『帝乃三姉妹は案外、チョロい』三和ちゃんがめがっさ可愛かった件

 

『帝乃三姉妹は案外、チョロい』は次女の二琥さん派なんですよ。

もう「二琥さんしか勝たん！」ぐらいの勢いでペロペロしてました。

 

そこいくと三女の三和ちゃんはそれほど心の琴線に触れることが無かった。年下なのに背が大きく後輩・妹キャラとはちょっと違うんだよなぁって。三姉妹の評価は「二琥＞＞＞＞一輝＞三和」だったんです。

 

ところがどっこい！三和ちゃん編があまりにも素晴らしく可愛く自分の中で評価が赤丸急上昇です。

 

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三和ちゃん編は極上エピソード

本日発売の #少年サンデー に『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』の41話目が載っています！

とある場所で 三和を見つけた優。
ついに、三和の胸中が明かされます。

今週も お読み頂けたら嬉しいです😌#帝乃三姉妹は案外チョロい pic.twitter.com/kbEUaZaTND

— ひらかわあや＠帝乃3巻10/18発売 (@color_hrkw) October 25, 2022

 

まず普通にストーリーがめちゃくちゃ面白かった。エピソードの完成度でいえば二琥さん編より面白かったかもしれない。

 

「壁に当たる→壁を乗り越える」ってのは少年漫画の王道ですけど、ラブコメでしかもヒロインが見事にやり遂げて優がサポートする。構成的にも申し分なく素晴らしい。

 

三和ちゃんは実は将棋が好きとか極めたいってわけでなく、お手軽に結果が出たから何となくフワッとやってたというのは驚きですね。空手や舞台女優が大好きで極めたい二琥さんや一輝さんとはまったく違った。

 

それがコンプレックスにもなってて、勝つ意味も戦う理由も見失ってしまったのを見事に解決した流れが最高だった。

その顔が見たかった

…その顔だよ、見たかったの（45話）

 

三和△□×（さんかっけー死角無し）

 

将棋が好きではないって判明したので、てっきり「将棋が大好きっス。今度は嘘じゃないっス」（桜木花道風に）ってなるもんだと思ったんですよ。

 

そしたら、今も別に将棋が好きってわけじゃなく締めたのが凄かった。むしろ良かった。まわりの大切な人のために笑顔にするために頑張るってのは、優の母親が喜ぶ顔が見たくて料理を頑張ったを踏襲してますからね。

優と同じ

三和ちゃん編は桜ちゃん含め「優」の合わせ鏡のような印象を受けましたね。

 

 

優が料理だけ頑張れたのと同じように桜ちゃんは将棋だけを一歩ずつ頑張った。三和ちゃんの勝利の秘訣は優の大切な人を笑顔にさせたい。

 

天才と凡人の対決でもあるけど、どっちも優に似てる思想同士だったなぁと。

無意識でチューした

ストーリーの構成が見事だっただけでなく、ラブコメ漫画としての二やリングも完璧なのが凄い。無意識のおでこチューである。

 

45話

 

くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；

 

タイトル防衛後に駆け付けた優に無意識にオデコにチューかます三和ちゃんなのであった。マシュマロお菓子にやってた要領で自然に出ちゃったわけよ。誤魔化し方は日向くんのドリブル並に強引でも、思わず悶絶しそうなったスーパープレイである。

 

ラブコメにおいてヒロインが無我の境地のごとく無意識で行動するニヤリングといえば「シャツの裾を引っ張って止める」が王道であるが、無意識にオデコにチューはヒロインのついつい自然と出てしまった行動の中でもトップでしょう。

二琥さんだけチューしてない(´・ω・`)

デコチューはとても破壊力があった。

それと同時に三姉妹をフォーカスした長編が終わり結果だけ見ると以下のようになる。

 

一輝	事故チューした
二琥	しかし何も起こらなかった
三和	つい自然にオデコチューした

 

二琥さんだけチューしてない！！

 

一輝編も三和編も優とチューしたという結果が残った。なのに二琥編だけ、ドラクエ風にいえば「しかし何も起こらなかった」である。

 

三姉妹の長編だけでなく間に挟まった遊園地デートでも二琥さんだけ何も起こらなかった気がするんですが気のせいでしょうか？

 

 

なんだろうね。この、大本命でありながらひとりだけ蚊帳の外に置かれている感じは…。パルプンテ唱えたら二琥さんだけむなしく木霊したの？

 

※一輝は唇チューしてます

 

三和ちゃんのデコチューに驚愕しつつもなんとなく「なぁなぁ」で済ませる姉ズ。しかし、一輝と二琥さんでは置かれてる状況がまるで違う。唇同士のチューしちゃってる長女はまだ余裕があってもおかしくない。

 

一方の二琥さんはマジのガチで何もしてない。自然と料理手伝ってる時に手を重ねたシチュはあったが、チューに比べたらインパクトも効果もまったく無い。

 

二琥さんだけ完全に周回遅れになってる！

 

しかし、だからこそ本命という見方もできる（←本当かよ）。

 

どっちも事故・無意識でノーカンのような振る舞いですから。二琥さんだけチューしないのは、そんな偶発的な事故チューでなくガチのチューするイベントを用意してるという証左でなかろうか。二琥さんとのチューは事故や挨拶なんかじゃないと（願望）。

 

そんなわけで物語として最高だった三和ちゃん編でした。

ついでに桜ちゃんガチのマジで第4の矢になるなこれ…。

矢乙女桜ちゃんは第4のヒロイン

46話

 

はい！可愛い！！

￥・

初登場から天然ジゴロの優とフラグを立てまくっており、「もしかして第4のヒロインなのか？」と思わせておいて本当に第四の勢力になりそうです。

 

一晩と言わずにずっと泊まってええんやで？それにしても今回の桜ちゃんは可愛かった。ツインテールで顔（赤面）を隠す仕草は絶品だった。

 

今後は三和ちゃんとのライバル関係は将棋だけに留まらず恋のライバルにもなるのでしょうか。想像しただけに頬が緩むぜ。同時に、桜ちゃんは我らの二琥さんのライバルにもなるわけである。

 

つっても、桜ちゃんの勝機は『アオのハコ』の雛ちゃんぐらい限りなくゼロに近いんだけどね。何より二琥さんと桜ちゃんがどう絡むか楽しみです。

 

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