ついにカイドウの名前が!
以前にローと同盟を結ぶ際に「四皇を一人…引きずり降ろす"策"がある」と誘われました。
何でも、パンクハザードには新世界を引っ掻き回せる程の「重要な鍵」が眠っているという事でした。その「重要な鍵」の正体は、シーザーのみが作成できる「SAD」というというもの。「SAD」はドフラミンゴの持つ工場で「SMILE」という果実になるそうな。
「SMILE」とは、動物系の"人造悪魔の実"。
ドフラは「SMILE」を使い、新世界で大物達と取り引きしていおり、すでに四皇の一人は「SMILE」によって何百人もの能力者軍団を組織中だとか。
カイドウの海賊団?
この流れで「百獣のカイドウ」なんて異名ならば、「SMILE」で何百人もの能力者軍団を組織中というのはカイドウの事のようだ。
気になる点は未だに「組織中」で完成していない点でしょうか。
カイドウ(?)の能力者軍団はまだ進行途中である。
そも、カイドウというのはほとんど情報がないので謎だらけですが、僕の心の琴線に触れまくる敵の臭いがビンビンしますね。まず見た目。
いやシルエットと一部しか作中で明らかになってませんけど、かなり引っかかります。
もう見た目から興味津々です。
また、カイドウといえばかつてモリアさんと闘った事も知られています。
いわく、互角にやり合ったとか。今ならあのモリアさん程度と渡り合った程度かよ!という気もしますが、どのようにモリアさんはカイドウに敗れ去ったのだろうか…。
モリアさんのモットーは「おれを海賊王にならせろ」と言うように他力本願である。
なぜこんなに他力本願なのか?
所々のモリアさんの発言でどのようにしてカイドウと闘い、敗れ去ったのかは予想できるかも。
「これ程の部下(ルフィの影&オーズ)がいりゃ、あの時…新世界でカイドウのバカに敗れる事もなかったか…!」と、優秀な部下がいればカイドウに負けなかったと言うモリアさん。
そも、敗れても「カイドウのバカ」と言い放つ辺り、クロコが白ひげに敗れた後のような、勝者に対するリスペクトは皆無である。
モリアさんのカイドウに敗れた発言は今読むと非常に興味深い。
「昔はおれも自力と過信と野心に満ちていた」
「理解したんだ。優れた部下の重要性をな。おれは何も手を下さねェ。他人の力で海賊王になる男」
「てめェらの力量じゃ死ぬだけだ…。"新世界"には遠く及ばねェ。なかなか筋のいい部下も揃ってるようだが全て失う!」
「おれは体験から答えを出した。大きく名を馳せた優秀な部下達を、なぜおれは失ったのか!仲間なんざ生きてるから失うんだ!」
お分かりだろうか。
カイドウと渡り合ったという、モリアさんはカイドウに敗れ去ってから部下の重要性を感じているのである。
勇猛邁進なルフィを見て、思わず昔の自分を重ねていたのも外せません。昔のモリアさんは他力本願ではなく、ルフィのように特攻タイプだったのか。
しかし、それではダメだったようだ。
カイドウに敗れ、優れた部下の重要に気付き他力本願になったのだ。
そう、カイドウこそ優れた部下を持っておりモリアさんに部下の重要性を知らしめた可能性が高い。モリアさんの部下はカイドウとの闘いで全て失い、ゾンビ軍団を結成するとなったわけだが…。
モリアさんは、優秀なカイドウの部下達と渡り合って敗れ去った可能性が高い。
そしてモリアさんは部下の重要性に気づく。
ここで引っかかるのは、モリアさんがゾンビ軍団を従えるようになった年代である。
カイドウとの闘いで仲間が全滅したと思われるモリアさんは、生きてるから死ぬとゾンビ軍団を結成。ゾンビ軍団はホグバッグとの共同作業(モリアさんが影を奪って、ハグボッグが死体に影を入れる)で作っていた。
ハグボッグと出会ったのは2年前から10年前…12年前。
ようは、モリアさんは12年以上前にりゾンビ軍団を結成したのである。
百獣のカイドウとモリアさんの闘いは少なくとも12年以上前。
この意味分かります?(高田風に)
12年以上前にカイドウは四皇だったのか、モリアさんは七武海だったのかは分かりません。でも、一つだけ分かるのは12年位上前に"人造悪魔の実"「SMILE」は無かっただろという事です。
「人身売買なんてもう古いんだよバーカ!時代は"スマイル"さ」
人造悪魔の実「スマイル」というのは、2年前ぐらいからブイブイ言わせてたようなのだ。モ
リアさんがカイドウに敗れたのが少なくとも12年前。
つまりね、モリアさんがカイドウに敗れた時には人造悪魔の実「スマイル」なんて無かったと思うの。
それでも、野心と自信に満ちてたモリアさんは負けたのだ。
部下の重要性に気付き、他力本願になってしまったの。
仮に百獣のカイドウが、現在、人造悪魔の実「スマイル」で能力者軍団を結成中としても、12年以上前から「スマイル」抜きにモリアさん程の大海賊に部下が強きゃいいって考えにさせるぐらいの配下を持ってた可能性が高い。
カイドウの部下は「スマイル」の能力者軍団抜きに、恐ろしい強さだという可能性が微粒子レベルで存在するのだ。
野心と自信に満ちてたモリアさん(12年以上前)の考えを変えさせ、ゾンビ軍団を結成させるようにさせたのだから。
これはカイドウの戦闘能力は知らんが、凄い海賊団の臭いがプンプンするぜ!だって、超大物っぷりを発揮してたドフラミンゴの配下が雑魚すぎて泣きそうだったから。
ショボすぎて泣きそうです。
別にシーザーとかはどうでもいいんだけど、もっとベビー5ちゃんでペロペロしたかったです。
ドフラがいかに大物でも、配下がこれじゃ乗れません。てか、ヴェルゴさんもベビー5ちゃんもここで消えるのは惜しいぐらいキャラ立ってたのに。だからこそ!
ドフラの配下はアレだったけど…。
カイドウの配下は半端ねぇはずだ!
また、ヴェルゴさんとドフラのやり取りで「SAD」の製造法を知る唯一の人物シーザーがやられては「困るのはおれだよ」「おれが困れば次はどうなる?」と意味深なやり取りをしていましたが、この辺りも気になりますね。
だって、「時代のうねり」ってのが2つの意味合いで使われてるのご存知?
海賊王ロジャーの残した言葉を振り返ろう。
これらは止めることの出来ないものだ。
"受け継がれる意志"、"人の夢"、"時代のうねり"
―人が自由の答えを求める限り、それらは決して止まらない(100話より)
ロジャーの残した3つの言葉。
この中で「受け継がれる意思」(145話)、「人の夢」(225話)…と。
本編の重要な場面でサブタイに使われています。
人が死んでも意思が受け継がれれば人は死なないのが「受け継がれる意思」、空島のような素っ頓狂なものでも人の夢は終わらないのが「人の夢」。
じゃあ、「時代のうねり」のサブタイは何時使われるの?っていう。
パンクハザード辺で言われる「うねり」は2つあるである。
・ドフラの提唱する「うねり」。
「本物の海賊だけが生き残れる世界がやってくる!力のねェ奴は逃げ出しな!手に追えねェうねりと共に豪傑共の"新時代"がやってくるのさ!フフフフフフ」(303話)
「お前がいつも言ってたな。手に追えねェ、うねりと共に、豪傑共の"新時代"がやって来る!…、歯車を壊したぞ、もう誰も引き返せねェ!」(690話)
ドフラの提唱する「うねり」とは、ビジネスが上手くいって豪傑共の新時代がやって来る事を「うねり」と言っていました。
だがしかし、ここでもう一つの「うねり」が使われてるのも要チェックやで!
・ドフラの目論見が外れた「うねり」。
「ドフラミンゴのビジネスを邪魔する事で、お前らがどれだけの大物達をブチギレさせるか!大物達が動き出せば…世界はうねり始める!」
ドフラの計略通りに行けば豪傑共の新時代で世界は「うねり」始めるらしい。だがしかしである。ドフラの計略が崩れれば、新世界の大物達が動き出し世界は「うねり」始めるらしい。
どっちみち世界はうねるじゃん!
でも、同じ言葉なのに全然別の意味合いで使われてるのは注目です。
豪傑共の新時代で「うねる」(ドフラの計算通り)のか、新世界の大物達によって「うねる」(ドフラの歯車狂ってる)のか。
今シリーズ「うねり」って同じ言葉使われてるけど、2つの意味合いあるのは気になるところですね。
総括するとナミさんマジ天使ってことです。
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