『かぐや様は告らせたい』第160話:白銀御行は話したい
マキちゃんとの仲良しエピソードが続きました『かぐや様は告らせいたい』。今回は久々に(?)イチャイチャ回となっておりました。自然と頬が緩んでしまうね。
かぐや様と白銀が付き合い出して数週間。かぐや様は本邸の執事のチェックが厳しく家を抜けられず、白銀はバイトがあったなかなかデートができません。あまり恋人らしいことは出来ていない2人にとってラインのやり取りが最も恋人らしい事である。
<関連記事>
160話:白銀御行は話したい
修学旅行は京都
か「修学旅行もうすぐですね」
白「だな」
白「京都は四宮の実家だろ」
白「なじみ深いんじゃないか?」
か「いえ」
か「あまり観光とかはしないので」
やはり修学旅行は京都か。
四宮本邸関連で事件が起きる予感しかしませんね。
修学旅行は2日目が自由行動だそうです。
日程は2月1日~4日までってスケジュール張に書かれてましたので、2月2日に京都で何かが起こるってわけか。楽しみですね。イチャイチャしてるところを本邸の人に見つかるとかだろうか。
<関連記事>
そんなわけでクリスマスプレゼントでプレゼントしたスケジュール張を見たか確認して今回のサブタイ通り通話をするって流れ。修学旅行をダシに通話い持っていくとはかぐや様ったら恋愛頭脳戦が長けてらっしゃる。
どうでもいいけど、白銀の中ではかぐや様へのラインは全部家の人がチェックしてることになっていたと思うんだけど、その辺の誤解(というかウソ)は付き合う事になって解けたのでしょうか。
<関連記事>
青春果汁100%
で、通話する様子がね。いいんだ。
青春のトキメキ果汁100%だったんです。
あまり意味のない他愛のない話をしながら、時折思い出したように本題である修学旅行の話しをする。そんなものは通話の口実で、お互いそんなことを分かっていながら他愛のない話をする様子が「あ゛~」って謎の奇声を上げたくなる。
通話する前の白銀には共感性も半端ない。現代風のWIFIが届くギリギリの外ポジションに出る行動とか、家では話しにくい(白銀の家は狭いのもあるが)って挙動不審な様子が青春してるっぷりに拍車をかける。
なんなんですかね。
この思春期特有のリアリティは!
それでいながら、かぐや様と白銀が同じように空を見上げて三日月見ているってラブコメ描写も素敵すぎる。ウルトラロマンティックじゃないですか。
ただ電話で話しただけ。それがめちゃくちゃ「きゅん度」の高い極上な一品となっており、もうニヤニヤと頬が緩みまくってしまいました。あー、これは青春だ。
本家の執事
かぐや様は京都の四宮本邸でなく東京の別邸で暮らしております。だから家では一番偉いわけで、初期ではメイドと執事を借り出して恋愛頭脳戦(ガチ)をしていました。まあ、早坂さんは言う通りってわけじゃないけど。
そんな四宮東京別邸でもかぐや様の行動を監視してズバズバ意見を述べるのが、京都本邸の執事です。「花火の音が聞こえない」にも登場して、花火大会の参加を不許可にしておりましたね。
今回も冒頭でかぐや様が白銀とデートできないのは、本邸執事がいるので抜け出せないことが描かれておりました。
京都本邸の執事ってしょっちゅう別邸に来てるのかな。
…でも今日は本家の執事が二人も居るのよ?
<関連記事>
毎日東京本邸に務めているわけではないことは分かる。かぐや様がデートへ出かけられるタイミングを潰されることから、それなりの頻度で東京別邸に来てるっぽいかな。
・メガネ女性執事は「こわい」
・白髪老人執事は「つよい」
東京別邸でかぐや様が自由気ままに動けないで、それなりの頻度で東京別邸にやってくる本家の執事2人。けっこう気になるキャラだよね。おそらく、京都本邸からかぐや様の監視や教育のために派遣されてるんでしょう。
まあ、王道としてはこういう怖い執事さんが「実は良い人」ってのは有り得そうですけどね。修学旅行が京都なので、派遣されてきてる本邸執事はこれから重要キャラになってくるかも。
布団の中の通話
うわぁ、なんだろう。超ドキドキする。
通話の止め時を察してるけど、「もうちょっとだけ続くんじゃ…」ならぬ「もうちょっとだけ話したいんじゃ…」って2人の想い故の延長線。それが布団の中で隠れて通話するですよ。布団の冒険です。別に恋云々でなくても誰もが経験あるんじゃないでしょうか。
「あ゛~」「あ゛~」「あ゛~」ですよ。2人のイケナイことしてる感と恋のドキドキ感がダイレクトに伝わる。分かります。分かりますよ!このドキドキ感!これはまさに思春期のドキドキなんです。思春期のドキドキが自分の中で蘇る!
むずがゆくて。くすぐったくて。小っ恥ずかしくて。
「ドン!」とくる破壊力でなく、自然と浸透して共感を生んでニヤリングさせる見事なラブのコメりっぷりです。五臓六腑に染み渡る良薬ですよ。かぐや様は「ひゅふっ」お可愛い。
しかもだ。じっくりニヤニヤさせるだけでなく、ここぞの一発のメガトンパンチを放つことも忘れていません。つまり神回である。
「かぐや」
それは抜き打ちのように放たれたのである。「かぐや」呼び捨てである。
もちろん、白銀は通話してて応答がなくなったかぐや様が寝たからだと判断しての行動ではある。それでも本音では「四宮」から「かぐや」と下の名前で呼び捨てにしたかったのでしょう。寝てると思って「かぐや」と呼んでみた!です。
今まで様々な「○○やってみた」シリーズを見てきたけどさ、白銀の「かぐやと呼び捨てしてみた」は一番ですわ。
ここで刮目すべきポイントは一つだ。
寝たと思ってた(実際寝てたんでしょう)かぐや様は、下の名前を「かぐや」って呼び捨てにされた時、起きてました。起きてました(大事なことなので2回言いました)。
起きてたかぐや様
「おやすみ、かぐや」って寝てると思って言ったのを、バッチリ聞いてしまったのでした。その表情はものすごいお可愛さを叩き出したのである。
なにが上手いって、今回はここまでかぐや様の表情をあえて描いて来なかったことだよね。白銀との通話中のかぐや様は、前髪で隠れてず~っと読者に表情が見えないように描写されていました。
そして、「かぐや」呼びされた瞬間に表情解禁!
その破壊力はぷよぷよの15連鎖ぐらいのものです。
溜めて溜めて放出するってのがお可愛さを跳ね上がらせる。
これは次回で、このネタ引っ張って伝説を作ったっておかしくないな!
てっきり「かぐや」と呼ばれるもんだと思ってウキウキだったら、昨日までと同じ「四宮」呼びされてショックを受けてたり。怒って返事しなくなったり。何で呼んでくれないの!って強烈なプッレッシャーを与えたり。なんで怒らせたのか分からずアタフタする白銀とかさ。んで、なんのかんので「かぐや」「うん、御行くん」で締めたり。妄想がはかどるばい…。
いやまあ、そんなことは起きないんですがね…。
会長に下の名前で呼び捨てされた…
そんな夢みちゃった!
「夢であるように」はDEENだけで十分だっちゅーの!
あかん!呼び捨てされ最高の赤面を叩き出したかぐや様が、「かぐや」と呼ばれたことを夢と認識しておる。ダメだ…このネタ発展しねーわ!
妹は見た…じゃなく聞いた
まだ「かぐや」呼びネタは一縷の望みがあるぞ!
圭ちゃんと白銀父はバッチリ聞いてたわけです。とてもよく聞こえてたのです。
イチャイチャ通話と最後に白銀が放った「かぐや」って呼び捨てを!
ということは、これから起きるだろうイベント…白銀家にご挨拶で何かが起きるかもしれないわけだ。だってさ、圭ちゃんは聞いちゃったもんね。「かぐや」って下の名前で呼び捨てにするのを!
それで、いざかぐや様が白銀家に挨拶にきて、「四宮」とか呼んだらアレじゃないですか。違和感出るじゃないですか。これからの名前呼び変更は圭ちゃんの働きにかかっているといって過言でない!
がんばれ圭ちゃん!
恋のABC…ってのは肉体接触だけではない。せっかく付き合った「その後」をやるなら、名前呼びの変更はビッグイベントだから。「かぐや」「御行くん」はこれからが本番だ。まる。
コメント
かぐや様はいつも早めに寝るから、こんな時間(朝5時)まで起きてて夢現だったんでしょうね
藤原書記が泊まる話で、寝る前のかぐや様は色々とアレな様子だと描写されてますし
それはそれとして、会長と圭ちゃん、やっぱり同室だったんですね
間取りからそうだろうとは思ってましたが
かぐや様の通話時間、データ通信量あたりに変化が出て、その辺から四宮家からの査察が入ってバレそうな…
白銀✖かぐやの甘々話かと思ったら
最後の圭ちゃんが全部持っていったよ!
これまで聞くに聞けず悶々と会長周辺で不自然なストレッチしてた圭ちゃんが布団から出るとメッチャ喰い付くように聞き耳立ててたので駄目だったw
圭ちゃんの堤防が決壊したwww
お兄ぃ大好き圭ちゃん、ますますお兄ぃの株が爆上がりしましたなぁw
花火回のがぐや様が
私は父に「おやすみ」と言われた事が無い
と回想していることもふまえているのかな~なんて思いました。
激エモ~
つまりこの間取りだと圭ちゃんは一度も1人でしたことがないということだよね
会長のイケメンっぷりに戦慄した…
最早連載中に契る可能性が大になってきた
東京喰種みたいにじっくり描写も有りです
かぐや様って会長にスマホを買わせる為のだけに別邸の執事とメイドを動員してサクラをやらせて買わせてるくらいに、かぐや様の思い通りに人を動かせる立場なんだよな
さて気になるのは、圭ちゃんと柏木さんのお腹の中の新たな命だね!
“白銀御行は話したい”って
コミックス第2巻第20話にもありますよね。
でも②とか無いな、、