『ワンピース』第1047話〝都の空〟の感想・考察です。
今週のジャンプ表紙(2022年21・22号)が運動会仕様で隔世の感がある。今って運動会5月にやる学校が多いんだね。昔は秋の風物詩でしたけど、2学期制とか台風とか熱中症とかの問題でしょうか。時代の流れをジャンプ表紙に感じる…。
※追記
1047話〝都の空〟
ゴムゴムの雷
前回のラストでルフィは雷を掴んでるのか手が重なってるだけか判断が難しかったけど、雷をガチのマジで掴んでることが判明しました。掴んで投げた。
1045話の空模様を見ると晴れから雷雲になっており、ルフィがやったかのように見える(ような気がする)。
ニカの能力で雷雲・雷を操れるかは定かではありませんけど、仮にこれだとこれまでの描写も180度ひっくり返る(かもしれない)。
まあ、この頃は覚醒してないので何とも言えないけど…。
ニカ能力は「雷雲・雷」を操れるかは気になるところである。
もしくは「空想のままに戦い」によるものなのか。
雷を掴むのはどういうロジックなのか。私気になります!
ロジャーは能力者じゃなかった
〝能力〟が世界を制する事はない!!世の中はうまくできてる。ロジャーが能力者じゃなかったように…!覇気だけが全てを凌駕する!!!
ロジャーは「悪魔の実」を食べてなかった。能力者じゃなかったと本編ではっきりと示されたのははじめてですね。
これまでもファンの中で「ロジャーは何かの能力者なのではないか?」と想像膨らませてましたが、非能力者であると。興味深い。
ロジャーは最初から「悪魔の実」に興味が無かったのかな。
(悪魔の実を)船長が誰か食いたきゃ食っていいって言ってたぜ(19話)
19話の回想では「バラバラの実」を戦利品として獲得しても興味なかったことが伺える。
そしてロジャー海賊団の能力者はバギーしかいなかった可能性が出てきた(劇場版のバレッドも一時仲間だったので正確には2人か)。
ライバルの白ひげ海賊団やビッグマム海賊団は船長だけでなく船員も能力者が多かった事と比べると対照的ですね。「ヤミヤミの実」目当てだったティーチがロジャー海賊団でなく白ひげ海賊団に乗ったのも納得かな。
焔雲
「鬼ヶ島を打ち抜く勢い!」で巨大な拳攻撃を繰り出そうとするルフィ。おそらくカイドウはKOできるが、鬼ヶ島に攻撃が当たったら中にいる大勢の人が犠牲になる。
つまりモモの助が鬼ヶ島を焔雲で移動させなければカイドウの勝利しても凄まじい犠牲が出る。ルフィはなんちゅー攻撃をしようとしてんだ…。
モモお前を!信じてる!
モモの助がやらなければならない。できると絶対に信じてるルフィである。この「必ずやってくれる」「信じてる」ってのは麦わらの一味の仲間同士に通じる。ビッグマムの首より屋上に近づけさせない事が優先になったキッドにも近い。
ルフィなら必ずやって(勝って)くれるからと命を賭ける行動。ワンピの熱い部分です。それと同じことをルフィはモモの助に言うし賭けてる。
めっちゃ熱いよね!
だってこれまでのルフィはモモに対して「○○やれ」「○○しろ」のような叱咤激励でしたからね。
お前は飾りかよモモ!お前が言えよ!えらいんだろうが!こんなすげェ奴らの〝大将〟なんだろう?(819話)
後にしろ!ずっとそうだろ、お前は「大将」だぞ!まだ途中だメソメソすんな!!(1020話)
「言え」「泣くな」「飛べ」「運べ」「噛め」などの言い方から「お前を信じてる」は熱すぎるんだよなぁ。
麦わらの一味の仲間同士に通じる「必ずやってくれる」の信頼がある。なんというかついに対等になったなというか…。お前は「大将」だぞって叱咤激励でなくマジのガチで「大将」に昇華してる。対等な関係でルフィとモモの助の同盟が成立した感よ。
「がしっ」ですよ。
・手ェ組もう!「同盟」だ!!カイドウの首はおれが貰うぞ!!
・違うよ!「がしっ」ってやるやつだ「がしっ」て!!(719話)
「手ェ組もう!」→「がしっ」ってやるやつだよって実現してないんだよね。
「忍者海賊ミンク侍同盟」(忍者と麦わらの一味とハート海賊団とミンク族と侍同盟)で原辰徳監督並のグータッチ(擬音は「ガッ」)はしたけど「がしっ」はしてない。
そもそもルフィの「手ェ組もう!」は組織・チームとしての同盟だけでなく、モモの助個人にも言ってた(と思う)。わざわざ点まで付いてたし…。
モモに対して叱咤激励でなく対等に「○○なら必ずやってくれる」「だから危険な賭けするぜ」的なワンピロジックに当てはめると、完全にルフィとモモは対等。そもそも同盟は対等な関係でこそ成立する。
ああ、見えるよララァ…カイドウぶっ倒して鬼ヶ島を避けさせた後に2人が念願の「がしっ」をする姿が…。こんなうれしいことはない!
コメント
モモの助がジュクジュクの実で
大きくなったことで
同じぐらいの手の大きさで
力強い「がしっ」が出来そうですね
あとおでんに会いたかったと言ってた
ルフィの発言も少し形を変えて実現するんですね
表紙は運動会じゃなくて部活ですね
成長したもものすけ=おでんにそっくり とルフィのガシッ!分かってても感動するだろうなあ
世間はゴムゴムの雷で煽り散らしてるのに、あなたはしっかり読んだ感想書いていてえらいよ
やたら空船の描写があるのは、空船がルフィの能力でゴム化して殴ったカイドウをピンボールみたいに弾いてぶっ飛ばすのかな。ワノ国の人の想いがカイドウを討った見ないな感じで。
ギア5になってまともに攻撃当てられてなくてつまらん
「お前を信じてる」は確かにグッとくるものあったけど、より言語化してる感想読んでもっとグッときた。
雷を掴んだり鳥が出てきたことは確かに驚いたけど、本質はそこじゃなくて、痺れるのは台詞や行動だね。
モモ、もう一皮むけるチャンスだぞ。頑張れ。
「能力が世界を制する事はない」「覇気だけが全てを凌駕する」というカイドウの主張、実際のところ「能力者でしかも覇気を使える人」の方がどう考えても有利(現にカイドウ自身がそう)なのに、まるで「ロジャーが能力者ではなかったこと」に意味があるかのような言い方が気になる。
でも「非能力者のロジャーだからこそできたこと」がもしあったとしても、今更ルフィがそれを再現することは不可能だしなぁ。
ちょっとカイドウが言ってることとズレてるような・・・別に無能力者最強!!って話ではなく
「能力者でしかも覇気が使える人」の方がどう考えても有利なのに、結局ロジャーは覇気だけで世界一になったわけで、どんな強力な悪魔の実をたべてても結局覇気が強い方が強いんやで〜ってことで
カイドウの言いたいことがそれなんだとしたら、「世の中はうまくできてる」って言葉が出て来るかなぁ。
「非能力者だからこその強さがあった」ならともかく、「非能力者だけど覇気だけで最強だった」という点に「うまくできてる」要素が見当たらないような。ただただ「ロジャーは強かったね」ってだけの話で。
「覇気」そのものが「うまくできてる」要素だって話では。
悪魔の実を食べたから強い。手に入れた能力が強力な方が勝つ。
ではなく、
結局「強い奴が強い」というシンプルな構図を実現しているのが「覇気」だから。
「覇気」が本格的に登場するまでは、能力者かどうか、もっと言えばロギア系かどうかで各キャラの強さに明確で理不尽な壁があったでしょ。
「覇気」が無ければカイドウもビッグマムもエネルに勝てたか怪しい。
でも「覇気」があるから能力だけで勝負は決まらない。世の中「うまくできてる」もんだ。っていう話をしているだけだと思ったけど。
「空高くジャンプして雷を掴む」は、キン肉マンでネプチューンマンがやってましたね。
ルフィが雷を掴める理由(理屈)は、「キン肉マンでネプチューンマンがやっていたから」で良いのでは?w
雷が特別なのかなぁ
アニメ的なこと全部できるだけで、今のルフィは炎掴んで投げたり竜巻蹴っ飛ばしたりとかできそう
覚醒後のルフィの姿、明らかに風神雷神図屏風がデザインモチーフのひとつですよね。
ドラゴンが風神、ルフィが雷神っていう関係性もありえる?
これはネプチューンマンリスペクトと見せかけて、実はナルトとサスケのリスペクトかも?
最強と思われたロックス海賊団を、目の前で非能力者であるロジャーとガープ(レイリーもいたはず)に潰された経験、その後強くなったはずの自分に立ちはだかった非能力者であるおでんとの戦闘の経験から、鍛え上げられた覇気に勝る能力(実)はないと思ったのではないかと思う。
そりゃ強い者同士の戦いになれば最終的に何でもありのノールール対決なら非能力者の方が強いでしょ。
水に落としたら勝ちなんだから。そんなこと最初から言われてるし今更話に上がるまでもないので、非能力者であることに意味がある伏線でしょう。
「何でもありのノールール」って、今までだって「水に落としたらダメ」なんて縛りルールで戦った場面特にないでしょ。「水に落とされないように戦う」ところまで含めて強さなんだからどう見ても能力者の方が強いし、そうでなかったら四皇・三大将を始めとして強キャラのほとんどが実を食べてることの説明がつかない。
「非能力者であることに意味がある伏線」という部分には同意。
黒ひげの能力者狩りをひっくり返す意味合いもあるのかな…
心臓の解放のドラムで復活してるルフィですが、ルフィ自身の寿命を解放してるのではないかと怖い。
世界一ふざけた能力の意味がそれだったら嫌だな
エネルのときと同じく覚醒前だけど、雷といえば映画でルフィがシキへの最後の攻撃として繰り出したのがギア3rdで足に雷の電流をまとわせてたね。
ニカの姿が明王?