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『To LOVEる ダークネス』番外編、矢吹健太朗先生の画業20周年!とらぶる尽くしに感涙!

ジャンプSQ. 2019年6月号

 

矢吹健太朗先生の画業20周年企画は終わりません。週刊少年ジャンプ(22・23号)で特別読み切りに加えて今月号のジャンプSQ(6月号)でもカラー特別読み切りの番外編が掲載されています。まさにとらぶる尽くしですね。

 

とらぶる番外編

『とらぶるダークネス』番外編

 

WJ22・23号合併号(4/27土発売)に掲載された『To LOVEる-とらぶる-』番外編の続きが過激になって登場!!

 

ほう、「リトと紗弥香の放課後」の続きか。

しかも過激になってときたもんだ。

期待通り…いや、期待以上にすごかったです。

番外編はお風呂

モモ様

 

簡単にストーリーを説明すると何もありませんでした(誉め言葉)。

よつばと風香の言葉を借りるなら「何もない」があるんだよ!ですよ。

 

「揉まれ子」こと新井紗弥香とのとらぶる放課後の後、家でお風呂入ってたリトさん。そこへモモ様が乱入してきて身体を洗ってくれるというのが今回の話です。ぶっちゃけ、ただお風呂入ってただけです。それを全ページカラーです。ええ、そりゃもうすごかったです。

 

ストーリー的には何もないのに何かが確かにあったのだ。

人はそれをと呼ぶのでしょう。

 

特筆すべきはその表現の限界へ挑戦し続ける姿勢です。画業20年を超えた矢吹先生は今もなお、この果てしなく続く少年漫画のえっちぃ限界坂を登り続けるのです。いつまでもいつまでも。高みを目指す。永遠の挑戦者なんです。とらぶるは!

限界に挑戦する姿勢

モモ様とチャプチャプ

 

ブヒィィィィィィ!!

 

とらぶるの見所って、「どうやってヒロインを脱がすか」「どうやってラッキースケベに持っていくか」ってのがあると思うんですよ。その展開は神の領域にまで突入しており、目の肥えたラッキースケベ評論家たちすら何度も唸らせ感涙させてきました。

 

で、今回の特別読切は最初から全裸のお風呂ですので、どう脱がしてラッキースケベに持っていくかって見所はありません。受動的にモモ様が至れり尽くせりなご奉仕をしてくれるし。しかし、やはり「天才じゃったか…」と驚嘆してしまいます。それが限界ギリギリの描写の数々です。

 

ブルバ星の上質なセッケンを手に入れたので洗ってくれるわけですが、そのセッケンが完全に男性の棒状のメタファーになって描かれてるのです。モモ様が胸で挟んで見せたり。リトさんとモモ様の間に置いてアソコで挟んでまたがってるように見えたり(どう見ても素〇です本当にありがとうございました)。

矢吹先生は漫画の神様

お風呂でセッケンで身体を洗ってると見せかけ、完全にプレイをしているようにしか見えないんです。なんのメタファーかって一発で分かる。やることなすこと全てお風呂で洗うで済まされない。

 

ふぅ…。

ここまでくればもう神業ですよ。

 

神ってる

 

ブヒィィィィィィ!!

 

もう「すごい」としか形容できません。

セッケンをアレに見立てて丸々お風呂でプレイをしてたわけですよ。

 

流石は「エロ本に最も近い少年漫画」と評されただけある。

そういう唸らせるメタファー行玄にただ感動するのみです。

 

もちろん、単純な裸の美しさもあります。柔らかそうなモモ様の肉質やB地区や構図などが艶やかなカラーで表現されているので涙が止まりませんでした。なんたって全ページ肌色でカラーですもん。カラーだからこそ出せる破壊力が抜群。

 

また、モモ様だけでなく新井紗弥香も良かったです。週刊少年ジャンプではB地区が描けず「ぺろん」と擬音で隠され、リトさんの瞳に映らせるって裏技を使ってましたけど、ジャンプSQでは回想シーンですがバッチリ描かれてる。カラーで。

 

あぁ…漫画の世界ってこんなにも美しい鮮やかだったんだ…。

 

矢吹先生の生み出すえっちぃ描写は芸術の域だよね。エロに対する職人魂みたいなものを感じるもん。人智の限りを尽くして、こだわり抜いて、創造される最高のえっちぃです。「高尚」と呼んでいい。

矢吹先生画業20周年=テニプリ20周年

それはそうと、2019年は「矢吹先生画業20周年」であり「テンプリ20周年」でもあるのですね。なんというか運命を感じてしまいます。テニプリがはじまった年に矢吹先生は初連載スタートしたのか…。

 

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矢吹健太朗先生と許斐剛先生って共通点ありますからね。

ずばり、途中で開き直って卍解した作家という同じ類の進化をしてる。ラッキースケベの創造神とギャグ創造神としてある日を境に覚醒した。スーパーサイヤ人になったみたいなものです。

 

テニプリだって昔はまっとう(?)にスポーツしてたからね。途中からもうルールとか気にしねぇ!テニスもしねぇ!と開き直ることで、ギャグ漫画として新境地へ至ったのです。

 

矢吹先生もとらぶるの最初の頃なんて全然普通に健康的でしたから。連載を長く続けることで、物理法則とか「起承転結」と気にしねぇ!と開き直り、えっちぃシチュエーションを数ページに1回ぐらいの頻度でぶち込みまくる恐るべき新境地を切り拓いたのです。

 

矢吹先生の画業20周年もテニプリ20周年もじつにめでたいね。

なんだかんだでとらぶるはまだ完結してないので、また続きが描かれることでしょう。とらぶるはやっぱり最高だよ。読むとHP回復できるもん。疲れてる僕らに「ほっ」とさせてくれる。息を抜かせてくれます。息以外も抜けます。まる。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    ToLOVEるを読むとこの時代に生きていて本当に良かったと思はざるを得ません。

  2. 匿名 より:

    息以外も抜けます。に大草原

    しっかし、途中で開き直って卍解した作家×2が、
    ここまでレジェンド級になるとは思わなかったなぁw

  3. 匿名 より:

    きちんと「少年ジャンプでは無印(ララの発明品によるドタバタ)」、
    「SQではダークネス(モモ様の暗躍)」と内容が描き分けられてるのも
    何気にすごいですよね。

  4. 匿名 より:

    久しぶりに画集を手に取りました。
    こちらも捗りますよ。

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