だがしかし
「きれいなお姉さんは好きですか?」と聞かれたらこう答えるだろう。
大好きですと。
アニメも大人気の『だがしかし』である。
『めしばな刑事タチバナ』のような実在の駄菓子ウンチク語りとドタバタコメディを中心とした作品。個人的なキモは駄菓子をネタにして微エロを突き詰めることかな。ひと夏の恋…ならぬひと夏のほたるさん可愛いを堪能できる。夏休み終わったらどーすんだろ。ほたるさん帰っちゃうのかな(初期よつばと的疑問)。
僕は小学生時代はほぼ毎日、駄菓子屋へ行っては20円のゲームか50円の格闘ゲームを横で見てました(ゲームする金無かった)。横から見ながら駄菓子をチョビチョビ食べてた。駄菓子屋は夢と希望と少年の思い出が沢山あるよね。『だがしかし』を読むとノスタルジックな気分になる。大人になって忘れてしまった大切な何かを思い出す。
幼なじみのサヤ師派
またサヤ師のラブがコメる展開には頬を緩めてニヤニヤするのみであります。きっとファンの間では、ほたるさん派かサヤ師派かで真っ二つに分かれてどちらが可愛いのか大激論が交わされていることでしょう。知らんけど。
私自身はですね、「幼なじみ」「片想い」「ラブコメ」のトリプル役満でサヤ師派ですね。ほたるさんの胸も捨てがたいけど、ほたるさんの豊かなバディーに目が釘付けになるけど、一挙一動が天然誘惑要塞だけど、貧相バディーといえでもサヤ師のラブコメ照れ顔のほうが威力は上なんですよね!
サヤ師
可愛すぎるんですよサヤ師は!
初期から報われない娘属性のオーラが全開で可愛かったんですが、最近のサヤ師の「可愛さ力」は目を見張るものがあります。具体的に言うと、夏祭り(55かし)あたりから、急速にラブがコメってきてきている。サヤ師も真の力を開放している。可愛すぎて頬がユルユルと緩むんだぜ。
ラブコメスイーツが大好きなサンデー読者の心の琴線を鷲掴みにするサヤ師である。サヤ師のココナツへの片想いっぷりはサンデー読者の約8割を満足させるに十分だったのではないでしょうか。
例えばだ。73かし「補習」だ。
このエピソードは駄菓子などまったく登場しない、ただただサヤ師の内に秘めたる乙女心を堪能するためだけの話。
内に秘めたる乙女心(周囲にはバレバレ)
ココナツが漫画家になる、すなわち将来はこの町を出て行くと気付いたサヤ師の真顔…からのいつも通りのやり取り。一瞬!だけど閃光のように!見せた寂しそうな表情にハートを撃ち抜かれるしかない。サヤ師はね、恋する乙女可愛いのです。
また、一発一発のあざとさこそほたるさんの後塵を拝してきたサヤ師でありますが、76かし「コーヒービート」ではめがねっ子サヤ師を披露し、ほたるさんの一発決めポーズ(微エロ)とはひと味違った角度で僕らの心の琴線を掴んだものです。
めがね着用サヤ師
ぐうの音も出ない可愛さである。
あまりの可愛さに卒倒しかけましたが、サヤ師メガネ事件に関してはC-WWWさんが以下のような気になる指摘もしておられます。
彼女は実は目が悪いけど普段はメガネを掛けていないのか、それとも伊達メガネを「こんなこともあろうかと」的な先読みで喫茶店の店内に常備していたのか、どっちなのか?
なるほど。
実はサヤ師は目が悪いんだけど、それが恥ずかしくてメガネをあえてかけていないという見方も出来るのか。ええい!サヤ師の恋する乙女っぷりは化け物か!可愛すぎるんだよ。
また、76かしの真の萌え萌えポイントはめがねっ子サヤ師が可愛かったというビジュアル的な要素だけではない。ビジュアル的にほたるさんのあざと可愛い決めポーズに匹敵するだけでなく、ただただサヤ師の恋する女の子モードが至高だったのだ。
サヤ師は至高
ココナツが来るとなり恋する乙女だげが放てる奥義の「そわそわモード」を炸裂である。兄に指摘されて焦るリアクション含めて100点満点ですね。可愛すぎる。回想では、今から行くからコーヒー入れてと言われたのに、勝手に「え!?毎日!?いいよ!?」とプロポーズ的な、毎日入れる=お嫁さんとう風に脳内変換しちゃうし。
この手の脳内変換は恋愛脳になってしまうと、都合の良いすり替えを脳内で自然に行ってしまいます。これは恋す乙女の末期症状でもあります。もう、サヤ師は手遅れですね。手の施しようがない。仕方がないので我々は為す術なくニヤニヤと見守るのみだ。
もともと『だがしかし』にはラブコメ力としてのポテンシャルが相当あったけど、最近のサヤ師の爆発力はとんでもないね。あるいは、サンデーのラブコメ戦国期と呼ばれるこの時代を『だがしかし』が…いやサヤ師が制するのかもしれん。
…と、ここまでサヤ師可愛いって言っておいてなんなんですけど。今週の『だがしかし』(84かし)を読んでほたるさんに転びそうになりました。いや実際には転んでませんが、ほたるさんのおかげで大事な事を思い出しました。
ほたるさん
相変わらずほたるさんはあざといなぁ…。
スカートが2段構造になってるということは今後はミニスカほたるさんも堪能できるということですかね。って、そんな事はどうでもいい!
今回のお話しはベーゴマだったわけですけど、ベーゴマを飛ばされてしまった(場外負け)ほたるさんは草むらに飛んでいったベーゴマを一生懸命探すわけです。その時のほたるさんの四つん這い後ろ姿に何とも言えない感情が爆発したのです。それと同時に忘れかけていた事を思い出させてくれた。
ほたるさんで思い出す
大切なこと。それは…紙で漫画を読むこと!
最近は電子書籍でばかり漫画雑誌を読むようになり、サンデーは早くアプリかKindleで出せよと思っていたものですけど、今回のほたるさんは紙の雑誌で漫画を読む楽しみを思い出させてくれました。
これは夢が描かれてるのではないかとサンデー読者の約8割は思うものですよ。人の夢と書いて儚いと読む?否である!人の夢と書いて「ほたるさんのパンツ」と読むのだ。夢を見ようと角度を変えたり、見る距離を変えたり、光を当てて透かしてみたりして、残念な気持ちになるのは誰もが通る道です。
だがしかし!だがしかしである。夢(パンツ)は見えなかったけど、今回のほたるさんの後ろ姿は仮に綺麗な印刷の電子書籍だったら見えないのねってスルーしてたと思うんですよね。週刊漫画雑誌特有の雑な印刷だからこそ、実はパンツが描かれてるんではないか…と疑心暗鬼になりあの手この手で色々と試す事が出来ました。若い頃ビニ本で色々と試した…忘れていた大切な何かを思い出しました。まる。
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