『UQホルダー』Stage121 スピーダーですぽぽぽん
凄いサブタイトルだ…。
最近の『UQホルダー』は作者のノリノリ感が伝わってきますね。
なんたってサブタイトルからしてノリノリですからね。
今回のStage121のサブタイトルなんて「スピーダーですぽぽぽん」ですから。
名は体を表わすとはよく言ったものです。サブタイトル通り、スピーダーですっぽんぽんになる話だからね!
すぽぽぽん
すぽぽぽんですっぽんぽんって…。
清々しい程にそのまんまじゃないですか。直球ど真ん中です。
もうさ、赤松先生は完全に開き直ってるよね。
連載が始まったばかりの頃は本格バトル漫画やるぜ!って意気込みだったし。
『ちょっと盛りました』で少年漫画として絵柄を意図的に変えたとか言ってたのに。その結果がこれです!
雪広流脱がせ術!!
なんだよ!「雪広流脱がせ術」って!!
恐ろしいまでの必殺技です。
名前がそのまんますぎて逆に清々しくすらなってきます。
みぞれの脱がせ技ではやくもサブタイ通りすぽぽぽん姿になってしまうしのぶでありました。ここまで扉絵入れてわずか4ページ。しのぶの追い上げもビックリのスピード!
何がスゴイって刀太の対応ですよ。
何も身に着けてない状態のしのぶは後ろの刀太に「隠してください」とお願いします。
そうなれば当然、手ブラの形になるわけでして。
特筆すべきは、両手で手ブラを作るわけでなく左手だけでやった点でしょう。
スラムダンクの花道風にいえば、左手は胸だである。
じゃあ右手はどうしたかっていえば、もっと重要なポジション取りをしていました。
左手は胸!右手は股!
「もみん」「ちゅるん」である。
「ちゅるん」って凄い擬音使うな!おい!
ここまでやられて、ついにしのぶも吹っ切れて本気を出します。
「私、本気で行きます」
脱がされたぐらいで慌てるようじゃ甘かった。
自分の甘さを痛感し、実に良い表情をしてまっすぐ前を向くしのぶなのであった。
もう格好なんて気にしません。
刀太が着ていた学ランの上一枚を羽織ってレースに戻ります。
さすがの刀太も「その恰好でいいのか?」と心配しますが、しのぶは「ハイ!」と。この格好で大丈夫なんです!
学ラン1枚か。とても素晴らしい。
上半身隠して下半身は隠さずってわけか。いや違うな。上半身もまったく隠れてなかった。胸も尻も卍解である。開き直ったしのぶは「メイフラワー3世号」に乗る夢を語ります。
ちょっと豆。アメリカには11月の第4木曜に「感謝祭」という祝日があります。
由来は1620年に移住したイギリス人の清教徒たちが、翌年の11月に収穫を終えて祭りをして祝ったから。それが伝統になり「感謝祭」となったのでした。その移住したイギリス人が乗ってた船の名が「メイフラワー号」である。
その後、メイフラワー号の航海を再現しようと1952年に「メイフラワー2世号」が作られました。リアル世界で2世号まである「メイフラワー号」の3世に乗って塔の先のもっと先を目指すというしのぶ。つまりですね…。
感謝祭ってことだ!
すぽぽぽんなしのぶに感謝。
赤面する可愛いしのぶに感謝。
しのぶを堪能する感謝祭ってわけか。
これがマツケンからのありがたいご褒美だというならば。
我々は「ありがとうございます!」と感謝を述べるのみだ。
我々読者が辿りついた結果は感謝だった。
完全に開き直ったマツケンの萌道への限りなく大きな恩。
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが…。
一日一万回感謝の正拳突き!!
気を整え。
拝み。
祈り。
構えて。
突く!!!!!!
せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
ありがとう赤松健!
もうね、最近の『UQホルダー』からは職人魂みたなのがある。匠の域ってわけ。
ただヒロインを脱がせりゃいいんだろ?なんて安易な発想じゃない。
ただのラッキースケベとは違う。萌え漫画家として一世を風靡した男が、原点に戻り拘り抜いた至高のラッキースケベです。まあラッキースケベであることに変わりはありませんけど。
せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
感謝しかない『UQホルダー。』
ベッキーとゲスの乙女の人のLINE風に言えばこんな感じです。
「逆に萌え漫画として開き直るきっかけになるかも」「私はそう思ってるよ!」「よし!」「そうとしか思えない」「ありがとう赤松健!」「感謝しよう」「うん!」「レッド
パイン」
せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
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