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「ダイヤのA」の面白さが大気圏突破した件

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ダイヤのA(21) (週刊少年マガジンコミックス)

決勝戦!!!!!

昨年、小学館漫画賞に選ばれ、今年は講談社漫画賞にも選ばれダブル受賞をした「ダイヤのA」。もう名作と言って問題ないです。先日、21巻が発売されました。やばいです。超面白いです。感動します。燃えます。胸が熱くなります。つまり超絶的にマーベラスなのです。野球漫画で人は泣ける!圧倒的な興奮がそこにあるのです!

相手は王者稲城実業高校、試合は終盤戦です。以前も説明しましたが、エースと4番を信じて、青道と稲実ナインは、心の声が一つになるのです。

そう、キモは「信じること」です。

粘る結城に対して、成宮と原田のバッテリーは魔球チェンジアップを投げることを決意。球数が増えれば高目に浮く弱点があり、試合終盤で投げられのか。だがしかし、ここで決めてこそ真のウイニングショット!

対して無我夢中でバットを振る結城。

ここで、あざとくも胸に響く結城がキャプテンに選ばれた時の回想が入り、監督は渋い表情で見つめながらの心情の吐露が震える。

燃えるぜ

「このチームは、お前が引っ張ってきたんだ…。3年間、毎日磨き続けた、そのバッティング…」

1

監督

その全てを、この一振りに―

なんという信頼。胸熱すぎるにも程があります。対して、稲実は王者への期待か大声援。その全てを聞いているのはエース成宮。ここでポイントとなるのは、成宮が声援を聞いているものの、声が一切シャットアウトされていること。

2

成宮(声を発していない応援団)

「そんなに必死に叫ばなくても、ちゃんと届いてるよ…みんなの声は…

1ページ前までは地鳴りのように「アアア」と応援団という名のモブたちが大声援を送っていましたが、結城と向かい合って背景真っ黒になってからは応援団の声は一切なくなっていました。

応援団は何も声を発していませんが、大声援を送る様子のみが描かれています。つまり、成宮は自分の世界に入ったということです。さらに結城視点でも観客や応援団の声は何もありません。両者が完全に相手しか見ていないのです。

そして放たれる決め球のチェンジアップ。完璧に捉える結城。青道が逆転するのです。勇気が撃って、外野を抜けてランナーがホームを踏んだ時に、再び「アアア」という地鳴りの声援というか擬音が出てきます。

3

「アアア」という大声援再び

ようやく地鳴りのような大声援「アアア」という擬音が出てきました。つまり、30ページまで、結城と成宮の2人だけの世界だったのです。

なんという集中力なのでしょうか。結城の何を撃ったか「覚えていない」という台詞も、観客の大声援の擬音が消えるほど集中していたと考えると、さらに濃厚に味があるってものですよ。

ついに逆転して「必ず、もう一度…お前をマウンドに立たせてやるからな」という名シーンを思い出して泣きだす丹波には胸が熱くなるというもの。

追い詰められた王者の稲実と、あと6アウトで甲子園の青道。両者の立場が逆転しましたが、それぞれの立場でも思う事が同じなのが21巻の最大のキモです。

ようやく主人公の視点で描かれた8回裏。マウンドに立つ沢村の心情は以下のようなもの。

「この安心感。この頼もしさ。このチームは無敵…。どこのチームと戦っても」

4

負ける気がしねぇ

青道は最強であると。どこと戦っても「負ける気がしねぇ―」と語り出しました。青道ナインの頼もしさ故です。その後も両者のプレイはまさに名試合すぎて胸が熱くなりまくりです。その後の成宮の過去話もまた感動的で、胸熱です。

青道が最強で負ける気がしないのらば、稲実はといえば…。青道が9回表1アウトランナー三塁という絶好のチャンスを迎え、ここで1点取れば、ほぼ試合が決まるという状況。

完全に王者が追い詰められてしまいました。グランドの成宮に集まる稲実ナインに向けて、「ここで負ける気だけは全然しねぇから」と言い放ってのけました。

稲実ナインは、この大ピンチで語り出すのです。エースを信頼して。

「来るなら来い―」

「絶対に守り抜く」

「強がりでも自信過剰でも何だっていい…」

5

負ける気がしねぇ

55ページでは青道の視点で「負ける気がしねぇ」と綴られていましたが、132ページでは稲実の視点で「負ける気がしねぇ」と綴られているのです。完全に対比の構図ですよ。

両者が己がチームこそが最強で甲子園に行くと信じて疑っていません。なんという信頼!胸が熱くなるってものじゃありませんよ。鳥肌が立ちまくって、脳から変な汁が出てきました。

あとアウト2つ。決着は次巻。くそ燃えまくっておかしなテンションになってしまいます。マーベラスここに極まりです。

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