3月に読んだ漫画を振り返っておきます。
2022年3月に読んだおすすめ漫画
ラストカルテ -法獣医学者 当麻健匠の記憶-(1)
泣ける 法獣医学ミステリー
高校生の当麻健匠は、とある事件をきっかけに『法獣医学』を知る。同級生で獣医を目指す茨戸爽介と友となり、動物たちの感情を想像していく。これは、動物たちの魂を紡ぐ物語だ。
そこに確かに存在した、魂の“重さ”――
迫真の法獣医学ミステリー、開幕。
獣医を目指す高校生が「ラストカルテ」(最後のカルテ)を題材にしてミステリーをサスペンス調で展開していく作品。ウイングは広く感動して泣かせる話もあります。ネコのエピソードは何度読んでも泣ける。おすすめです。
※サンデーうぇぶりなら無料で読めます。
モモ艦長の秘密基地(1)
「宇宙の運び屋」モモ艦長。部下はいないが艦長。お供は猫一匹のみ。なので艦内ではほぼ全裸ーー。鶴田謙二が描く前代未聞のスペースコメディ第1巻。
たったひとりのモモ艦長と猫一匹が宇宙貨物船「ブルーシャトー号」で過ごす日常を描いたSFコメディ。船はほぼ自動化されており本当になんてことない日々。電力不足などちょっとしたトラブルはあっても軽いもの。雰囲気と空気感がミソ。
タコピーの原罪(上)
地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人・タコピー。助けてくれた少女・しずかの笑顔を取り戻すため奔走するが、少女を取り巻く環境は壮絶。無垢なタコピーには想像がつかないものだった。ただ笑って欲しかったタコピーが犯す罪とは…!?
ハッピーを広めるためにやってきた宇宙人のタコピー。いじめられっ子で貧困のしずかちゃんと出会いお助け道具で助けてくれる!『ドラえもん』みたいなもの…では断じてない。『おやすみプンプン』だった。おやつ感覚で摂取する地獄です。
帝乃三姉妹は案外、チョロい。(1)
天才三姉妹と一つ屋根の下。天才三姉妹を変えていく…同居ホームラブコメディー開幕!!
孤高の天才三姉妹と同居することになったちょっとポンコツめな高校生・優。平凡以下な彼が三姉妹に振り回されると思いきや…この三姉妹、案外、チョロい――?
優との生活で変わっていく三姉妹の心模様。才色兼備の三姉妹が動揺、狼狽、そしてときめく…一つ屋根の下で送る、天才凡才交わる恋と家族の物語。
ほー!いいじゃないか!こういうのでいいんだよこういうので!天才三姉妹と凡人主人公の同居生活のラブコメ。最初は男っぽくイケメンというか強面で描かれたヒロインズがここぞで可愛らしい赤面する破壊力は抜群。二琥さんがめがっさ可愛い。
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UQ HOLDER!(28)
バアルの罠に陥り、辛うじて窮地を脱したUQホルダー。ネギ・スプリングフィールドのアーティファクト「千の絆」に雪姫を救い出す力があることを知った刀太は、バアル撃破と雪姫を奪還するため、メンバーとともに冥王星の衛星・カロンを目指す! UQホルダーの行手を阻む、バアル、そしてヨルダの究極魔法術式「完全なる世界」! 人類が終焉に向かう時、刀太がとった意外な行動とは……!?
「あれはどうした?」「この伏線は何だったんだ?」ってネギまから続くものをけっこうぶん投げたなって感じなんですけど、すごい壮大で綺麗なラストで「すごい良かった」という感想になる。最終回を畳むでなく綺麗に締める。いつかネギまワールド抜きで新たにラブコメ描いて欲しいのう。
異世界迷宮でハーレムを(8)
道夫はフロアボスとの戦闘でロクサーヌと連携しボスを追い詰める。余裕ができたロクサーヌは初めてスキル攻撃を試みる。また、夜になれば道夫は寝室でロクサーヌとセリー相手に夜のスキルを試すのだった!?
セイ!セイ!セイ!ハァーッ!(←感謝の正拳突き)
セリーがついに鍛冶師スキルを手に入れたり、はじめてのボスとの戦闘があったりと冒険ものとして厚みが出てきました。しかし、この漫画のキモはエロです(きっぱり)。そこらの成年漫画が裸足で逃げ出すぐらい使えます。ロクサーヌの騎乗には白旗を上げて降参です。ふぅ…。
葬送のフリーレン(7)
今は亡き勇者たちに捧ぐ後日譚ファンタジー
勇者たちとの過去を未来へ運ぶ
魔法使い・フリーレン。
魔法使い試験を終え、魂の眠る地(オレオール)への旅路を歩みます。
出会いと別れ経て、思い起こされる勇者たちの言葉――
物語は、魔王亡き後の世界を垣間見せる。
英雄たちの“心の内”を物語る後日譚ファンタジー!
すっかりサンデーの看板になった『葬送のフリーレン』。7巻も最高でしたね。ゼーリエちゃんが人間の弟子にツンデレっぷりを発揮したり、南の勇者がかっこよかったり、温泉だったりと見どころ満載でした。ラブコメ方面も盛り上がってきました。かわいい。
※サンデーうぇぶりなら無料で読めます。
ベー革(1)
これが最先端の高校野球マンガ!
高校球児たちの憧れ--「甲子園」。
高校進学を目前に控える入来ジローも例外なく、いや誰より強く甲子園を目指していた。
そんなジローが入学した高校・相模百合ヶ丘学園野球部は昨夏、神奈川県ベスト4入りを果たした新鋭の強豪校。
大きな希望と甲子園への強い憧れを抱き入学したジローを待ち受けたもの、それは「平日の練習は一日50分」「月曜日は休み」という期待とは正反対のルール。
神奈川野球を瞬発力で制圧して、ねじ伏せる。
自分の中で今一番面白い野球漫画を描くのはクロマツテツロウ先生である(断言)。ドラフトを題材にした『ドラフトキング』も最高に面白い。今作『ベー革』も発想・着眼点は恐れ入る。
進学校兼名門校の野球部は平日の練習時間は50分のみ。これでどうやって甲子園目指すのかって感じですが、めちゃくちゃ説得力あるウンチクが満載。スポ推は全員投手。全員が150キロを目指す。なぜらなら送球はすべてに繋がる。
まだまだ相模百合ヶ丘学園野球部の全貌は見えないけど、2年3年は短い練習で育ってるので1年の主人公がどうなっていくかも楽しみ。名作になる匂いしかしない。
オタクに優しいギャルはいない!?(1)
あまり大きな声で好きと言えない“女児向けアニメ”が好きなオタク 瀬尾卓也。ある日、クラスのギャル 天音さんと伊地知さんに絡まれたのだが、何やら天音さんもオタクの匂いが…?「オタクに優しいギャル」たちとオタクくんのスクールカーストラブコメディ第1巻!!
オヤク(陰キャ)とギャルって対局のカップリングを描いたラブコメは近年の流行りですね。『オタクに優しいギャルはいない!?』はまさに「こんな青春送りたかった!」ってドリームがギュギュっと濃縮されてます。丁寧な心理描写で恋愛ものの厚みもある。伊地知さん最高なんだ。
少年のアビス(8)
黒瀬令児(くろせれいじ)は、町や家族に縛られながら“ただ”生きていた。アイドルとの心中未遂。町を出ると約束した幼馴染。令児に固執する教師。息子を縛る母親。親友だったヤンキー。年が明け、季節が移ろうも、また同じ日々が始まり…? 少年の生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今”を映し出すワールドエンド・ボーイミーツガール、第八章――。
『タコピーの原罪』好きの皆さん!『少年のアビス』も読んでみてください!テイストは同じで地獄を摂取するものです。
「これもうどうすんだよ!」って絶望しかなく精神的にはツライのですが、柴ちゃん先生っていうシリアスな笑いを提供してくれるキャラがいるので胃には優しいですよ(?)。
ブタ箱に入ってると思ってた柴ちゃん先生の華麗なる復活は感動ものです。頭がどうかしてるキャラしかいない中でひと際頭がイカレてる柴ちゃんは神々しい(感想?)。
※ヤンジャン!なら無料で読めます。
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