『生徒会にも穴はある！』85話「からだの不思議！」 丸型おへそのこまろちゃんが縦型になってるのは…！？

 

『生徒会にも穴はある！』6巻は虎丸ちゃんが表紙！おまけページも充実しており、虎丸ちゃんの乳首やおパンツ（白ではない）、お風紀委員の鳳条さんが鬼龍ばりに廊下を練り歩いてたり…とマガジン・マガポケ派の人にも満足できます。

 

特筆すべきはガチのおまけと銘打たれた「おなか表」です。各キャラのおへそ描かれて大変スケベなのですが、よくよく見るとさ。これ下のお毛々見えちゃってるじゃん！

 

6巻「おなか表」

 

やった！流石むちまろ先生！

俺達が想像できないことを平然とやってのける！

そこに痺れる憧れる！

 

会長だけでなく複数キャラが「影か？いやこれは…！」となってます。すごい…。

さて、今回の『生穴る』も控えめに言って神回でした。

 

※マガポケなら基本無料で読めます。

 

銭湯だー！！

『生穴る』第85話「からだの不思議！」

 

裏カジノ部の経田の実家が学校近くの銭湯だったので、無料券をたくさん貰った生徒会メンバーは早速銭湯へ行くのでした。つまりお風呂回です。

 

この前の旅行編で入浴シーンがなかったのはこの為の布石だったか。しかも「天然温泉」らしい。湯に浸かってもいないのに体が熱くなり、期待が湯水のごとく湧き出てくる。温泉には体に良い成分だけではなく、読者の夢も含まれているのだ。

 

ラブコメと温泉。

この二つのキーワードが融合する時、新たな扉は開かれん。

 

それはそうと、本編には登場しませんが扉絵の鳳条さんのおっぱいに吹き出しで「からだの不思議！」ってサブタイは意味深だ（たぶん深い意味はありません）。

素かいちょ

素かいちょ

 

素晴らしい！！

 

期待通り…いや期待以上のお風呂ちゃぷちゃぷ回でした。かの麦わらの一味が目指す「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」をも超える「服ひとつなきの大秘宝（ラブ＆ピース）」がそこにありました。

 

6巻おまけ「おなか表」という名のヒロインズヘソ詳細を踏まえると、今回の「からだの不思議！」の真の意味があるかもしれません。生徒会メンバーのおへそは以下の通りに分類されてます。

 

会長 / 有栖 /こまろ

 

こまろちゃんのおへそは丸型なのです。

それなのにサウナに入った時は縦型のへそ描写になってます。

 

まさに「からだ（おへそ）の不思議！」です。丸型のへそが縦型に見えるということは、ちょっと無理して背筋を伸ばし…後屈状態になってなければヘソ変形なんて起きませんよ。

 

後屈状態だった説

 

天然で何事にも動じないこまろちゃんであるが、会長と並んだことで「おっぱい」か「身長」を強調したくなり思いっきり背筋伸ばし後屈みたいな状態だったんだよ！（Q.E.D. 証明終了）

 

まあ、おっぱいは素で会長より遥か上ですが、会長もたわわに定評がある。負けじと胸張ったのかも。または身長を少しでも大きく…といったところか。

 

事実、リラックスした「素かいちょ」ならぬ「素こまろちゃん」状態では丸型のへそになってますからね。

 

会長裸にどんどん抵抗なくなってきてる…？

 

「素かいちょ」とは人前でドスケベ水着披露や隠してたムッツリがどんどん表に出てきて素で素っ裸の会長ではなく、「素（でないへそのこまろちゃんを素の丸型へそにしてあがる）かいちょ」という意味だったんだよ！な、なんだってー！？

 

扉絵をかざった鳳条さんさんのお胸の大きさは牛乳にあることも以前に触れられている。

 

 

こまろちゃんは牛乳飲みたくて早く上がろうとしてるのでなく、会長と並ぶことでお胸か身長で無理してる背筋伸ばしまくるりの後屈みたいだった故なのでは…と。

 

牛乳のみたい

 

「牛乳のみたい」は風呂からさっさと上がりたいという意味だけでなく、会長と並ぶことで、もっと身長伸ばしたい…もっとおっぱい大きくしたい（もとから会長よりでかいが）という深読み・裏読みが可能なのである。

 

 

 

本来「丸型」であるこまろちゃんのおへそが「縦型」に変形してることで、「からだの不思議！」は深みが増すのです。知らんけど。

 

それはそうと、裸に抵抗なくなってる会長に突っ込み入れてる有栖にこそ突っ込みたい。

 

恥ずかし隠す有栖

 

有栖さん…あんたタオルで胸を隠しているけどさ。

隠すべき胸なんて無いだろ。絶壁のくせに…。

 

お胸が凄い2人が堂々と卍解して、隠すものなんて無い有栖が隠している。まさに「からだの不思議！」です。

偉大なる造形美編

♥♥♥

 

「んっ…」

 

いやはや…有栖さんエッロ…。

ジェット風呂でくすぐったいという大義名分で感じてしまっています。

 

裏カジノ部編でもあったように有栖は昔は「裏番長」してたようで、生徒会に入ったおかげで変われたってのは裏テーマのように強調されてます。とても心温まる事なのに、有栖が感じていたシーンしか頭に入ってきません（褒めてます）。

 

何より、今回の入浴回で個人的ベストを上げるとしたらおっぱいでもおへそでもなく、背中なんですよね。

 

背中

 

ふーん、エッチじゃん…。

 

「胸」「へそ」「鼠蹊部」と見るべきポイントはわんさかなのに心の琴線に触れてくるのは背中描写なり。かの国民的海賊漫画は「偉大なる航路」と書いて「グランドライン」と読ませますが、『生穴る』ヒロインの背中はそれに匹敵する。

 

「偉大なる造形美」と書いて「会長・有栖のボディライン」と読みたい！

ちょっと真面目に掘り下げるコーナー

裏カジノ編から続く有栖の過去に関するあれこれ。それこそはじまりは旅行編で触れられた会長の過去回想の出会いからはじまってる（ような気がする）。

 

70話

・私、嫌われ者ですので

・ままならねぇ～って感じですね！

 

有栖が高1時に生徒会に入った時、会長は「文武両道、品行方正なすごい子」って先生の評価を聞いてました。対して有栖本人は表では「そんなイメージなんですか？」と素で驚き、自分は嫌われ者であると。

 

実際、生徒会加入後の活動では見た目が完全にアレのアウトローから「サイコまな板妖怪」呼ばわりされ恐れられてましたからね。

 

表では良い子ちゃん！

裏じゃはぐれ者から嫌われてる！

 

この辺が有栖が「裏番長」から「生徒会」へジョブチェンジした何かがあるかもね。少なくとも、紫緒が現「裏番長」になってて「はぐれ者の皆さんに随分愛されてるいるようで」を自分じゃ出来なかったと言ってますしおすし。

 

ああ～〝上手くやれなかった〟ってやつ？そりゃ有栖が裏番張ってた時のことでしょ。超怖がられてたから

 

有栖は高1で生徒会に入った。表番長「藤成の虎」の虎丸ちゃんが中等部のように、中・高一体で表裏の番長があると思われる。有栖が裏番時代は中等部時代でしょう。

 

初対面の寿子会長がその辺の事情知らず、文武両道の良い子ってカタログしか知らなかったのに対してたんカスは深い事情しってる模様。

 

有栖中3、たん中1からの付き合い

（含み増し増し）

 

有栖が裏番長してたのは中等部時代だろうし、たんカスは今みたいなアホな男の娘でなくちょっとアウトロー風味もあった（母子家庭で母はまったく家に帰って来ない…両親居ないのも関係してる？）。

 

中学時代の2人には何かあるよね。有栖は裏番長として失敗して表…生徒会に入った。たんカスは中2で入ったけど、まだアウトロー？風味を残してたのも会長の過去回想で想像できる。この2人は中学時代に絶対なにかイベントあるよね。機会があればもっと掘り下げたい。

 

んま、そんな「裏番長」を失敗した（と推測できる）有栖だからこそ、表の生徒会でこまろちゃん含めて良い人間関係築けてるのはグッとくる。梅くんには内心怖がられてるけどね。

 

有栖の「裏番長」は今後の過去のキーかもね。つっても『生穴る』に本筋としては、実は深い過去云々なんて刺身のツマみたいなものですけどね！

そちん

そちん

ちんこ

（←）

 

某匿名掲示板風の縦読み「ねこだいすき」を彷彿させる、漫画的な不自然な改行を使った戦前の左から読むことで文章が繋がるをやってのけてる。すごいチャレンジャーである。

 

6巻で100万部ならアニメ化待った無しのポジションなのに、今回の話なんてアニメで実現不可能な「横読み」ですよ。つまるところたんカスのイチモツは小さいしそちんだし（吹き出しモザイク的隠しでも…小っさ…）を見事に活用した下ネタ「からだの不思議！」

 

そんなこんなでフリーザ様がさらなる変身を残してるってぐらい粗ちんたんカスに絶望を与えた下ネタ的にも最高の笑いがあった。ジャパニーズ漫画の読み方を活用して、ネットの縦読みを踏襲するネタから、スケベ全力だったり、意味深なキャラの背景、ストレートど真ん中の下ネタ…等々。

 

まとまると、ストーリーやキャラについて浅くて深く、視覚的インパクト絶大でエッチでホモでもある。全方位に向けて「面白い」要素がギュギュっと詰まってる。

 

キャラや背景のストーリーを楽しむも良し！エロを楽しむも良し！挑戦的な漫画表現を楽しむも良し！サラッと読んでも面白い。すごい漫画だ…。

 

マガポケなら無料で読める

講談社公式アプリ「マガポケ」ならむちまろ先生の『生徒会にも穴はある！』『世が夜なら！』が無料で読めます。その他マガジン系など講談社作品が沢山！

 

 

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