パンツは食べられます!
『上野さんは不器用』(
)という態度は強気で恋は弱気の上野さんの様子をニヤニヤと気味悪い笑みを浮かべながら楽しむ漫画がある。これがとても変態チックで下ネタ全開なのにめったくそ頬が緩んで頭が悪くて最高なんです(最大級の賛辞)。
雑誌掲載時にTwitterで大反響、ブレイク必至の作品が遂にコミックス化!!天才発明家・上野さん、態度は強気。でも、恋には弱気♪不器用すぎるヒロインギャグコメ、要チェックです!!
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中学の理科室を舞台に繰り広げる科学部3人による1話完結のギャグ&ラブコメディです。部長の上野さんが想い人の田中くんに不器用に想いを伝えようと失敗するというもの。タイトル通り上野さんは不器用なんですけど、田中くんは斜め上にニブチンでデリカシーゼロで爆笑できてニヤリングできる。大変ロックな作品です。
上野さんは不器用…というよりも変態
というわけでおしっこ飲め田中
不器用でなかなかストレートに想いを伝えられない恋する乙女とニブチンの男の子によるボーイミーツガールではあるんだが、上野さんも田中さんもかなりズレてるのが面白いところ。上野さんの遠回しな告白が頭悪いです(褒めてる)。
1話では濾過装置「ロッカくん」を作り、自分の尿を濾過して好きな相手・田中くんに飲んで貰おうとします。もうこの時点で頭がおかしいですね。上野さんの不器用を超えた不器用!好きな人に尿を飲んでもらいたいという複雑な乙女心!この漫画最初から界王拳20倍の勢いで飛ばしてんだけど、のっけから尿を飛ばすとはね。恐れ入った。
また田中くんが超鈍い鈍感男でデリカシーなど絶無なので、不器用な上野さんの想いなんて気付かない上にカウンターで沈めていきます。
上野さんの反応
「田中が飲まないと意味ないんだよぉ!」「お前に飲んでもらいたいからに決まってんだろ!」など恋する乙女っぽく遠まわしにアプローチ。アプローチ方法が濾過した尿というのもどうかと思いますが田中くんは気付いてくれません。汚い連呼されハートに特大ダメージ受けるし。上野さんの乙女心に痛恨の一撃!ま、その上野さんの様子が可愛いんです。
不器用通り越してド変態な上野さんなんですけど、さすがは中学生女子!たまに年相応な可愛らしい乙女チックな一面を見せてくれるから、読者としても萌え上がるってものです。田中くんのナチュラル超鈍感っぷりにヤキモキする上野さんは最高すぎる。
でもあーいうとこが好き!!
上野さん可愛すぎか!
悔しいけど(悔しい?)上野さんはアホなんだけど頭悪いんだけど可愛いんです。不器用で遠回りに想いを伝えるという行為ただの変態プレイなのにくっそ可愛い。頬が自然と緩んでニヤニヤしてしまうのです。上野さんの頭が悪いところ大好き。
ラブコメの基本であるちょっとエッチなイベントで「ドキ!」を斜め上に積極的に仕掛けて、それをことごとくスルーされる図式は笑えて萌えられる。上野さんなんて下手したらただの痴女ですけど、そこをギリギリの線で恋する乙女の行為に留めているので引くことなく読めます(そうか?)。
上野さん可愛い&頭悪い!
濾過した尿を飲ませようとするに始まった『上野さんは不器用』。勢いは留まることを知らない。スカートの中見えなくなる発明で何もはいてないスカートの中を覗かせたり、臭いを消す発明のために脱ぎたて黒タイツの匂い嗅がせたり、パンツを食材にして食べさせたりと…バカすぎる(褒め)。
お気に入りは7話の「パンティロッティ」。
パンツを食材にする発明をして田中くんに食べさせるんですが、気付かず普通に完食する姿に逆に上野さんが逆に恥ずかしくなってしまうというお話し。
逆に恥ずかしくなる上野さん
さらにおかわりまで要求されてカウンターで沈んでしまうのである。
そもそもの計画ではパンツ食った田中くんに「いま食ったのは自分のパンツでした」と言って恥ずかしくさせようというものだったのに。逆に自分が恥ずかしくなってしまうのが上野さんの弱点でもあり魅力だよなぁ(しみじみ)。
上野さんはさ、告白するのが恥ずかしいから遠回りなやり方で想いを伝えようとするんだけど、それ普通に告白するより恥ずかしいから!
しかも、いつも逆に自分が恥ずかしくなっちゃうし。もう止めるんだ上野さん!女の子として取り返しがつかなくなるぞ!と何度思ったことか。でも冷静に考えるともうとっくに取り返しがつかないね。堕ちるところまで堕ちてた。やってることただの変態痴女だしね。大好き。
すっごい興奮するんですけど
最初は上野さんのダメっぷりをニヤニヤと楽しんでたんですけど、話が進むと作者が卍解しているのか本性を出してきたのか、上野さんの変態行為と赤面姿というシチュエーションだけを楽しみだけでなく作品から凄まじい妖気が漂ってきます。絵や構図で魅せるといいますか。フェチ的といいますか。
どんどん卍解していく
この作者絶対足好き(断言)!
ポップでデフォルメされた可愛らしい絵柄なのが特徴的だったんですよ。なのに足だけ妙に生々しくなっていきます。
足だけの描写も増えていきます。片鱗は3話辺りからあったんだけど完全に卍解してる。生唾もので芸術的な一品でもある。「俺は足が好きなんだ」って魂の叫びのようなものが感じられます。僕も好きです!上野さん可愛い、足が素晴らしい。まる。
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まほろばきっさ(1) (バンブーコミックス MOMOセレクション)
竹書房 (2015-02-27)
まほろばきっさ(2) (バンブーコミックス MOMOセレクション)
竹書房 (2016-03-28)
コメント
これは変態だ。。。リアル上野さんはどこに行けば会えるのか。。
性欲が抜けたイケダくん容赦ない