の味方になれると思い二つ返事で「なる!」「なりたい!」と答えたらあら不思議。スカートがヒラヒラでリボン付きの魔法少女ならぬ…魔法少年になってしまうのでした。

某魔法少女作品の白いアレことキュゥべえもビックリの詐欺ですね。こうして「ときめき♥ピンク」になってしまったカイトくん。最初は嫌々「ときめき♥ピンク」をやってましたが、気づいてしまうのでした。

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すっげ…カワ…(イイ)

魔法少年は自分に大いなる誇り「オトメチック」でパワーが増大するシステム。まあ、簡単にいえば自分のことを可愛いって思うかどうか。ですので、カイトくんは力が発揮できませんでした。

しかし、水辺に映った自分の姿を見て想像してたよりもずっと可愛くて「オトメチック」に目覚めます。水に映る姿で自身の美しさに気づく。つまり、『ボクらは魔法少年』は実質バーフバリなんですね。

そんなわけで嫌がってたカイトくんも、進んで「ときめき♥ピンク」となることを決めるのでした。可愛いは正義です。

うむ。、1話を読んだ印象はとても健全な魔法少年でしたね。半ズボンの似合う11歳男子がスカートヒラヒラさせて魔法少年は可愛いって認め正義の味方になる(健全か?)。

とはいえ、作者は福島鉄平先生です。ゆめゆめ油断はできません。

いや、むしろ期待していると言っていい。

こんな可愛い男の子が可愛い服着て可愛い魔法少年として頑張るだけの健全(?)作品になるだろうかと。性癖全開なもののおとなしいからね。『まどか☆マギカ』の3話以降みたい「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」となってしまうのではなかと踏んでます。

福島先生は「ショタ+女装」に加えてドSの側面もありますし。まあ、可愛いは正義なのでこのまま健全(?)でもええけど。

なんにしても『ボクらは魔法少年』は期待大です!

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コメント

  1.   より:

    >「恥ずかしいだろ?」 「うん」 「だからだよ」

    ショタっ子が女装しているのが良いのではない。女装させられて恥ずかしがってるのが良いのだ! 的な
    いやショタっ子が女装してるだけでも十分良いんですがね
    これでストーリーがシリアスになると女装やら羞恥やらがどっか行っちゃうのでそれはそれで寂しいというか難しい所ですね

    • yamakamu より:

      まあ確かにショタっ子が女装してるだけ十分可愛いのでこのままでも問題ないです。はい。

  2. 匿名 より:

    最初のカラーページの泣き顔が良かった。自分の可愛さを自覚してしまったのでもう見られないかもしれない…残念。
    あと、コスチュームがおもいっきり女の子なのに魔法少年と言い切るの好き。

    • yamakamu より:

      羞恥心は絶対に必要だと思うので少し寂しくもありますね。
      古の戦士の服です!

  3. 匿名 より:

    偏見を承知で書かせて頂きますが、この絵柄で青年誌に掲載されるとは、時代が変わったと言わざるを得ません

    • yamakamu より:

      前にヤンジャンはプリマックスって女装して踊るアイドルやってた土壌がありますし…

  4. 名無し より:

    石田敦子先生の「魔法少年マジョーリアン」を思い出しました

    • yamakamu より:

      懐かしいですね。
      でもあれは身体が女に変身したので、少年のまま女装するとはまた違いますね。

  5. 匿名 より:

    二ノ瀬泰徳先生の絵柄でやってくれればなあ