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『SPY×FAMILY』2巻 アーニャが小動物のように可愛かった件

SPY×FAMILY 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

『SPY×FAMILY』(遠藤達哉)2巻読了。

安心安定の面白さ。2巻はアーニャの可愛さが光りましたね。

 

東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)、両国間の平和を守る任務(ミッション)の為、名門校受験に挑んだフォージャー一家。だが、標的デズモンドに近づくにはアーニャが特待生(スカラー)にならなくてはいけない!! そこで黄昏は“ナカヨシ作戦”を実行するが…!?

 

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『SPY×FAMILY』2巻

アーニャの合格

6話

 

アーニャは可愛いなぁ…。

 

西国(ウェスタリス)のスパイ<黄昏>ことロイド(偽名)、東国(オスタニア)の殺し屋<いばら姫>ことヨル(本名)、そして超能力者のアーニャによる擬似家族。1巻ではイーデン校の面接でやらかしてしまいましたが、なんとか補欠合格で入学決定しました。

 

もともと、任務は<黄昏>が東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドに近づいて不穏な動きを探ることでした。これがオペレーション<梟>。

 

デズモンドは東西平和を脅かす危険人物だということですが、引きこもりで用心深くなかなか表に顔を出さないので、唯一現れるのは息子が通うイーデン校の懇親会のみ。

 

そんなわけで、アーニャを引き取りヨルさんと偽造結婚したわけです。見事にイーデン校に合格したのでもうすぐ終わっちゃうのかなと思いきや!人気が出たからか当初の予定通りか入学できれば懇親会に参加できるわけでなはなかったのでした。

フェイズ2

7話

 

学問スポーツ芸術、あらゆる分野においてトップクラスの教育機関。そのエリート校の中でさらに選り抜かれた優秀な生徒達。それが〝皇帝の学徒〟と呼ばれる特待生だ。デズモンドの所属する懇親会に列席するにはこの〝皇帝の学徒〟とその親であることが必須条件。

 

この特待生になるには「星(ステラ)」と呼ばれる褒章を8つ獲得する必要があり、優れた成績や社会貢献などに応じて授与されるそうです。<黄昏>の任務はアーニャを「皇帝の学徒」にしなくてはいけない。

 

なるほど。これはしばらくこの漫画は続くね。引き伸ばしなのか最初から予定してたかは知らんけど、かなり長期連載になりそう。大歓迎だ。なんだかんだで、ドタバタコメディばかりだけどそれが面白いもんね。

 

で、<黄昏>はアーニャを優等生にすることを半ば諦めているのがミソよね。

仲良し作戦

ナカヨシ作戦

 

アーニャが特待生になるのは半分諦めているからこそのプランB。

なんとターゲットのドノバン・デズモンドには次男がおり、それがアーニャと同じクラスなのです。ダミアン・デモンズ。まだ登場してない長男は「皇帝の学徒」なのかな。

 

「皇帝の学徒」とその親しか参加できない懇談会を半ば諦めている<黄昏>はダミアンとアーニャが仲良くなって標的の家へ親同伴で遊びに行く「ナカヨシ作戦」を裏で決行します。まあ、失敗したけど、ダミアンくんアーニャに惚れたようなのでこれからどうなるのか。

 

微笑ましい疑似家族としてだけでなく、アーニャの学校生活って日常生活のエモさが増えました。仲直りしようとしてるアーニャがとてつもなく可愛かったですね。泣きながらの謝罪はダミアンくんが惚れるのも仕方ない!仕方ないよー!

 

ぶわぁっ

 

2巻はアーニャの子供としての可愛さが満載でしたね。

一挙手一投足がいちいちかわいらしくて心が温かくなるってもの。ベッキーちゃんとの友達関係も良いっすな。アーニャの小動物的なかわいさは文句なし。3巻収録になるだろうヨルさんのメスとしての可愛さも楽しみ。

 

そのうち本格的にストーリーが動くと思うけど、まだ日常の積み重ねで「良い家族になってきたなー」「温かい話だなー」「アーニャかわいい」以外の感想の書きようがないけど、東国(オスタニア)の政治体制が気になります。

東国(オスタニア)を考える

国家統一党総裁ドノバン・デズモンド

 

ドノバンの次男に対して教師まで「うわぁ総裁の息子かぁ…」とビビっていたので、おそらく国家統一党が東国の第一党でドノバンが国家元首に相当してると思われる。1話冒頭で西国の外交官が暗殺された「東の極右政党」が国家統一党なのかな。

 

一党独裁かは不明。極右政党という言い方から他の政党もある?1話でヅラ云々言われてた外務大臣はかなりハト派というか西に肩入れする売国奴呼ばわりされてたので国家統一党ではないかも?辞任させたい勢力有り。

 

そもそも「国家統一党」って名前がアレだよね。どう考えても東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)を統一させるって意味でしょう。おそらく元々は東国と西国は同じ国であったが内戦かなんかで分裂したと。

 

1話

 

小さかった頃の自分を思い出すからだ。誰も救いの手を差し伸べてくれない孤独や絶望とただ泣くことしかできない無力感…

 

<黄昏>の幼少期の戦場は東国と西国に分裂した内戦かなと。ターゲットのドノバン・デズモンドは西国に戦争を企てていると言われているので、名前の通り「国家統一党」は西国を戦争で統一してる可能性が高そう。

 

ちなみにデズモンド家は「国家統一党」だけでなく「デズモンドグループ」と呼ばれる巨大ビジネスもしている模様。アーニャのクラスメイトにはドノバン・デズモンドの次男だけでなく、人民議会副議長の娘もいます。「国家統一党」のNO2~5ぐらいの娘だろうか。

 

副議長の娘

 

まだちゃんと登場してない。それでもただのモブキャラクラスメイトでない存在感があります。ダミアンくんのように手下2人いるのかな。親を含めて重要人物の予感。

 

そしてヨルさんの殺し屋組織。「店長」から命令され<いばら姫>として売国奴を殺害します。ヨルさんの弟ユーリは国家保安局(秘密警察)。<黄昏>を敵と認識しており、西国に情報流す者を取り締まっています。どちらも上にいるのは「国家統一党」なのだろうか。

 

そんなこんなでボンヤリと東国(オスタニア)の姿が見えてもきてます。これからもドタバタコメディが続くだろうが、この辺も楽しみです。まる。

 

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    表紙からして可愛い

  2. 匿名 より:

    モデルは東ドイツなんでしょうね
    国民の10人に1人がスパイと言われたシュタージによる監視社会でしたし……

  3. 匿名 より:

    今1番面白いマンガと思う

    不満て程じゃないけど表紙の色合いが少し暗め
    1巻は黄昏だったからこんなもんかなと思ってたけど、アーニャが表紙であれば薄いピンクとか黄色とか色合い変えるのが良かったんじゃないかなーと思った

  4. 匿名 より:

    割と展開ゆるめだなとは思ったが秘密警察の弟まで出てきてちゃんと回るのかしら

    • 匿名 より:

      作者のこれまでの作風から、いつダークサイドに向かうのか不安しかないです。
      スパイなら殺人もボカせますけど、ヨルさんは直接手を下しちゃってますし。

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