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『水は海に向かって流れる』現代のめぞん一刻ではなかろうか?悲しみはやってくるけど仲良くなってみせるわ♪

水は海に向かって流れる(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

なんていい漫画なんだ。

 

いや、正確にはこれから傑作になる匂いがプンプンしてる(確信)。

『水は海に向かって流れる』(田島列島)1巻読了しました。もうね、チョーサイコー!

 

「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。

 

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『水は海に向かって流れる』

進学する高校が実家から遠く、近くに住んでる叔父の家に居候することになった熊沢直達。最寄りの駅に迎えにきたのは見ず知らずの女性(榊さん)。はじめは叔父と同棲する彼女と勘違いするが違った。叔父の家は5人がルームシェアして共同で住んでいたのでした。

 

古今東西、他人同士が一つ屋根の下ものというと『めぞん一刻』からと連綿と続くホーム&ラブコメディでしょう。名作が多いジャンルなのですが、この『水は海に向かって流れる』も数々の名作に負けず劣らず素晴らしい内容になっています。

 

キャラのポジションが良い意味でめぞんっぽいのも特徴です。

あえて直接描かない

1話「雨と彼女と贈与と増悪」

 

『水は海に向かって流れる』のキモは細部までこだわり抜いた表現や演出でありながら、大胆に描写を省略することかな。ストレートど真ん中でなく、ストライクゾーン内でギリギリを責める投球

 

全体的に流れてる雰囲気や機微を読むというか、「間」や「表情」や「仕草」で読むというか。「それっぽい描写」の連続が線になるあだち充的というか。直接描かんのにそれでいながらめっちゃ分かりやすい

 

例えば1話で直達くんは榊さんに出会って淡い恋心を抱いてる(と思う)が、出会っても直球で「ドキッ」とか「綺麗な人だな…」とかいった描写はまったく無い。その後のやり取りなどでハートを奪われてるだろうが、「…」と見てたり、「おじさんの彼女か…」と複雑そうだったり、肉の力を思い知ったり

 

ぶっちゃけ1巻では最後まで直達は榊さんに惚れた腫れたかは直接的に描かれてはいない。だが、読者は分かるのです。察するのです。淡い恋心を抱いている思春期ボーイであるなと。その辺の機微がめっちゃ良い塩梅なんです。

 

目が合って逸らして照れるボーイの図

 

だから、直達の「気持ち」は想像するしかない。目に見える範囲で、まだ自分で気づいてないかもしれんが綺麗な年上お姉さんに一目惚れしたのかな…と何となく理解できる構成となってます。あぁ青春!

 

これは読者の解釈に委ねられてるので、直達は別に榊さんに恋してないと「読む」のも全然有りです。本当の気持ちを描かない(気づいてない)から空気や雰囲気全体を楽しめて感じられるのが良い方向に作用してる。あぁアオハル!

勝ち目がゼロの戦いでもある

子供には関係ない

 

1巻読んだ印象はやっぱり現代の『めぞん一刻』なんだなぁ(誉め言葉です)。『NG恋』や『河合荘』とかにも同じこと言ったけどねん。ポジションというかテーマが元祖により近いって感じです。むしろガップリ四つでラブコメ聖書と比較してくれと言わんばかり。

 

『めぞん一刻』はラブコメ史上の最高傑作と満場一致で呼ばれてるのは、個人的に「初期」があったからの「後期」でしょう。人によっては前半などいらんって意見があるかもしれんが、あれを通過した上の後半の破壊力です。

 

前半は、五代くんが響子さんに恋するも絶対に攻略できない故のピエロっぷりがあったからね。難攻不落と呼ばれた小田原城みたいなヒロインなのが響子さんだったのです。その理由は未亡人で死別した惣一郎さんが大好きだったからです。

 

絶対に攻略できないヒロインがそこにあるですよ。

今でも前夫の惣一郎さん大好きで愛してた響子さんを陥落(お)とすことなど不可能であった。どう頑張ってもこっちを振り向くことないだろう最初から積んでるような無理ゲーっぷりです。ATフィールドもビックリです。

 

これがデジャブる。良い意味で。『水は海に向かって流れる』のヒロイン榊さんも同じだもん。絶対に直達に振り向くことがない「ある理由」があります。1巻で明かされますが、かなり重い事情。その理由によって直達と榊さんにも強固なバリアが張られています

 

悲しみはやってくるけど仲良くなってみせるわ♪

 

同時に、10歳の年の差もあれば、「コドモ」扱いをしている(これは作者の前作も踏まえるとよりエモい)。やっぱり「男の子」の範疇としか見られてないので「男」認識ゼロです。

 

子供には関係ないって言ったじゃん

 

榊さんの直達評…「コドモ」「子供」です。さらにディープな事情まである。1話のサブタイ「雨と彼女と贈与と増悪」は上手いなぁ。「雨」は天気(それ以上の意味合いもある?)で、彼女は榊さんで、贈与は牛丼(ポトラッチ丼)で、「増悪」は…と判明するのも上手い。

 

絶対に勝ち目の無い戦いが直達にある…。

現代の『めぞん一刻』ですわ

勝てるわけない戦場へ…

 

1巻を読んだ印象としは、勝ち目ゼロの戦いに挑む物語なのかなと。メインヒロインとの間に「溝」があるのかなと。現代版によりブラシュアップされた『めぞん一刻』なのかなと。小田原城みたいな難攻不落ヒロインを陥落させる物語なのかなと。そんな印象です。いいねぇ。

 

絶対に僕らに振り向いてくれない…そんなヒロインです。見てはくれてもそれはあくまでも「かまってくれる」「気にかけてくれる」「保護してくれる対象」「慈母だえけは受ける」であり、対等な男女の関係では決してない。

 

それこそが初期めぞんの響子さんでもある。榊さんにも同じものを感じましたね。絶対に攻略できない、手に入るはずもない女神を掴み取る物語なのだなと。絶対的な防御、ATフィールド張ってる…壁を突破する「男の子」が「男」になるまでの「過程」に期待しちゃうね。

 

1巻ラストまで読んで直達は、その資格有りですな。五代くんが帰ってきたぞー!。天下人になれる逸材だと思いましたね。絶対に掴めるはずのない女神を無謀にも手を伸ばし…いつかきっと…。届くかもしれない。『水は海に向かって流れる』かもしれない。知らんけど。

「仮面」「鎧」を脱ぎ捨てられるか

榊さんは…

 

なんか大人っぽい、出来る女っぽい、女神っぽい…榊さんも普通に人間臭いのがええね。

榊さんの装備してる「仮面」「鎧」は彼女の本心を包み隠してる様子です。

 

めぞんの響子さんも「管理人」「未亡人」ってATフィールドを張ってたからね。1枚1枚「仮面」「鎧」を剥がせば、ヤキモチ焼きで怒りっぽく(良い意味で)人間臭い、ただの等身大の女の子でしかなかったからね。つまり、そういうことでしょう。

 

榊さんが強固に付けてるオトナの「仮面」「鎧」を脱がせてー!

きっと16歳の少女がいるんだろうな(妄想)。

 

ある事情で、直達と榊さんのドラマが中心にまわる。それに同居人もそれぞれ振り回される。ルームシェアしてる住人以外も巻き込まれていく。印象的な情景と自然なストーリー展開が染み渡る。高1の少年と26歳のOLの行く末…めっちゃ楽しみ。

泉谷楓ちゃん

泉谷楓ちゃん

 

直達の同居人・泉谷さん(女装する占い師)の妹でクラスメイトの泉谷楓ちゃん。こちらも同じく秘すれば花なのでしょうが、ビンビンと読者には感じますね。なんとなく察せられますね。直達に淡い恋心を抱いてるんじゃねーのって。

 

『めぞん一刻』最大のうま味は「こずえちゃん→五代→響子さん」の丁々発止でしたからね。泉谷楓ちゃんから隠し切れない、めっちゃ漂うこずえちゃん臭よ。ポジション的に間違いなさそうなのが逆に応援したくなっちゃいますね。1巻を読んだ印象だけど「泉谷楓ちゃん→直達→榊さん」臭が半端ねー!

 

これは現代のめぞんだわ。いまどきに洗礼されてディティールに凝って、尚且つ青臭さをマシマシにしたというか。キャラの本音が分からいけど察してしまう感じの雰囲気と空気。絶対にGETできないが強固な鎧を取れば…って想像できる女神の「隙」を垣間見える演出。良すぎる。

 

いやまあ、この先どうなるかは知らんけどね。でもこれだけは言える。『水は海に向かって流れる』は必読やで!めぞんを知ってる人もそうでない人も…。超おすすめ!まる。

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    前作から5年近くも待たされるとは思わなかったが、待っててよかった

  2. 匿名 より:

    楓ちゃんエンドでいいと思う。割と真剣に

  3. 匿名 より:

    面白かった。でも1巻すげーいいところで終わって憎らしい。

  4. 匿名 より:

    ヤマカムさんの紹介で初めて知って購読してみました。
    「現代版めぞん一刻」まさに言い得て妙。
    2人の仲が深まるにつれ榊さんがヤキモチ焼きまくるのかと思うと胸熱です
    となれば三鷹ポジション・八神ポジションの登場も期待できるわけで。

    続きが気になり過ぎる作品なのに月一掲載で一巻出たばかりって!
    期待の生殺しです

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