『ワンピース』のワノ国編は本筋も注目だけど、尾田っちらしく「え?これって?」と意味深な描写がたまりませんね。今回はちょっと「ワノ国」と「空白の100年」について考えてみたいと思います。
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「ワノ国」と「空白の100年」
二代鬼徹
おいおい!天狗山飛徹(美少女こけしコレクター)さんよ!なにをサラッと重要な発言してんだ。二代鬼徹は飛徹の先祖「古徹」が打った刀なんだとか。ゾロが持つ三代鬼徹も彼の先祖が打ったものでいいのでしょうか。
飛徹自身も本業は刀鍛冶で、先祖の名前が「古徹」ならば、代々「〇徹」という名前で刀鍛冶屋をやっていた可能性が高いぞ。お玉ちゃんは娘でなく弟子だそうなので、「くの一」になるのが夢でも刀鍛冶の弟子なのは気になるところ。
鬼徹シリーズはワノ国の「〇徹」一族が作っていたと。また、二代鬼徹はやっぱり三代鬼徹の「鍔」と「柄」がまったく同じでした。つまり、五老星のハゲが持ってる刀が初代鬼徹の可能性はさらに高まりました。
鬼徹シリーズ
三代鬼徹 / 二代鬼徹 / 初代鬼徹?
五老星の1人が持ってる刀は二代鬼徹と三代鬼徹とそっくりの鍔と柄でした。
これはやっぱり初代鬼徹でいいのでしょうか。
天狗山飛徹の関係者かは分かりませんが、ワノ国と関係しているのは間違いなさそうです。てかどう見てもワノ国出身だよね。そもそも他の五老星のメンバーはみんな洋風の恰好の中で一人だけ和風の恰好をしてますからね。
「ワノ国」って鎖国国家だよね。しかも長年。それなのに、天竜人の最高位「五老星」にワノ国出身っぽい者がいる矛盾。あれ?「ある巨大な王国」を滅ぼした、最初の「20の連合王国」にワノ国も入ってたのでしょうか。その場合は当時の将軍家?うーん?まだまだ謎が多い。
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「ワノ国」が空白の100年(「ある巨大な王国」VS「20の連合王国」)と関わりを持っていたのは確かです。それがおでん&モモの助の先祖の光月家である。
光月家がポーネグリフを作成した
818話
ワノ国光月の家系ゆうがは実は代々、石を切り出し加工する〝石工〟の一族。今なお高い技術力を持っちゅうがじゃ。800年前の大昔…!その光月一族の腕で作られた壊せぬ書物。それが〝歴史の本文(ポーネグリフ)〟ぜと!
ポーネグリフを作ったのは800年前の光月の先祖である。
ポーネグリフには古代兵器の在りか、4つの赤石でラフテルの場所が判明します。ラフテルにある「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」は白ひげいわく、世界政府の根底を揺るがす「世界がひっくり返る」効果があるそうな。
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さてさて。
砕けない石、ポーネグリフとは、「ある巨大な王国」が後世に残したものです。
395話
ロビンの回想でクローバー博士は一つの仮説を立てました。五老星に消されてしまったので、クローバー博士の仮説は正しかったように見えますね。「ある巨大な王国」は敗北を悟って、その思想を未来へ託そうとしたと。
そのポーネグリフを作ったのが光月家。
ということは800年前の光月家は「ある巨大な王国」側についていたということでしょう。ここで謎になってくるのは、やっぱり五老星の和風男だよね。
「ワノ国」の恰好する天竜人の謎
天竜人なら元はどこかの王である
まだ確定では無いが、持ってるのがどう見ても「初代鬼徹」だし、恰好は1人だけ和服の天竜人最高位の五老星。彼(先祖)がワノ国出身だったらならばビックリの事実が浮かび上がります。こいつの先祖(もしくは本人)は800年前の「ワノ国」のトップということになるじゃん!
最初の「20の連合王国」が聖地マリージョアへ行って(ネフェルタリ家は天竜人にならなかったので正確には19の一族)、入れ替わる形で別の一族が新たに王になったわけですから。
800年前の将軍家が天竜人となり、代わりにワノ国に新たな将軍家(オロチの一族?)が出来たと考えられるわけです。
<追記、ワノ国のトップは20数年前まで光月でした>
ワノ国がいつから鎖国国家となったかは不明ですが、800年前は開かれていたのでしょうか。そしてワノ国内でも「20の連合王国」側(800年前の)将軍家と「ある巨大な王国」側光月家で分かれていたことにもなる。
ま、あくまでも和風天竜人(その先祖)がワノ国出身でワノ国が「20の連合王国」だったらならばって過程ですけどね。五老星が天竜人と判明したのでかなり引っかかりますね。
そうなると鬼徹シリーズを先祖が作った(っぽい)天狗山飛徹に刮目である。
あと、翼がマジもんっぽいのも気になる。
天狗山飛徹の翼は…?
君の翼は…?
飛徹の天狗の恰好。
天狗のお面は一目瞭然であるが、翼はマジのガチで生えてるっぽく見えるのですが!え?ただのコスプレかと思いきや飛徹さんってもしかして翼人だったの?まだ確実ではないが、飛徹が翼人だとさらに面白いことになりますね。
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『ワンピース』の翼を持った人は、ウルージさんやスカイピアの住人を思い出しますね。基本的に空島の人々です。とはいえ、シャンディアの人々は元々は地上でポーネグリフを守っていたので、地上にも翼人はいるかなと。
エネルの扉絵シリーズで彼らは月出身であることが示唆されていました。
翼を持った人々は月からやって来た
エネルのスペース大作戦
太古の月には翼を持った人がいた。月で暮らしてものの資源不足で青色の星へ旅立ったという内容の壁画でした。翼人の先祖達は月の住人だったのが地球へやって来たと。
また壁画には古代文字のようなものがあり、ひょっとしてポーネグリフに使われている古代文字は月から来た翼人から伝えられたのではないかと想像もできます。空白の100年で滅んだ「ある巨大な王国」と翼人の関りは深いのかもしれません。
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そもそもシャンディアでは、長年ポーネグリフを守る事を使命としていましたからね。
また、翼人には3種類あります。
スカイピアの先祖(小さい翼で触覚衣装)、エネルの部下とウルージさんの先祖(大きな翼で羽毛が下向いてる)、シャンディアの先祖(小さい翼でインディアン風衣装)。飛徹は羽毛が下向いてる翼の形から、ウルージさんと同じ先祖の翼人に該当しそうです。
ま、飛徹の翼はやっぱりアクセサリーだったってオチも十分あり得ますが…。
飛徹の先祖と和風五老星は…?
二代鬼徹は飛徹の先祖〝古徹〟が打った
飛徹が翼人かどうか定かではありませんが、ワノ国で代々刀鍛冶屋をやっている様子でした。彼の先祖〝古徹〟が作ったのが二代目鬼徹。一族は「〇徹」という名前。いっぽんマツが言ってた「鬼徹一派」は飛徹の一族かね。
これは、飛徹の先祖が三大鬼徹も初代鬼徹も打ったと考えられますね。
800年以上前に、飛徹の先祖「〇徹」が初代鬼徹を作ったってとこかな。
それを天竜人最高位「五老星」が所有しているというのはどういうことなのだろうか。前述した通り、和風五老星(の先祖?)がワノ国出身者で天竜人ならば800年前の将軍家としか考えられませんが…。
飛徹の先祖が当時の将軍に献上した?でも鬼徹シリーズは「妖刀」で呪われるそうですからねぇ。謎だ。謎多き五老星の一人と先祖が関係してそうな飛徹は今後も注目です。
・光月家はポーネグリフ作成者で「ある巨大な王国」側
・鬼徹シリーズは飛徹の一族が作った
・初代鬼徹を所有するワノ国の恰好をする天竜人最高位「五老星」
・天竜人とは800年前の「20の連合王国」の王族
・800年前のワノ国の将軍一族なのか?
うーむ。パーツが色々とひとつに繋がりそうだぞ。
ワノ国編は空白の100年という側面でもめがっさ楽しみですね。まる。
コメント
王家が他にあるからこそ将軍家が代わりに治めてるのかもしれませんね?ワノ国。
初代の名前は普通に「鬼徹」ではないでしょうか。
また、読売新聞のインタビューにおダッチが答えています。
https://www.yomiuri.co.jp/topics/ichiran/20180723-OYT8T50083.html
「おダッチ」
この表現妙にツボです。
一本松の説明で妖刀のバックは大蛇(オロチ)だったから
オロチ一族に忌み嫌われる「鬼徹」なんでしょうが
モモの助はゾロの「鬼徹」に反応なかったので・・光月一族は関係ないのかな?
死なない「カイドウ」に効果有とかなら面白いですが
(リンリンもダメージ受けないので、ロックス関連は彷徨えるオランダ人?)
凄い考察待ってました
確かに天竜人ならある地域の元王ですね
ワノ国なら将軍が該当する
作中で明かされるのが楽しみです
お玉がくの一になりたいのは、
エースがくの一なら連れてってやると言ったから。
本来は飛徹の弟子、というか助けたみなし子か何かで、
刀鍛冶の修行中なんだろう。
>そもそも他の五老星のメンバーはみんな洋風の恰好の中で一人だけ和風の恰好をしてますからね。
この、和風=ワノ国由来というのが許されるなら、ちょっと考察が跳ぶけどもカタクリの周辺もわりとワノ国っぽい。ピンときたのが戦闘中におやつ食べるために作った御堂。あれは純和風だった。言われてみればカタクリは和菓子につかうものだし。あとカタクリのマフラーはスリラーバーグ編で出てきたリューマのそれと似てるよなぁ・・・
カタクリの場合はお口隠しにつかってたのだし、三つ子という設定もあることからワノ国出身のパパを持つという説は難しいかもしれないけど可能性はあるかな?優秀なサムライならマムも遺伝子ほしがるだろうしね。
スリラーバークね
バークってのは船舶って意味
カタクリって誰だっけ?と、既に忘れてた自分が怖い
最近のとんでも展開なら五老星のあの人が古徹さんだったりして。
まさか鬼徹と空白の100年が関係するとか!スゴイなー。
「月から来たのでは考察」の読んで思ったんですが、鬼徹シリーズが実はポーネグリフを掘れる道具って線もありそうだなと妄想してます。刀にして世界に紛れ込ませた的な。
日本史に当てはめるなら、将軍家と天皇家は別で、江戸時代も名目的には天皇家が日本の支配者で、将軍家はそこから任命されてる感じでしたよね?
五老星がワの国の王家だとしたら、将軍家とは別かも??
一本マツが「この世に鬼徹を使う剣士は一人もいない」って言ってましたね
五老星の一人が使ってたのだとしたら矛盾するような
一本マツが五老星を知ってるわけないだろ
あくまでも「剣士」だからな
「この世」も普通なら生きてないという意味にもとれる
しかしワノ国は世界政府非加盟国で天竜人に対抗する為にポーネグリフを作った
五老星の一人がワノ国の元国王ならこの現状はおかしい
虚の玉座を守る20の武器に刀っぽいものがあるけど
吹き出しに隠れててよく見えないぞ!
これぞヤマカムさんの真骨頂、ありがたく読ませてもらいます
鍛冶場には基本的に女性は入れない
何故なら火の神が女性で嫉妬するから
例外は未通の女性
よってお玉は処女
Q.E.D
>でも鬼徹シリーズは「妖刀」で呪われるそうですからねぇ。謎だ。
実在する有名な妖刀といえば村正ですが、なんで村正が妖刀なのかといえば、支配者たる徳川の一族を傷つけたり切腹に用いられたり、徳川にとって大変縁起のよろしくない刀だったからというのは有名な話で
転じて、幕府転覆を目論む討幕派の志士達は好んで用いたというのも有名な話
あの五老星がワノクニの元王だったとしたら、その頃は妖刀扱いでも何でもなく普通に敵対勢力を根斬り撫で斬りにするのに初代鬼徹を用いていて、
彼がマリージョアに引越した後ワノクニの王に収まった敵対勢力、つまり現将軍家の先祖が、さんざん自分たちを斬りまくった鬼徹シリーズを妖刀認定した。という流れならありそうかなと
>>「ワノ国」って鎖国国家だよね。しかも長年。それなのに、天竜人の最高位「五老星」にワノ国出身っぽい者がいる矛盾。
鬼徹を持つ天竜人が海外に出たことによって鎖国を行ったという理由もあるのでは?
例えば和服の天竜人がある巨大な王国を滅ぼす勢力に寝返りワノ国を裏切ったとか
漫画の考察終わったので撤退しろ。
五老星の奴(もしくはその先祖)は、いわゆる天皇だったのでは?
ワノ国を日本に置き換えてみると、昔の日本のトップは将軍ではなく天皇でした
それと同じで、巨大な王国を滅ぼしたワノ国の人間は天皇の位置に相当する人物で、天皇が外に行ったから将軍が国を治める現在の形になったのではないかと
天皇だとしたら勝手に外に行くことはできないから、その考察はハズレだな。
まー、和式が全部ワノ国に関係してるならくいなやたしぎもワノ国になっちゃうからな。
さすがに帝は出さないだろ
和風で月といえばかぐや姫が思い浮かびますね
月の民がワノ国にやってきてしばらく過ごすも
なんやかんやあって仲間=天竜人のところに連れ帰られてしまうと
巨大な王国 vs 20の連合国ってあくまでも仮説だしね
巨大な王国の中にいた反乱因子が20集まってってこともありえるなら、和風の人がいても問題ないかと。
初代鬼徹は誰から奪って自分の武器にしたって可能性もあるのでは?
それと、おたまが仲間になる可能性は低いと思います。巻頭の絵で狒々や狛犬がルフィたちと一緒に描かれるところを想像できません。
あと、既に青キジ、赤犬、黄猿で桃太郎ネタやったのに、また繰り返すのっておかしいですよね。
新しい大将たちと大将候補の名前を見てみたら、藤虎、緑牛、茶豚、桃兎。。。
これって干支じゃないですか?
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥ほぼ揃ってますね。