少し雰囲気が変わられたような…?
あ…ありのまま、今起こったことを話すぜ…。
おれは今『ゆらぎ荘の幽奈さん』を読んでたら、Fateシリーズのディルムッドが登場していた。何を言ってるのか分からねーと思うが、俺も自分で何を言ってるのか分からねー。頭がフィオナ騎士団が一番槍になりそうだったぜ。
ひなた荘ともろ被りだとか、どう見ても退魔忍だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じて…って、それと同じだな!
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というわけで、96話「朧さん、とまどう」は玄̪士郎が再登場しました。「雰囲気が変わった」そうで完全にディルムッドになってたでござるの巻きです。
しかし、いまさら玄̪士郎なんかを墓から引っ張り出して(死んでません)バトル展開をやり出すとかどういうことだってばよ!
アンケが『ぼく勉』に負け続けてるからなのか、ここ最近はずっと掲載順位が十数位だからなのか、ひょっとしてテコ入れをはかったのではないかと勘繰ってしまいます。
ジャンプでテコ入れしてバトル展開…うっ頭が…。
『ゆらぎ荘』で本格バトル要素とかいらないから。ノーサンクスだから。
安心して下さい!ゆらぎ荘です!
大丈夫だった
本格バトル漫画展開に突入してしまい、「う~ん」と思ったのも事実です。
面白いとかつまらないとかの問題でなく「こういうのはいいや…」的な心境になる中で、やっぱり『ゆらぎ荘』はミウラタダヒロ先生は、分かっているなと思った次第です。はい。
たとえバトル展開をやろうとも、この漫画の本質はおはだけですからね。
アンケのためのテコ入れなのか、ネタ切れのためなのか、わざわざ冥界から玄̪士郎を呼び寄せてまで(生きてます)、シリアスっぽい流れになろうとも、変わらぬ「おはだけっぷり」を披露してくれました。
この漫画の本質は「おはだけ」
服が溶ける
ブヒィィィィィィィィ!!
ブヒブヒ。
本格バトルっぽいことしても、本質を忘れてないことは評価する(謎の上から目線)。ぼくが『ゆらぎ荘』に求めてるのはあくまでデザートなんですよ。スイーツなんですよ。
なんかテコ入れか知らんが、いきなりバトル展開やったって焼け石に水ですよ。成功したのって『幽遊白書』ぐらいしかないじゃん。ジャンプは唐突にバトル展開に突入するの止めたほうがいいと思う。
で、『ゆらぎ荘』までその道へ行ってしまうのかと心配しましたが、杞憂に終わりました。いつもに増して圧倒的なおはだけっぷりを同時進行です。
いやはや、さすがはおはだけ漫画界の鳳雛と言われしミウラ先生よ。
なんかバトル展開始まったけど、これは「自分が描きたいものじゃない!」と主張してるようですらあるね。服が溶ける罠にハマって、5ページ後にほぼ全裸描写で分かる。
「おはだけこそが俺の描きたかったものだ!」と作者自身が威風堂々と開き直っているようで、清々しくすらある。
これがミウラ先生の描きたいもの!
これがミウラ先生の描きたかったもの!
素晴らしい。
シリアスなバトル路線にみせかけて、むしろ「引き」は戦いよりもヒロインズのパンツまで溶けるかどうかに焦点を当てた「引き」でした。
作者はファンの求めることをよーく分かってる。
だって別に「コガラシさんVS玄̪士郎」とか心底どうでもいいかんね。別にーって感じス。むしろ我らは幽奈さんや雲雀の最後の服(パンツ)まで溶けてしまうかどうかにハラハラし手に汗握ってますから。うおおおお!続きどうなんだー!(全部溶けるのか)って。
「引き」までおはだけだった事こそ、『ゆらぎ荘』の変わらぬ味です。普通はさ、露骨なサービスシーンとかが描かれると、読者に媚びているようで、なんとなく下品な感じがするじゃないですか。
ところが『ゆらぎ荘』の場合は露骨を通り越て、作者が全身全霊の熱意を込めておはだけを描いているから、むしろ敬意の念すら湧くほどですよ。ありがとうミウラ先生!
ぶっちゃければ、『ゆらぎ荘』に内容とかそういうのまったく気にしてません。ブヒブヒできればいいのです。ペロペロできればいいのです。
バトル展開になっても変わらず「おはだけ」への全力投球っぷりよ。
もしかしたら、中身が無いと言われようと、低俗的と言われようと、卑俗的と言われようと、ひとりの男がその持てる作家人生の全てを投げ打ち、全力で「おはだけ」を描くならば、むしろ高尚と呼ぶべきなのかもしれないと思いました。まる。
ミウラタダヒロ
集英社 (2018-07-04)
コメント
キン肉マンやターちゃんを始め、成功例は唸るほどあると思うの……
最近千紗希ちゃんの出番が少なくて千紗希っぱい成分が足りなくなってきた
今はアニメ化プロテクト持ってるから絶対打ち切られないしテコ入れじゃないっしょ
掲載順はとらぶると同じでエロコメは後ろが指定席の法則が働いてるんじゃない
幽霊が霊力的なもので服装を変える事が出来る←分かる
服だけ溶かすスライム←分かる(ToLoveる的な意味で)
幽霊の服だけ溶かすスライム←どうやったらできるんだよ
ToLoveる以上に都合のいい服溶かしスライムが出てくるとは・・・(褒めてます)
バトル化するならもっとまじめに描写するだろうし、掲載順云々も今更でしょう。いろんな話を引っ張り出すタイプですしその一環かと
かるら襲来時も「なんかバトル漫画みたいです!?」って茶化してたしね
ラストページは「真面目にバトルする気はないから安心しろ紳士諸君!」という作者からのメッセージと見た
初期の頃、玄士郎が最初に登場した時も、すわバトル展開か!?とちょっと焦りましたが
バトルはほぼワンパンで沈めてしまい、終わってみれば朧さん参入イベントでしかなかったので
ああこの漫画バトルはしないわちゃんとお色気メインだわ、と安心したあの頃
今回もきっと終わってみればそんなんになっているでしょう
玄士郎とかマジDoでもいい、白露様に会いたい!!