シャーロット・リンリン
「工場にある大きなマークは…我らがボス、大海賊シャーロット・リンリンの海賊旗なのでソワール。あれによってこの島が『四皇』"ビッグ・マム"のナワバリである事を示している」
「ワンピース」651話"新世界からの声"
魚人島の戦いも終わったと思ったら、ビッグ・マムに収めるお菓子がなくてさあ大変という。工場は壊れてるし、残ったお菓子はルフィに上げちゃったし。
そんなわけで、財宝を代わりに差し出すとビッグ・マムに言っても聞き入れて貰えず、結局喧嘩を売ってしまったルフィ。
これから新世界に入るってところで、新世界を統べる四皇の一角に狙われるようになるなんて。
はじめて"偉大なる航路"に入っていきなり王下七武海の一角クロコダイルに狙われるようになった時を彷彿させて、なんともワクワクさせてくれます。
今の魚人海賊団をなわばりにしている四皇の1人、ビッグ・マムがついに登場しました。白ひげが船員から「おやじ」と呼ばれるように、ビッグ・マムは船員から「ママ」と呼ばれているようです。ビッグ・マムは直訳通り偉大な母なのでしょうか。
振り返ってみると確か、はじめてシルエットが登場し"四皇"という名前が出たのはウォーターセブンでのガープとの会話。
シャンクスがどれ程の海賊なのかと説明した時に、四皇の説明とシルエットが登場していました。
ガープ
「今や星の数程おる海賊達の中で…かの"白ひげ"に並ぶ、四人の大海賊の内の一人じゃ。"偉大なる航路"の後半の海に、まるで"皇帝"の様に君臨するそやつらを、世に四皇と呼ぶ!!」
「その四人を食い止める力として『海軍本部』そして『王下七武海』が並ぶ!この"三大勢力"がバランスを失うと世界の平穏は崩れるという程の巨大な力」
海軍本部と七武海は四皇を食い止める力だとか。三大勢力のバランスは重要なようで、クロコダイルが陥落した時にも五老星は穴埋めを急いでいました。
逆に白ひげが陥落した時は黒ひげを「"四皇"の座を狙う海賊達の中では一歩リード」などと抜かすなど。
ちょっと疑問なのは五老星って三大勢力の均衡を保とうという節が見受けられる点。世界の平和を目指すなら四皇を潰せばいいのに、それをする気がなさげなような気もする。
で、シルエットだけでなく頂上戦争後ではキッドが初めて「ビッグ・マム」と名前を出し、魚人島編ではパッパグが「"新世界"のシャーロット・リンリンという海賊!通称"ビッグ・マム"」と本名が判明しました。
そして実際に登場したビッグ・マム。
ビッグ・マム
でけえぇぇぇぇ!?
ビッグ・マムとは「偉大なる母」とかそういうものでなく、ただただでかい母だったのか。
あと、サラッとお菓子を納めなかった国を滅ぼしたようですけど、裏を返せば魚人島同様に今までビッグ・マムの名前で守っていたのでしょうか。
魚人島は海賊の往来激しく大海賊の名前の加護がないとならない特殊な国でしたけど、他のも四皇という巨大なものに守って貰わないと国が成り立たない危険な場所があるってことかしら。
あと引っかかったのは、ルフィの名前を聞いて「モンキー・D……?」とガープの孫かと述べてた点。
ロジャーや白ひげやシキ同様にガープとやり合った事がある、あの頃(大航海時代以前)の海を知る海賊なのでしょうか。
あの頃の海を知る者
ビッグ・マムの年齢が気になるんだってばよ!
そして最も気になる点といえば、モリアによって影を奪われた3年間スリラーバーグに閉じ込められていたローリング海賊団船長ローラとの関係。
ローラと別れに、ナミにブビルカードを渡した際には母親が大海賊であると述べられていました。
ローラ
「私のママが海賊やっててね」
「おおお!よかったなオイ、ローラ船長のママはスッゲー海賊なんだぜ」
新世界出身のローラのママがスッゲー海賊で、シルエットの唇がなんか似てるし、ローラママはビッグ・マムではなにかとも思いましたけど、本当のところはどうなんでしょうか。
何気にローラ率いるローリング海賊団はワンピ海賊では珍しく最後まで海賊旗が描かれる事はありませんでした。
スッゲー海賊らしいローラママとビッグ・マムは何か関係があるのか。気になるところです。
さらにキッドがビッグ・マム海賊団の傘下の海賊船を2隻沈めたようで、ルーキーたちの行方も楽しみってもの。
新世界編がマジで楽しみですね。
総括すると、今回の「ワンピ」はビッグ・マム海賊団の(?)三つ目の娘がスッゲー可愛かったという事です。
三つ目の娘
凄くタイプだ。
三つ目族とかそういう類なのか、なんか座ってる椅子的に偉い感じ。
一体彼女は何者なんだろうか。何より…乳がでかい。
コメント