社会の歯車として毎日摩耗しているみなさまこんにちは!
皆さんは普段の疲れをどう取りますか?私は漫画で元気を補充して、ラブコメで渇いた心を癒します。
それでも、あくまでも精神的なケアですからね。
肉体的疲労は日々、蓄積されていきます。そこで肉体的にヒーリング効果があるものは無いかと考えるものです。それがあるのです。サウナです!
苦手だったサウナの、「本当」の気持ち良さを偶然知ってしまった“運命の一日”を境に、すっかりサウナ中毒になってしまった「私」。通い詰める内、確実に気持ち良くなれるサウナの入り方があることに気づいて…。「快感」をどこまでも追い求めるオトナ達の、新時代サウナの入門書! 描きおろし番外編&昇天確実な全国サウナリスト50も収録。ハマれるものがあると、人生は、楽し~~~い!!
<まずは試し読みやで>
・『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』(モアイ)
作者のタナカカツキ先生は、日本サウナ協会公認のサウナ大使でもあります。
そもそも日本サウナ教会自体そんなんあったんかいという気もしますが、公式のサウナ大使というならばサウナのプロフェッショナルですしおすし。ちなみに公式の「サウナ大使」というのは日本にたった2人だけ。それがタナカカツキ先生と長嶋茂雄さんだとか。
サウナのハウツー本
『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』はサウナのハウツー本として楽しめます。これを読めばサウナへ行きたくなる事間違いなし!
「サウナトランス」「サウナブーム到来」「サウナ室テレビ問題」「導師蒸しZ」「良いサウナ悪いサウナ」「正しいサウナの入り方」「サウナ大使任命」「やむを得ず立ちロウリュ」「素晴らしき温冷効果」「刺青お断り」「ものすごいととのってるオッサン」「ミズキの場合」「若者よ!」「サウナを信じるな(描き下ろし番外)」の14本が1巻では収録。
プラス、各都道府県のお勧めサウナ一覧「ととのいすぎちゃう全国のサウナ厳選50」が非常に役立つ。
私自身はサウナの素人なので、目からウロコが落ちるようでした。
だって、サウナなんて蒸し暑いだけですからね。温泉とか健康ランドとか行ってもサウナはちょっと…って思っていました。おっさん達が蒸し暑い中で汗を発散させてムワムワするだけの印象でした。
ただの罰ゲーム…そんな風に思っていた時期が俺にもありました。
作者のタナカカツキ先生も最初はそのような印象を持っていたそうです。ところがある日、スポーツジムのサウナである感覚に目覚めたそうな。
私はほんの数年前までサウナに何の関心もなかった。むしろ苦手な分野として近づかないようにさえしていた。蒸し暑しし不快な水風呂なんて拷問。サウナなんて全裸のオッサンらが犇めき合うストレス社会が生んだメタボゾンビの墓場ぐらいにしか思っていなかった。ところが、ある日、知ってしまった。
ついサウナに長時間入ってしまい、身体が火照ったので水風呂に我慢して入ってみた…これを何度か繰り返す。そして水風呂から出て休んでいた時に、ある感覚がやってくるそうなのです。
「あれ?なんだろうこの感覚???」とめっちゃ氣持ちええ気分になれるそうな。
サウナがよく分からない私はどういう意味なのかまったく理解できませんでしたが、その秘密は水風呂にあるそうな。水風呂なんてただのマゾ専用風呂としか思っていませんでしたが。むしろサウナな主役は「水風呂」という人もいるそうです。
サウナの醍醐味とは、サウナと水風呂を何度か往復し、椅子やベンチで寝たり休憩することでディープリラックスの瞬間がやってきて、血液が身体中を駆け巡り脳に酸素が行き渡り、やがて訪れる多幸感…。これを「サウナトランス」というそうです。
そして、そして~!
ととのったぁあああああ
身体が「ととのった」だそうです。
ポイントは何度もサウナと水風呂を往復すること。
苦行としか思えない水風呂に何度も入ることで得られる感覚。
それが「ととのった」です。最高に気持ち良いらしいです。サイヤ人が死の淵から復活すると戦闘能力が大幅に上昇するようなものですね(※違います)。
良いですか?サウナを楽しむポイントは「水風呂」。
プロになるとサウナは前菜でメインが水風呂。水風呂に入る為にサウナがあるようなものだとか。サウナが分かるのは水風呂が分かったからなのです!んで、水風呂を楽しむポイントは「温度の羽衣」です。
温度の羽衣
サウナで身体を温めた後に、水風呂に入る事で、ほてった身体が中和されうすい温度の膜が出来るそうな。その羽衣をまとうおかげで、水風呂が気持ち良い、ずっと入っていたいと思うそうな。なるほど、羽衣があるから冷たくない!
「サウナ→水風呂」のセッションを繰り返すことで達せられる超氣持ちい状態「ととのった」は、一度体験すると中毒性があるらしいです。
「ととのった」は中毒性有り
この「ととのった」を味わえば病みつき!
やめられない止まらないカルビーかっぱえびせん状態になるそうな。
もちろん、この漫画『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』も、ただサウナに入るだけなのに、様々な角度からサウナを楽しむポイントを提示され、読むのがやめられない止まらないカルビーかっぱえびせん状態になります。
またサウナの気持ちよさを、漫画のキャラとしてタナカカツキ先生が表情豊かに体いっぱい全力で見せてくれるので、読んでるだけで快感を得られます。気持ち良すぎ。
このように、漫画で楽しむサウナのハウツー本です。
ただのハウツー本でなく、いかにサウナが気持ち良いのか、いかに楽しむのか…とサウナの奥深さが理解できます。公式サウナ大使からの奥義伝授といっても過言ではない。これは、サウナの秘伝書である。お勧め!
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