『かぐや様は告らせたい』第107話 藤原千花は闘いたい
だったら開催しましょう
全生徒会腕相撲トーナメント!
全選手入場です!!
「藤原(早坂)殺し」は生きていた!更なる研鑚を積み人間凶器が甦った!
モンスター童貞!!白銀御行だァ――!!!
真の「うるせぇバーカ!!」を知らしめたい!!
引きこもり系ニートボーイ!石上優だァ!!!!
なんでもありならこいつが怖い!!!
お可愛いのピュア・ファイター!四宮かぐやだ!!!
(胸が)デカァァァァァいッ!説明不要!!
藤原千花だ!!!
加えて超豪華なレフェリー役を1名御用意致しました!
メンヘラー 伊井野ミコ!
第107話「藤原千花は闘いたい」
白銀がかぐや様に文化祭までに告られなきゃ自分から告白すると決意したり、「伊井野ミコは愛せない①」とミコちんにはじめてナンバーが付いたサブタイとか…。文化祭に向けて着々と布石を打ってましたが、生徒会メンバーで腕相撲することになりました。
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ま、大きなイベントの前の箸休めってところですね。
コメディ一色でしたが神ってる(この使い方どうなの)面白さで笑うわ!
かぐや様VS石上
私本当は左利きなんです
かぐや様と石上の腕相撲対決。かぐや様の圧倒的なお強さが協調されていました。無表情で「こんなもんですかって目」(石上談)が草生えるぐらい笑えました。
しかし、ここで気になったのはかぐや様の「本当は左利き」というカミングアウトでしょう。え?かぐや様って左利きだったの?今までそんな素振りなかったのは、躾けられて箸とかペンを右で持つようにしているのだとか…。
本当にそうなのだろうか?と疑問を持ったり持たなかったり。もちろんガチのマジで左利きという可能性はあるが、今回で周りに実は「左利き」ということをカミングアウトしておけば、これからルーティーンを使ったとしても不自然なく過ごすためのブラフの可能性も否定できません。
ルーティーンのための布石か!?
コミック81話「かぐや様は触りたい」
恋する乙女レベルが半端ないかぐや様は、白銀のことになると「頭がぐわんぐわん」して顔面崩壊するぐらい分かりやすい赤面をしてしまいます。このままでは生活に支障が出るとメンタルトレーニングしました。
その結果、右手で左頬を触ることで冷静な表情ができるようになりました。コミック92話などで、ルーティーンの効果は絶大だと証明しています。しかし、これが仮にペンや箸を使わなきゃいけない場合だったらどうだろう?
今回のかぐや様の本当は「左利き」発言は、そういうケースを想定したブラフではないかとも読める。白銀と飯を食うことになったり、何かを書いてる最中で、「可愛い」とか「綺麗」と言われルーティーンを使わなきゃいけなくなった時、左手で箸やペンを使っても不自然でないという保険!
…まあ、かぐや様は恋愛方面では小学生レベルなので、そんな駆け引きができるのかと聞かれれば答えは沈黙だが。
白銀VS藤原さん
息をするようにズルをする!
はい!可愛い!
藤原書記は「せこい手使う(知ったかぶる)」→「恥をかいて赤面」が様式美と化してますね。涙目で「カァァァ」と赤面する姿がたいへん可愛かったと思います。藤原さんが真価を発揮するのは恥をかくときです!ですので、懲りずに頑張って欲しいです(小並)。
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藤原書記の赤っ恥可愛さが光るが、せこい手を使う段階、「にぎにぎ」してるところでかぐや様が疑惑の眼差しを向けてるのも良いね。親友なのに、最初から藤原先輩はズルい事すると踏んでるのがたまりません。同時に石上も最初から分かってて録画していたという。
最初からズルするって知ってました
疑惑の眼差し&証拠をばっちり撮ってた2人。
藤原書記がそういう人だとよ~く理解していることが伺える、心暖かい生徒会メンバーの人間関係ですね。
個人手に注目なのは、藤原書記に憧れというか尊敬というか崇拝しているミコちんの反応でしょう。なんかため息ついてんのかガッカリしてんのか。ミコちん評の藤原書記って現在どうなってんの?
決勝戦!
生徒会最強を目指して何が悪い!!!
生徒会に入ったならば誰だって一度は最強を志すッ!!
生徒会最強など一度たりとも夢みたことがないッ!
そんな者は一人としてこの世に存在しないッ!!!
それが心理だ!!!
ある者は己の人徳に!ある者は会計の気持ち悪さに!ある者は副会長の実力に屈して、それぞれが最強の座を諦め、それぞれの道を歩んだ。しかしッ!今あきらめなかった者がいるッッ!!!!
偉大なバカ野郎2名!!!
この生徒会で誰よりもッ!
誰よりもッ!最強を飢望んだ2名!
決勝(ファイナル)!!!
四宮かぐやVS白銀御行
腕相撲!お互いの腕力を競う勝負!
お互いが合法的に相手の手を少しでも握っていたいという矛盾!
この矛盾をひたすら「真剣勝負」してる風にすることで補い続ける――
アドレナリン過剰分泌…筋力が限界を超えてると見せかける。
暴挙とも言えるこの行動。
この行動のみが――
奇跡を生む!!!
(ぎゅーっ♥)
あ、はい…。
そして文字通り手に汗握った決着。お互いの利害が一致した、お互いの手を一秒でも長く握っていたいという青臭い青春がなせる試合ですね。感動的でもありました。
勝負を分けたのは「恋する乙女心」に他なりません。
小さな巨人である。いまは新たなチャンピオンを素直に称えましょう!
マッスルクイーン
二度と!二度とこんな大会は見られないでしょうッ!
ただの一試合とて凡庸な内容はありません!
全ての試合が大勝負!全ての試合が名試合ッッ!
そして全ての選手が……ッッ。
イカしてたァッッ!!!
現代社会において「強い」ということが、あるいは無意味との声もあるでしょう。
しかし覚悟を決めてる選手の表情の――
己の実力が通じず敗北をうけいれる選手の表情の――
傷つき勝利を手にしたときの選手の表情の――
そのどれもが我々の心を突き動かさずにはおきませんッ!
強くあろうとする姿は――
かくも美しい!!!
「強い」ことは美しい!!!
「強い」ことはスバラシイ!!!
アリガトウ 四宮かぐやッッ!
ストロング イズ ビューティフル!!!
(アームレスラーかぐや「最大トーナメント編」完)
コメント
書記ちゃんに違うところをにぎにぎして欲しいです。
藤原がにぎにぎしてた時の目付きは
(ここぞとばかりに会長の手を握って…流石、下賤な血脈ですね)
とでも思っているのかと
これだと思ってた
刃牙入場ネタww
自分も脳内で同じネタ出してました。
何気ない日常回で笑わせにかかってきて、かぐや様すげーなー、と
参考映像:さくらんぼ★キック
藤原書記の元ネタの人も、後生の研究家からも「ズルい、汚い、藤原不比等が元ネタ違うんじゃない!?」とさんざんな評価されてる人ですし、ズルする子って設定は後付けかも知れませんが予定調和なんでしょうね。