今週のジャンプ(2012年21・22号)では特別付録として「ニューワールドタイムズ」がついていました。
「ワンピース」の事柄を新聞風に伝えており、パンクハザードや台頭する新勢力などの記事が掲載されています。特に真新しい事はないかなと思ってたら衝撃の記事がありました。
「元七武海、未だ逮捕者無し?」と題した記事で…。
"七武海"の特権を傘に、国盗りを目論んだクロコダイル。"頂上戦争"で"白ひげ"に加担したジンベエ。彼らは既に七武海から除名され、再び政府の敵として逃亡。2年後の現在も、捜査網をかい潜っている。さらに昨今、あのモリアが生存していたという目撃証言も浮上。ならば何故失踪しなければならなかったのか…頂上戦争の裏に秘められた、謎は深まるばかり。
ご存じモリアはドフラミンゴに「お前はもう"七武海"の称号を背負うにゃ力不足だ」とリストラ宣言され、消されそうになっていました。
そのままドフラミンゴに殺されるかと思いきや…。
モリアは!?
モリアは消えた
政府のお偉いさん「消えた…?」
ドフラミンゴ「ああ正直に言うとな。ものの喩え喩えじゃない。本当にその場でパッと!!」
と、おそらくモリアの部下のアブサロムの「スケスケの実」の能力であろうとは思いますが、ここで消息不明に。
モリアは瀕死の重傷でも生きてる可能性はありましたが、新聞にも戦争で死んだと記事になっていました。
そして、「モリアが生存していたという目撃情報」である。いつの目撃情報かは分かりませんが、ミホークの言う「モリアは戦場ではまだ生きていた」という程度のものなのか、ドフラミンゴに消されそうになった後の事なのか。
そういえば、ドフラミンゴにモリア抹殺計画を命じた政府のお偉いさんも気になるところですね。改めて見ると、このお偉いさんの部屋は、世界政府全軍総帥コングの部屋と酷似している。
部屋の似ている
使ってる机も同じように見えます。
マンションの1階と2階程度の違いのような感じである。
つまるところ、コングの世界政府全軍総帥と同じぐらい偉いんじゃないかな、と。総帥が何人いるか知りませんが、世界政府○○総帥という肩書きっぽいですね。
何よりもモリアを抹殺する目的が不明です。
四皇のカイドウと渡り合ったと世間では知られているモリアは十分に雑魚海賊の抑制にはなっていたと思うし、頂上戦争では黒ひげとジンベエが裏切って七武海に2つも穴が開いていました。
さらに穴を空けるような命令をドフラミンゴにする意図が不明すぎる。
五老星は七武海に3つも穴が開いたと嘆いていましたし。
ドフラミンゴと繋がる政府の要人は一体何が目的でモリアを消そうとしたのか。
さて、本編も色々と情報が出てきて面白くなってきましたね。
M(マスター)こと、シーザークラウンは現在賞金首なのにどうも政府と繋がりがあるような様子が伺えます。
殺しの許可
「殺しの許可が出たぞ。『麦わらの一味』『G-5』『狐火の錦えもん』」
「この島で誰が死んでも『JOKER』が近海での事故にしてくれるそうだ。助かった…!」
あのバラバラ助平侍の名前は狐火の錦えもんというのか。
そして、スモーカー達が上陸して狼狽えまくっていたクラウンでしたが殺しの許可が出たと立ち直っていました。パンクハザードで誰が死んでも近海の事故として処理してくれるというJOKERという謎の人物。
どういう人物なのかまったく不明ですが「JOKER」は相当の権力者ですよ。
「スモーカーを殺しても軍は異変を察知する」「一番恐れていた事」と言っており、海軍はクラウンにとって敵でやっかいな触れたくない相手でした。
なのに、海軍本部中将の軍隊を全員ぶっ殺しても近海の事故で揉み消すとか。
凄い権力がないと出来ませんよ。少なくとも海軍を命令一つで抑えるだけの権力者でないと。
「JOKER」は政府の中でも超偉い人物である可能性が高いですね。
しかし、このクラウンとんでもない奴っぽいですね。
M・シーザー・クラウン
4年前にパンクハザードで化学実験に失敗し有毒物質をまき散らし島の命を奪い去ったという事件。
実はこれはベガパンクではなく、当時の科学班のNo2だったシーザー・クラウンによるものだったとか。兵器を作って爆発させ、捕まり脱走したと言うのです。
それ以降姿を消したという事は、たった1回この島で兵器を作って爆発させただけで3億の懸賞金が掛ったという事。
どんな実験したんだこの男は…。
また考えが非道でベガパンクと常に対立してたそうです。
なんかスモーカーの言い分だとベガパンクが善人のように聞こえますね。
ベガパンクの故郷バルジモアの人々も優しい少年だったと語っていました。
とはいえ、パンクハザードで囚人を使って人体実験をしているのも事実であり、バルジモアの住人に隠れて兵器的発明もしていたのも事実なわけで。
子供の頃は、表の研究ではまっとうな研究をし、隠れていた山の洞窟の研究所ではあやしい研究をしていました。
ベガパンクの少年時代の裏研究所
バルジモアの人々の知る所で堂々と「文化的」発明を表でする。
バルジモアの人々に知られず隠れて「兵器的」発明を裏でする。
ベガパンクの真意も謎である。
またルフィを含め2年前にシャボンディ諸島び一同に会したルーキー達を世間では「最悪の世代」と呼んでいるらしい。
最悪の世代
「2年前シャボンディ諸島に一堂に会した"11人の億超えルーキー"達に黒ひげを加え…世間じゃおめぇらを最悪の世代と呼ぶんだ!一時代の終わりと始まりの狭間に生まれた戦乱の運命を背負う問題児共!!」
11人の億超えルーキーという事はルフィ、アプー、ロー、ドレーク、ベッジ、ホーキンス、ボニー、キッド、ウルージさんだけだと9人ですね。
とういう事は船長以外のキラーやゾロも加えて11人という事なんでしょうかね。11人+黒ひげの12人が最悪の世代という事でしょうか。
世間が呼ぶ前にボニーは捕まってしまった気もしますが。黒ひげ海賊団の船員はLEVEL6の囚人が多いので億超えなんて沢山いそうな気もしますけど。何とも曖昧な人数の「最悪の世代」である。
そして茶ひげがパンクハザードの歴史を語っていました。
要約すると以下のような歴史になります。
4年前 | ベガパンク(クラウン)が実験失敗 3つの研究所のうち2つが吹っ飛ぶ 島は完全封鎖 モルモットの囚人は置き去りで下半身の自由がなくなる クラウン捕まり監獄戦から脱走(?) |
3年前 | クラウンが降り立つ 島中の毒ガスを浄化 囚人達に足を与え部下として受け入れる |
2年前 | 茶ひげ上陸 茶ひげもクラウンの部下になる 青キジと赤イヌが決闘した |
数か月前 | ローが現れ生きた動物の足を囚人や茶ひげに与える |
単なる殺戮兵器の開発は犯罪で捕まり脱獄したクラウンが島に現れたのが1年後という点。脱獄した後に1年間も何をしていたのか。
それとも捕まったのは3年前なのか。また2年前に青キジと赤イヌが島の気候を変える程の決闘をしたのに、クラウン達は何で見つからずにやり過ごせたのか。色々と気になりますね。
つまり何が言いたいのかと言えば、たしぎと入れ替わったスモーカーのオープンっぷりが素晴らしいって事です。
オープンな大佐ちゃん
もしたしぎの身体でスモーカーがおしっこに行きたくなったり、全身がマヨネーズまみれになったらどうするんですか!
やっぱりスモーカーとたしぎで共同作業ですか。
薄い本が厚くなるな。夢が広がるな。
人の夢は終わらねェ!!
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