『Dr.STONE』Z=103 絶望と希望の光
な に こ れ ?
最近の『Dr.STONE』は良い意味でヤバイです。いや、前から面白かったんだけど第三部「Dr.STONE」になってからは「面白れぇー!」を超え「めちゃくそ超面白れぇー!!!!!!!」と叫びたくなるレベル。
とにかく続きどうなんだ!の一言です。
すごい「引き」を使うな…。
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Z=103「絶望と希望の光」
ソユーズの故郷である「宝島」。ここは百夜達最初の5人が暮らした島でもある。ソユーズ達と石神村の人々は先祖を同じとする遠い親戚でした。百夜達の子孫で、百物語に従って日本本島を目指したのが石神村の先祖。そして島に残ったのがソユーズ達の先祖。
百夜達の子孫は2つのグループになってたんですねぇ。
もしかしたら石神村とは別に日本本島へたどり着いたグループもいるかも。なんたって3700年の歴史がありますしからね。で、宝島に到着すれば驚愕展開の連続です。
謎が謎を呼ぶ石化
船にいる者たちが石化
な に こ れ ?
宝人へ偵察隊として上陸組(千空、コハク、ソユーズ、ゲン)と船に残る組(龍水、大樹、銀狼、クロム、フランソワ等)で一旦別れたのですが、船に残った人達は石化してしまいました。
島へ上陸組は無事。居残り組でもスイカは龍水に遠くへ蹴られて無事。描写がないので銀狼も海へ潜っていたから無事なのか石化してるか分からん?その他、甲板に出てない船員(いるか知らんけど)も石化してるか不明。
とりあえず「なにこれ?」以外の言葉が出ないわ。すっげー事になったな。ある意味、これ物語の最大の謎「人類石化」の根底じゃん。第三部「Dr.STONE」は南米へ冒険する話かと思ったら、こんな近くに核心部分(?)があったなんて恐れ入った。
3700年前の光線と同じなの?
1話
コハクは「船の方で何か光ったような気がした」と述べてるので、3700年前と同じく人を石にする光線を放ったと思われる。ただし、3700年前は地球上にいた人間は全員石化している。逃れたのは宇宙に行ってた百夜達のみ(と思われ)。
3700年前の光線に比べれば随分と範囲が小さいというか…。
船だけを狙って石化させる光線を放っている(?)というのが気になる。
何の目的かは知らんし、ひょっとしたら石化させることは人類を救う為かもしれないが、邪魔な人間いるならまた地球全土に2発目ぶっ放せばいいのに…。宝島の謎の人(?)は3700年前と同じ規模の光線が使えないのか、撃ったら自分達も石化するのか。
そもそも誰だよコイツ(ら)
謎の視線を送るヤツ
宝人から龍水たち甲板を見守る影。この直後に船上にいる者達は石化していたので、犯人はこの影でほぼ間違いないでしょう。で、この謎の人物(そもそも人間なのかも分からん)は、ソユーズと同じように、百夜たちを始祖として石神村と枝分かれした子孫なのかといえばノーかな。
だって、石神村の文明レベルを見ればねぇ。百夜だって子孫が原始的な生活を送ることを見越して「百物語」を残したわけです。人を石化させる光線を作れるようになったりすることはほぼ無いでしょう。つまり、この石化光線人物はソユーズの同胞ではない(と思う)。
もちろん、なんか人を石化させる光線武器(?)を拾ったソユーズ同胞の可能性もゼロではありませんが…。
本来の「宝島」住民
大量の石像
羽京も疑問に思っていましたが、3700年前は無人島だった「宝島」。
3700年前の石化光線を浴びる人なんてゼロである。なのに沢山の石化した人達が海にいる。
百夜たちが始祖となり子孫が増えて、日本本島へ旅立った石神村のグループと、島に残ったグループがいるわけですので、この大量石像は本来の「宝島」住民と見るべきかなぁ。海に投棄されてるのは石化させられ捨てられたのだろうか…。
またソユーズが石神村の近くの浜辺に流れ着いたというのも意味深だ。いやだって、幼い子供が一人で海を渡るなんてあり得ないでしょう。船で宝島の多数が航海し、難破してしまった結果、運よくソユーズだけが浜辺へ流れて拾われたってのが自然です。
ソユーズが幼い時、「宝島」の人達は海へ出た人が多数いた。2つ考えられる。石神村の先祖が日本本島を目指し宝島から旅立ったのと同じく「百物語」に従ってソユーズ幼少期に海へ出る人達がいた。もう一つは、「宝島」を脱出せざるを得なかったである。
本来、ソユーズの同胞である「宝島」の住民(百夜達の子孫で石神村の遠い親戚)は、みんなナニカに石化させられたのではと思ってしまう。ナニカ(人なの宇宙人なの?)に島を乗っ取られているんじゃないかなーって。後者だと色々と繋がりそうでもある。いや分かんないけど。
現在「宝島」ナニカに乗っ取っとられた説
本来の「宝島」住民だと思われ
少なくとも銀狼が海中で発見した石像は大多数が驚いていたり、石化した相手(犯人)に手を伸ばしてたりしている。今回受けた石化光線(?)と同じく3700年前の大規模なものでなく、狭い範囲で犯人が目の前にいて石化させられた後に見える。
3700年前の人類石化事件だと、外で光を見た者以外の大多数は日常生活送って石化しちゃったみたいな固められ方だったからね。自然な恰好というか。対して、海にある石像(本来の「宝島」住民?)は驚いてるのか絶望的な目をしてるのが気になるまん。
まるで、目の前で拳銃を突き付けられてヤられてしまう人のようである。「助けてくれー!」とか、犯人相手に何か行動(反撃?)しようとしてるというか。口開けて驚いてるんだか絶望してるんだか。武器って見えるものを突き付けられたのか、対象が人の姿でないとか思ったり思わなかったり。
あと、特筆すべきは甲板の人の行動(事後)だよね。
なにがあったってこの格好なんだ?
石化させられた甲板上の人たちはかなりあり得ない行動してるよね。龍水は視線を感じた後に「誰だ貴様は」と完全に明確に敵意を向けているのが私気になります。あのシルエット人物を見て容姿だけで判断したのか。
石化光線(?)を浴びるまでに、龍水はスイカを蹴っ飛ばして逃したり、クロムは影がいたガケの方を向いて手を伸ばしている(これは海底石像と同じポーズでもある)。大樹はスイカを蹴った龍水に反応してるのかな。うーん、気になること満載。
視線を感じて光っただけではあり得ないような気もする(石化光線?のスピード次第だが)。3700年前の光線は遥か遠くで謎の光があったから大樹は杠を守る恰好になるタイムラグがあったけど、崖と船の距離なら一瞬やろし。スイカも何があったかまるで分かってない。
一番気になるのは羽京のポーズです。
事後やな
完全に矢を撃った後に石化されてる。石化光線(?)を浴びる前に攻撃している。矢が謎のシルエットに当たったかどうかは定かでない(当ててたら敵は手負いか?)。でも、この行動は気になる。元自衛官でアーチャーでもり、耳がめちゃんこいい人物だけにね。
なにかを聞いて先制攻撃した事後に見える。詳細が分からないので何ともですが…。ただ、普通に崖から視線を向けられて光っただけとは思えない石化前の行動をしている(と思う)。まとめるとこんな感じス。
・3700年前と違い対象範囲を絞って狭い部分だけ狙える
・人を石化させる武器(?)は本来の「宝島」住民では無理
・「宝島」はナニカに乗っ取られてる?
・石化させられた者たちは明確に相手を見据えてるっぽい
それにしても「絶望と希望の光」ってサブタイはええね。
人を石化させるなんて「絶望」の光でしかないが、この「宝島」では目の前にそれを使える者がいる。それは全ての謎を解ける「希望」の光でもあるんだから。膝を打つぐらい秀逸なタイトルです。
今週のコハク
コハク
あと気になるのは甲板の人たちを石化させた犯人が残した「捨てられた貝殻」でしょうか。石化光線(?)を放つにのに何か科学的に必要なものなのかなぁ。貝といえば炭酸カルシウムか?なんか科学的に石化させるヒントなのかもしれん。
いやはやそれにしてもものすごい展開と引きを使って盛り上げてくれます。普通に考えたら「宝島」本来の住人には不可能である石化技術とといい、謎が謎を呼んでどちゃくそ面白い。
なにより貝を発見してしゃがむコハクの裏太ももが素晴らしいと思いました。コハクは本当にね、一挙手一投足がけしからんと思いました。まる。
コメント
分かったこと
石化光線を任意で操れる
気になること
石化光線の影響範囲。船内のメンバーも石化してるのかしてないのか。
紹介されている過去石化シーンは地下鉄があります
同じ傾向のものなら、船内も・・・
規模が違うけど、光ではなく指向性のある電波的なものかもしれませんな
最初の石化光線は建物を貫通しているはずなので(でないと人類全部の石化は不可能)、船内に居たメンバーも残らず石化してそう。でもスイカが逃れられたってことは指向性は有りそう。
海にいる銀狼が石化してるかでパワーの強弱もありそう
牢屋に入った二人がどうなったかが気になる、石化してなければ脱出して石造粉々にしそうな気がして面倒。
裏腿も素晴らしいけど内腿と鼠径部も見たいよね
貝殻は普通に貝食べてるだけでは?
少なくとも、コハクはそう思ってる筈
貝塚とかを思い出したな、俺は
今から出るぜ!
↓
こういう船だぜ!島近くだぜ!
↓
全滅しかけてるぜ
テンポ早すぎて笑う
やっぱこの漫画凄いわ
「めちゃくそ超面白れぇー!!!!!!!」