『かぐや様は告らせたい』第122話 かぐや様は告りたい②
奉心祭での告白は”永遠の愛”の誓い―――。
盛り上がる文化再編。既存のキャラを掘り下げたり、新キャラ登場したりとコメディとしても楽しめてますが、やはり再注目なのは恋の趨勢でしょう。
石上の意図せずつばめ先輩に告白したのは保留で落ち着き(とはいえ本人無自覚なのでもう一波乱あるかもしれません)、いよいよかぐや様と白銀の長きに渡る恋愛頭脳戦(笑)に決着がつきそうです。
<関連記事>
122話「かぐや様は告りたい②」
今回のサブタイトルは「かぐや様は告りたい②」。
文化祭は「白銀御行は告らせたい」シリーズが①~⑤までありましたけど、「かぐや様は告りたい」でパート2とは…。
『かぐや様は告らせたい』でシリーズとなるナンバーは最初から「①」と付くのが基本なので、112話ではただの「かぐや様は告りたい」だけで「①」ってナンバリングされてなかっただけにビックリですね。
<関連記事>
飛び級留学と聞いて…
何はともあれ、まずはおめでとうございまう
かぐや様の反応はちょっと予想外だったかな。
白銀が海外留学するって聞いたらもっと慌てふためくと思いました。
きちんと受け止めて、「おめでとうございます」と言ったけど、その後に早坂さんに本心ポロリするの含めて胸が熱くなったんだ…。
ここで注目すべきは白銀の反応がほとんど描かれなかったことでしょうか。前回のサブタイトル「白銀御行は告らせたい⑤」の通り、スタンフォード大学へ飛び級を告げるのは白銀がかぐや様から告白を引き出すための最後の手段である。
ドラゴンボールでいえば界王拳20倍かめはめ波を…いや、元気玉を撃ったようなものですよ。それなのにフリーザ様が健在だった時のアレ。もう(手段が)無いじゃん!
「四宮…」
かぐや様の余裕すらある反応。盛大にお祝いしたい所でも今は時間無いのでまた改めてと言われしまいました。ハンターのネテロで例えれば百式観音・零式(無慈悲のお祝い)ですよ。
白銀に着目すると、最後の手段である超必殺「留学」を放ったのにこの反応をどう捉えたか気になりますね。「あれ?冷静?告らせる作戦失敗?」と内心思ってもおかしくない。仮にそうなら作戦プラン「俺から告る」へ変更する可能性が微レ存。
長かった…(ほろり)
今日会長に好きだって言う!
告白すればいいんでしょう!
くぅー!
感無量と言う他ない!
あのかぐや様が自分の気持ちを認めるだけでなく、自ら告白を決意したのである。そりゃ、読者も早坂さんとシンクロして「長かった…」と涙がホロリですよ。
白銀は把握していないでしょうけど、かぐや様は「白銀御行は告らせたい」通りになったな。かぐや様は自分から告白すると決意した。白銀が次にどう動くか定かではありませんが、かぐや様はここが天下分け目の最終決戦と腹を括った。
自分から想いを伝えると決意したかぐや様のお可愛さは半端無い。今回の可愛さときたら!この大舞台で自己ベストのお可愛さを叩き出してくるとはね。恐れ入った。
これはもうお可愛いの一言で済むレベルじゃない。ゴッドお可愛い!神の領域ですな。ゴッドお可愛い最期で最高の四宮かぐや!略してゴッドお可愛いS・S・四宮かぐやです!
決着をつける!
退路を全部断ちやがった!
そんなわけで告白すると決めたかぐや様は早坂さんに色々とダメ出しされます。阿天坊ゆめ先輩の「かぐや様いじり」もなかなかのものでしたが、早坂さんは流石本家本元という抜群の「かぐや様いじり」を見せてくれます。
その中で完全に退路を断つネタをぶっこんできました。
告白したけど「いてつく波動」で無かったことはありえない!
この状況に至ってもなお、読者の中には「待て。あわてるな。罠かもしれない…」と警戒心を解けずにいる人もいたでしょう。しかし、ラブコメ引き延ばしのお約束である「告白バリア」をことごとく潰してみせます。
もう、野球ボールが飛んで来たとか、携帯着信で有耶無耶とか、聞こえなかったとか、好きを勘違いする…等では済まされない。
引き延ばしに入ったラブコメじゃないんですから一発でビシッと決めて下さい
この言葉は重い…。
これで告白キャンセル技をやろうものなら暴動ものでしょう。
引き延ばしラブコメの十八番はしない(戒め)
あ、これガチじゃん…
間違いなくかぐや様は告白すれば通る!
漫画が終わるとは思いませんが、少なくとも「かぐや様と白銀」はこの文化祭で決着を付ける気だ…。あえて引き延ばしラブコメをネタにしたことからも明らかでしょう。
人気ラブコメというものは、闇の衣よりも強力な謎バリアによって守護されてます。告白呪文がまったく通じない。「知らなかったのか?大魔王からは逃げられない!」よりもずっと強力な「知らなかったのか?引き延ばしに入った人気ラブコメに告白は通じない!」状態になるのは歴史が証明しています。
「え?なんだって?」(はがない)、「(怖い話をされると思って耳を塞ぎ)ひどいよ」(アイズ)、「(何度も想いを伝えようとし神がかり的なラッキースケベ炸裂し)キャー」(とらぶる)、「(波がザー)波の音で聞こえなくて」(徒然チルドレン)、「(野球ボールで有耶無耶)何でもない」(ニセコイ)、「(良い雰囲気で告ろうとし)ピリリリリ」(ニセコイ)、「(告白しようとして)イルミネーションピカ!」(ニセコイ)…。
ラブコメってのは告ったらそこで試合終了だよ…という側面もあるので仕方ないのですが、あの手この手で告白を無効効果させますからね。その退路を断ったので、かぐや様と白銀はここで決着付けるのであろう。
この漫画はスクランだけでなく、ニセコイに対するリスペクト的な描写もありますが、告白を一発で通すことに関しては反面教師にするっぽいすな。それは正解!
天下分け目の関ヶ原の文化祭
告白、絶対成功させましょう
「本日の勝敗…」という形で幾度の恋愛勝負をしてきたかぐや様と白銀。でも、極論を言えばどっちもいまだ不敗。正確に言えばノーゲームライフですよ。ただ一度の敗北もなく。ただ一度の勝利もなし。0勝0敗すべてノーゲームのようなものでした。
しかし、それも「ここまでよ」。
文化祭は最終決戦である。
これは恋愛ループをここで区切り、付き合うようになるのでしょうか。まあ、この2人ならいざ付き合っても「どっちからデートに誘うか」「手を握るためにどうするか」とかラブラブカップル編でも十分戦えると思いますからね。
かぐや様と白銀はここで決着付く!
むしろ趨勢を決しなきゃ詐欺だよ!めちゃくちゃ盛り上がってきたぞー!
コメント
はがないの『え? なんだって?』はまた違うあれだと思いますけどね
あれは、主人公の小鷹が意図的にヒロイン達の好意をシャットアウトしてますから
『友達でいられなくなる』なんてクソな理由で
あれは本当に腹が立ちましたからね
まあ、かぐや様とは関係ない話題なので深くは語りませんけど……
かぐや様が告白するという言葉は、本当に長く険しい道のり(笑)でしたねぇ……
私も、早坂さんとシンクロしましたよ
この漫画は付き合う=終了ではないので、安心して続きが読めますね
四宮父とのあれこれもありますし、石上の事もありますから
会長の反応が描かれない事にも意味があるでしょうから、それも楽しみです
この漫画の女子はみんな可愛いが「お可愛い」を冠していいのはかぐや様だけだよねホント
盛り上がってまいりました!!
かぐや様からの告白が成功し、交際後
白金に好きと言わせたい編が始まると予想する!
誠実ラブコメくるか?
引き延ばしに入ったラブコメじゃないんですから……
↑こういう発言が臭いんだよな。要らないんだよ『俺、普通のラブコメ描いてますよ感』。早くネモ書けよコイツ
あーあ最後でお里が知れちゃった
神!神!神!としか言いようがなかったですね。すでにこの時点で。
会長のどこが好きか、本当に心底惚れてるのがもう。
カットとしては最終ページのひとつ前、かぐや様がこらえようとしてこらえきれず涙がこぼれるその直前の、ふにゃふにゃな口元が最高でした。
あれだけで手に取るように感情が伝わってきて涙が浮かんできましたよ。
ロマンチストハーサカもポイント高いよ高いよ
ワイ、最後のページのハーサカのセリフ
「ごめんなさい、かぐや様。私が無神経でした。」と抱擁に
不覚にも涙ぐんでしまう。
相変わらずニセコイの傷跡深すぎィ!w
こうなってくるとアニメ最終回間もなく漫画も終了みたいなことになる可能性もあるか?
やだーまだ続いて欲しいい
>かぐや様と石上の長きに渡る恋愛頭脳戦
大概の誤字には目を瞑るつもりだが相手が変わっとるやんけ!!
所々で発揮されるニセコイdisり…笑
ここまで来たら、もう期待しても良い気がします
あとは、白銀会長が男を見せるか
間違っても、某ヤクザみたいなクズな真似は勘弁してほしい
ニセコイなら「キムチでも良い?」も入れてほしい!
YESNO枕抱えてるみたいでエロイ
気が付いたら、あの神がかり的な花火回から2年もたっていた
YJでの連載再開から約3年たったことを考えれば、そろそろ締め括りに入ってもよい時期かも
だが、あまりにも残された伏線が多すぎる