『みょーちゃん先生はかく語りき』天然スケベ女で人妻なのに生娘のような初心っぷりのギャップがヤバイ！

 

『みょーちゃん先生はかく語りき』（原作：鹿成トクサク、漫画：無敵ソーダ）読了。保健室の先生（擁護教諭）のみょーちゃん先生が身体を張って生徒の悩みを解決していく作品です。とても素晴らしい。

 

生徒のためならなんでもシちゃう？
熱血ポンコツ教師・みょーちゃん登場☆
とある高校の保健室の先生・笹舟みよかは生徒達の良き相談役として、
今日も思春期爆発系質問にカラダを張って答えます！
アオカンしたいって彼氏に言われた？ 乳輪が大きいのが悩み？
全部みょーちゃん先生にお任せあれ！！！

 

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※マガポケでも読めます。

 

みょーちゃん（笹船みよか）

1話

 

すごい絵面ですね…。

 

説明しうよう。これはみょーちゃん先生が身体を張って生徒のために行っている実演した教育的指導なのである。

 

擁護教諭を務める「みょーちゃん先生」こと笹船みよか（26）は生徒から人気が高く慕われており、しょっちゅう相談なんかを受けます。ちなみに既婚者です。人妻というのがよりグッときますね。あとおっぱい大きいです。たわわです。

 

みょーちゃん先生が生徒から相談されるのはちょっとエッチな性に関することが多いのです。そして、なんやかんやでみゅーちゃん先生は恥かしい目に合うという。可愛くて笑える素晴らしい作品なのです。

みょーちゃんはアオカンしたのか？

1話では彼氏が出来た女子生徒からアオカンの相談を受け、みょーちゃん先生は外でするのは危険だと諭すために上図のような絵面になったわけです。

 

そしてみょーちゃんは生徒の為に恥も外聞も捨て去って、立派な教育者をするのです。

 

じゃあ私もするよ！夫と外で！！

 

ヤったの…？

 

生徒のアオカンを止めるためにみょーちゃんはいつのまにか趣旨も変わってアオカン急先鋒になってしまい、アオカン未経験者ではいかんと夫とすると大声で宣言。後日、生徒の下駄箱に「オススメ」2カ所と「キケン」1カ所と「オススメ！穴場！」1カ所を示す手紙が入っていたのです。

 

ヤったの…？

 

恋はミステリーってキンキや山下達郎は歌ったけどさ。みょーちゃんがアオカンしたのもミステリーなんだ。

 

どうでもいい話で、ヤンマガ掲載時と単行本収録話が入れ替わっており、1巻ラストではみょーちゃんの夫が登場します（ヤンマガ掲載通りだったらこのエピソードは2巻収録だったが、あえて1巻ラストにしたのは英断）。

 

そこで夫婦間の今夜エッチしようサインを交わすのですが…普通に断られてた。うーん、この夫婦がアオカンするかなぁ…？自律と自戒に定評のある旦那。普通に考えたら夫とアオカンなんて無理。それでも穴場やおすすめスポットを見出した。単行本おまけでロケハンはした事が伺える。

 

アオカンでなくみょーちゃんはひとりエッチを夜に外でして実施調査したんだよ（Q.E.D. 証明終了）！

 

みょーちゃんがアオカンしたかどうかは迷宮入りです！

みょーちゃん先生は大きい

私のおっぱいで救える生徒がいるなら…（2話）

 

みょーちゃん先生の生徒を思う気持ちにはほとほと頭が下がる。素直に尊敬できる。新聞部のデータ（適当）によると女子生徒の悩みの87％はおっぱいに関すること。そしてみょーちゃん先生のお胸は大きい。

 

で、みょーちゃん先生は新聞部からおっぱいのデータを取らせてほしいと頼まれるわけです。悩みつつも自分のおっぱいで救える生徒がいるならと了承するわけ。

 

で、普通ならバストサイズのデータと思うじゃん？私もそう思っていました。それで展開するのかなぁと見てたら…予想の斜め上を遥かに行ってて素直に感動！腹筋崩壊です！

 

！？

 

みょーちゃん先生がデータとして取られ構内新聞で衆人のものとなったのはバストサイズではなかったのだ。アレがものすごく大きかったのだ。元セクシー女優の白石茉莉奈ぐらい人権を悩むレベルだったのだ。

 

みょーちゃん先生はアレが大きい！

 

ニヨニヨ度合とヤンマガらしい頭の悪さ（褒め言葉）と小宇宙を感じる癖と相まってキレキレのギャグも光りまくって、頬を緩ませながら大笑いするという表情筋が大忙しのウルトラエピソードである。

 

 

可愛い！ちょっとエッチ！切れ味抜群のギャグ！すごい漫画だ…。

決めコマの使い方が神ってる

…あたし（3話）

 

バトル漫画でもラブコメ漫画でも一般的に「面白い！」「盛り上がる！」「尊い！」漫画と評されるものは決めゴマの使い方がベラボウに上手い。

 

例えば『ワンピース』では「どん！」こそ決めコマ（丸々1ページや見開き）が一番決まるので、そのコマ（ページ）をいかに格好良く見せて決めるかみたいな感じで1話が進んで描かれるじゃないですか。

 

それはラブコメでも同じで、いかにヒロインが可愛く決まるか。読者の頬を緩めるか。悶絶させるか。って感じで話を作ってここぞの決めゴマ（ページ）で鬼可愛いヒロインの乙女仕草や超反応を魅せるわけじゃん。

 

『みょーちゃん先生はかく語りき』もコードはそれらと同じ。みょーちゃんが決めてるコマ。それは同時にみょーちゃんが恥ずかしいシーンでもあり、それでも生徒の為に威厳を出してる（ような風）で、決めゴマ（ページ）をどん！と出すの。

 

そりゃ笑えるよ。そりゃみょーちゃん先生が可愛いよ。そりゃエッチだよ。そりゃ格好良いよ。決めコマ（ページ）がまじでカオス（褒め言葉）。

みょーちゃん先生はエッチだなぁ…

スケベな女…（ボソ）

 

みょーちゃん先生は身体を張って生徒の悩みを解決しようとする。アオカン相談にはじまり、おっぱいだったり、漫画描く少年に巨乳は怖くないレクチャーだったり、ラブレターの返事だったり…。

 

もちろん恋の悩みも解決してあげます。最近彼氏が出来た本当はイチャイチャしたいけどツンデレ気質でイチャイチャできない女子生徒に実践しながら、イチャイチャする方法をレクチャーしてあげる。

 

みょーちゃん流「イチャイチャする戦法」を受けた女子生徒が思わず呟いた、みょーちゃん先生を的確に評す言葉がこの漫画の真髄ですよ。

 

スケベな女…。

 

みょーちゃん先生はスケベな女なのです。人妻という付加価値も相まってとっても魔力を増す。というのも、普段のみょーちゃん先生はポンコツそのもの。初心少女のような言動をするからなり。

ギャップが半端無い

私は、よれよれの部屋着とムダ毛処理してない前腕のコラボが…好き…！（7話）

 

なぜ急に性癖を発表したんだ！？

 

みょーちゃん先生は、人妻なのにめちゃくちゃ初心なのです。性に関しては特に顕著です。それでも生徒からの相談や悩みを受けて全力で解答しようとする。…その結果、とんでもないポンコツ暴走エロ痴女を具現化させるのです。

 

 

という芸術的な保険の先生が成立してるわけ。光るのはギャップ。ギャップ萌えを超えるギャップドスケベ女に萌えて笑って興奮するキャラなんですよ。可愛すぎる。すこだ。

 

ギャップ萌えしかない。タイトル詐欺でもあり、みょーちゃん先生の語りは誰も心動かされない。身体を張って実戦して、何かが動くのです。『みょーちゃん先生はかく動き（スケベに）』ってのが正式タイトルになってもおかしくないぐらい、語るに落ちる。行動してこそ。

 

『みょーちゃん先生はかく語りき』はタイトルがフェイク！正式には『みょーちゃん先生はかく（スケベ）行動し』です。漫画のタイトルすらギャップなんだ。面白く可愛くエッチなんだ。

 

ギャグ漫画としても、ブヒブヒ漫画としても、ニヤリング漫画としても最高なんだ。超おすすめです。みょーちゃん先生を愛でて、ニヨニヨ鑑賞して、スケベっぷりにハァハァする。みょーちゃん先生の天然スケベと天然初心と天然残念っぷり。最高と断ずるに些かの躊躇も持たぬわ！

 

マガポケなら無料で読める

講談社公式アプリ「マガポケ」なら『みょーちゃん先生はかく語りき』が読めます。その他ヤンマガ系やマガジン系など講談社作品が沢山読める！

 

 

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