さて、ついに頂上戦争が終了した「ワンピース」。
数々の謎が残されて、三大戦力の均衡が崩れてしまいました。
新時代を担う大物ルーキー達は、この戦争を注視していました。全員、黄猿がら逃れたところを見ると、やはり相当な実力者のようです。個人的に刮目なのは、大喰らいジュエリー・ボニーですね。
ボニーの謎行動
ボニー
「―何もかもあいつのせいだ…!!!」
「すぐに探し出してやる!行くぞ!"新世界"へ!」
なんという意味深な台詞なのか。
「あいつ」というのは一体誰なのでしょうか。
真っ先に思い浮かべるのは黒ひげですが、「何もかも」という台詞が引っ掛かります。この言い方では、戦争自体が誰かの仕業とも取れます。さらに、すぐに探し出してやるという事は、政府の人間でもドフラミンゴでもなさそうです。謎です。
ボニーで気になる点といえば戦争中に、白ひげと海軍が黙約して、白ひげが仲間を売ったとシャボンディ諸島で中継を見ていた時、そこで中継が切れてしまいました。誰もが白ひげが仲間を売った、白ひげと海軍は黙約していると騒いでいる中、ルーキー達は至って冷静でした。
キッド「余興はここまでってことか…」
アプー「見せたくねぇもんがあるんだろ…、世間と海賊達に」
ベッジ「白ひげが仲間を売っただと?バカバカしい!」
と、白ひげが仲間を売るような男ではないと会った事もないだろうに、ルーキー達は微塵も信じず、海軍の罠であると見事に見破っていました。さすがは大物ルーキー達…。
しかし、どういうわけかボニーだけは…。
「ぐすっ、うるせェ!放っとけ!」
泣いてました。
白ひげと海軍が黙約してたと聞いてショックだったのでしょうか。んなわけないですね。白ひげの傘下なのかとも思いましたが、ボニー海賊団の他の面子すらボニーが泣いている事に困惑しています。ボニーは個人的に白ひげと繋がりがあるのでしょうか、それともこの戦争の真意でも知っているのか。
何に対して泣いたのか。
白ひげに対してか、エースに対してか…。
果てしなく謎です。
そして、 「―何もかもあいつのせいだ…!」という台詞。
ボニーは何かを知っているのか。
それが何かはまだ分かりませんが、今後も重要人物になっていきそうです。
582話「ルフィとエース」では、頂上戦争から2週間が経過しており、イワさんたち革命軍はどこかへ行ってしまったようです。って、いきなり2週間も経過しちゃったんですか…。モリアさんはどうなったのでしょうか…。
モリアさん…
モリアさん放置プレイきました。
前回の様子からして、生存確率は相当低そうですが、頂上決戦でジンベエにボコられてもいつの間にか戦線に復帰してたゴキブリのようなしぶとさに懸けたいところ。
センゴク元帥より上という事は、五老星か世界政府元帥しか考えられませんが、ドフラミンゴは本当に何を考え何を知っていて何をしたいのか謎すぎです。
新時代の到来を予感していただけでなく、歴史の全てを知っているかのような口ぶりも興味深いところですよ。
意味深な
「海賊が悪!?海軍が正義!?そんなもんは、いくらでも塗り替えられて来た…!!」
「頂点に立つ者が善悪を塗り替える!!」
「正義は勝つって?そりゃあそうだろ勝者だけが正義だ!」
こいつの発言は、空白の歴史を知っているのではないだろうかと思わされてしまいます。絶対にただの七武海の一角というレベルではないですよ。
しかし、2週間も経って半狂乱のルフィを見ると、胸が熱くなるな。さらに、ジンベエと話してようやくエースが死んだという事を受け入れて、「エースは…!死んだんだろ゛!?」と泣き叫ぶルフィに胸がさらに熱くなる。
そして、今回のキモは10年前の回想です。今までは少しだえ意味深に語られた、ルフィとエースの過去がいよいよ明らかになるのでしょうか。
1話でルフィが赤髪海賊団と出会った後に、ガープにダダンに預けられる回想が始まったのです。ダダンが住む場所は、フーシャ村裏コルボ山の山道で大自然に囲まれていました。
ついにダダンが登場です。
今まで名前だけは登場しており、ルフィが億越えの賞金首になればフーシャ村の村長は「ダダンはこれを知っとるのか…」と意味深に語り、ガープにエースを育てさせられたり、足だけ回想で出てきたりしました。
エースの死に際にもダダンは語られ、重要人物である事は明白です。
いよいよ、謎に包まれたダダンが登場。
カーリー・ダダン
…何だこのババア!?
色々とひでぇな、おい。
どうやら、何か犯罪をしでかしたようでガープが目を瞑っている事が弱みとなっている様子。ダダン一家棟梁という事で山賊のようです。
エースとルフィの仮親です。ガープが以前に言っていた「最終的には友人に託しエースと共に修行させたが」というのは、ダダンだったうようです。ガープとダダンのやり取りを見ると、とても友人の会話には見えませんが。
ダダンにばかり注目が集まってしまいますが、個人的には部下の一人のチビが凄まじく引っ掛かります。刀を鞘に納めずに背負ってて危なくないかという以上に気になります。
チビの持っている本です。
表紙に書かれている文字が上手く見えませんが、古代文字に見えなくもない。
残念な事に小さい上にジャンプの印刷が悪いので何とも言えませんが…。で、気になるのは本の背文字の謎のマーク。何かに似ている…。
ハートの海賊団シンボル / ローの腕にある入れ墨
ロー率いるハートの海賊団のシンボルマーク。さらにローの腕に入れられている入れ墨。ドクロ抜きに、それを囲う太陽というか、地図記号の工場とか発電所に使われるようなマークが似ているな、と。何かあるのでしょうか。
そういえば、アプーはローがルフィを助けた事を何かあると睨んでいるようで、「やがて敵となる男をだ!助けると思うか?本当に…」と勘繰っているのも気になる点です。
アプーは頂上決戦で中継が切れた時も海軍側の狙いを見事に言い当てるなど、髪型と同じぐらいただ者ではありません。何より、今回のローは怪しすぎます。
ロー
ルフィの麦わら帽子をジーっと見つめながら「………」って、何かルフィの麦わら帽子にあるのでしょうか。非常に気になる点です。
まあ何にしても、ついにルフィとエースの過去が明らかになると思うと胸が熱くなるな。特に気になる点は以下の4点です。
・ルフィとエースがした約束
エースが息を引き取る時に、ルフィは「…エース死ぬのか?…い…約束したじゃねェかよ!」と叫んでいました。「い…」というのは「いっしょ」とかその辺りでしょうか。さらに続けて「お前絶対死なねェって言ったじゃねェかよォ!」と。ルフィに対してエースは死なないと約束を交わしていたようです。そして、エースの死後にルフィは断片的にその時を思い出しました。
約束
「約束だ!おれは絶対に死なねェ!お前みたいな弱虫の弟を残して死ねるか!」
死なないと約束したエース。
果たして2人の間に何があったのか気になるところです。
・サボの件
エースはロジャーの息子である事を気にしており、幼少の頃は相当ひねくれて、生きる望みもなかった事が伺えます。死に際にルフィに懐かしむように語った一件が忘れられません。
サボの件
「…サボの件と…お前みてェな世話のやける弟がいなきゃ、おれは…生きようとも…思わなかった…」
うーん、謎です。
サボの件はエースに生きる気力を与えた重大な出来事のようですが、果たしてどのような一件だったのでしょうか。この回想で明らかになって欲しいものです。
・もう一つの兄弟の盃
ルフィとエースは実の兄弟ではなく、兄弟の盃を交わした事は数コマの回想で明らかになりました。これはメールで教えて頂いた事なのですが、盃はルフィとエース以外にもう一つ。3つの盃があったのです。
盃3つ
これはルフィとエースの他に、もう一人義兄弟がいるということでしょうか。
何にしても意味深です。
・悔いのないように生きる
エースが処刑台に上がる時に3コマだけ回想された過去の話。処刑台に上がる時に思いだすという事は何を意味しているのか…。
悔いのないように
エース「いいかルフィ。おれ達は絶対に、くいのない様に生きるんだ!」
ルフィ「うん!」
エース「いつか必ず海へ出て!思いのままに生きよう!誰よりも自由に!!」
エースの台詞が意味深すぎました。ルフィは体育座りしながら、エースは仁王立ちして海を眺めています。この言い方だと、誰か悔いのある生き方をした人がいるみたいです。2人が海へ出る事を決心する出来ごとだったようです。
以上の4つが最も気になるところか。
また、頂上決戦中に何度もルフィやエースが数コマ過去の回想を思い出していますが、ポイントはルフィの服装。エースは一貫して思いだされる回想全部、黒ズボンと裸の大将のようにランニングシャツと常に同じ格好でこれしか服持ってねーのかよという感じですが、ルフィは回想によって格好が違います。
シャツが違ったり、麦わら帽子をかぶっていなかったり…。
別々の日に起こった出来事なのです。
後はエースの顔の傷具合も違いますね。
ルフィとエースの回想は長くなりそうです。
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