ペルシア可愛すぎてたまらんわい!
マガジン43号から『寄宿学園のジュリエット』(金田陽介)の連載スタートしました。ま、正確には新連載でなく別マガからの移籍なんですけどね。これが非常に良いラブコメで大好きなのであります。隠れてイチャイチャ漫画。週マガ移籍とか実にめでたい!
<関連記事>
簡単に説明すると「ロミオとジュリエット」をラブコメにしたようなものです。敵対する2つの国の生徒が通う「ダリア学園」で、両国の生徒がいがみ合う中、内緒で付き合っている犬塚露壬雄とジュリエット・ペルシアが隠れてイチャイチャする様子を、頬を緩めてニヤニヤするのみなり。
『寄宿学園のジュリエット』はペルシアの可愛さがほとんど全てっていえるぐらい可愛いのである。とにかくメチャクチャ可愛くて、ひたすらペルシアの可愛さを堪能して癒されるのみ。ペルシアの可愛さを最大限に魅せるのが『寄宿学園のジュリエット』の面白いところといえます。
寄宿学園のジュリエットの魅力
ペルシア
この漫画のキモは大ゴマ(見開き)です。
絵が上手くてペルシアの可愛さを引き立てるのはもちろんのこと、全ては「決め大ゴマ(見開き)」への持っていき方と決め方でしょう。そこで最高に可愛いペルシアを描くのが『寄宿学園のジュリエット』クオリティなり。
シチュエーションを繋げて、決めコマへ至るまでのラブコメと言っても過言ではありません。見開きや大ゴマに持って行くまでのストーリーを楽しみつつ、紆余曲折のドタバタコメディを描き、その積み重ねがあってこその決めコマ(見開き)で可愛さを大爆発させる仕様。
まさに決めコマ(見開き)を決めるための構造であり、その構造がペルシアの可愛さを完璧に引き立てております。『寄宿学園のジュリエット』の決めコマ(見開き)は100%読者がニヤニヤしたり悶絶できる安心安定感もあり上手くて美味いのです。
例えば1話ではいがみ合うフリをしつつ、押し倒す格好になってからペルシアは言う。「もう誰もいないから…演技しなくても…いいのよ?」(←超可愛い仕草と表情で)。読者的にも「うっひょー!」と盛り上がるシチュエーションで、見開きで芸術的な可愛さを叩き出すのである。
それこそ、言葉やしぐさから、顔色から、さらに息遣いまで…、綿密に描かれる決めコマの上手さ。思わず手を止めて、じっくりねっとり舐め回すようにペルシアをガン見してしまうのである。可愛すぎる。この使い方は「ちょっとえっちなシーン」にも発揮され、さすまじい破壊力を産みます。
ラッキースケベもあるよ!
素晴らしきラッキースケベ
ここぞで決めるコマ運びはラッキースケベでも使われており、おかげで破壊力が凄まじいことになっております。いや、ラッキースケベと言ってもマガジンで袋とじするような直接的なものでなく、かなり健全なものなんですがコマの決めっぷりのおかげで、威力がすごすぎる。
別に裸体になるでもなくパンツが見えるわけでもないのですが、井戸でくんずほぐれになる様子が艶めかしすぎる。金田陽介先生は太ももフェチなので(勝手に決めるつける)、直接的なエロスでないのにくんずほぐれになる中での太もも描写にプロの拘りを感じて劣情を催します。
パンツ1枚描かないのに、ここまで色艶があるもなのかと感心しつつ、心の中では「ブヒ!ブヒ!ブヒィィィィ!」と叫び回って転げまわっているのです。直接的なえっちぃ描写ではなく、間接的にコケットリーに描写するのがペルシアよ。えっちです。どうにかしてしまいたい衝動が身体中を駆け巡ります。
直接的なエロスは無いんですよ?にもかかわらず、言動がえっちぃし、描写がえっちぃし、展開がえっちぃし…。特に「裏太ももの描写」は、思わず息をのむ。金田陽介先生はどんだけ太もも大好きなんだと。むっちむっちです。直なエロスは描かないのに生々しさがヤバイ。
デレの魅せ方!
ここぞのデレ!
『寄宿学園のジュリエット』のキモは決めゴマ(見開き)への収束の仕方である。それは「可愛さ」「ちょっとえっちぃ」だけでなく、ここぞのデレにも発揮されます。1話に1回はペルシアの本心というか甘えるデレが炸裂し、そのデレっぷりが並じゃありません。特盛です。
決めコマ(見開き)への持って行き方と決め方がこの漫画の良さであり、1話に1回はペルシアのデレっぷりがいかんなく発揮され、そのデレには完全にKOノックアウトしまうのです。しかも不意打ちだから困ったものです。
故に、この漫画はペルシアの可愛さに尽きるのである。それ以外に何を語ろうと言うのか!見ているだけで悶えてしまう仕草や表情を楽しむのが醍醐味です。あー!可愛いなこんちくしょー!と何度叫んだことか。
ペルシアの魅力を最大限に発揮し、文句なしに可愛すぎる。しかも不意打ち攻撃ばかりですからね。つか、いきなりは止めてくださいよ(←本当は満足してる)。ドキン!と心拍数上がりすぎるって。
サイドメニューもなかなか
蓮季
『寄宿学園のジュリエット』はペルシアの可愛さが8割であり、残り2割は蓮季の可愛さであります。犬塚に横恋慕しつつ、ペルシアと付き合ってるって事情を知ってるヒロイン。これがなかなかどうして。どうせ結ばれる事はないって分かっちゃいるけど健気でペロペロできます。
軸にペルシアがいて、蓮季の横恋慕っぷりがにも萌えられる布陣なる。例えるなら、牛丼における紅ショウガ、串カツにおけるキャベツ、寿司におけるガリみたいなものです(褒めてます)。メインがいくら美味しくても、たまに口直しで違う味を挟みたくなるじゃん。蓮季はそんなキャラ。グッドな脇役ポジションです。他にも良脇キャラ多数。心の琴線に触れるの無数。
『寄宿学園のジュリエット』はとことんまで読者を楽しませる快楽物質の分泌を促しますわ。ペルシアがメインディッシュでボリューム満点のヒロインとしてあり、蓮季など他ヒロインもオードブルとして完璧なメニューなり。あ、兄貴とか丸流とかはあんま出さなくていいっす。うざいんで(個人の意見です)。
なんにしてもこれから毎週ペルシアの可愛い成分が補充できるとなれば期待したいところです。決めコマと見開きの描写がキモなので、問題は月刊の時のようなクオリティーを維持できるかでしょうか。毎週楽しみです。まる。
コメント
なんか裸ばかりで飽きてきたゆらぎより好きかも…
姫様と幼女2人組が一番好きだなこの漫画だと
兄貴がいらないってのは同意
かぐや様みたいに移籍から人気爆発して欲しい作品
とりあえず毎週の楽しみ増えてホクホクです
レックス先輩をすこれ
新作でもないのに「期待大」とするのは反則だと思います
あと、週刊連載でペルシアの可愛さが維持できるかが不安です
マガジンって月刊で人気出てくると週刊に移籍させるけど、月刊ペースだからこそ良作になってるって思わないのかね?
この記事に釣られてコミック揃えてしまいました。
兄貴も好きよ、超えるべき壁があるからこそ
それを乗り越えようとする主人公カップルが輝くと思う