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『ワンピース』、神の子OR悪魔の子

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『ワンピース』第781話”本懐”

鳥肌立ったわ!

ここまで敵キャラと対峙して盛り上がった展開が今まであっただろうか。ない!今週の『ワンピース』781話のラストに、思わずブルっと武者震いする熱いものがこみ上げてきちゃったじゃないの。脳汁出たで!

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世紀の一戦だー!

このドンと対峙するまでの流れが完璧っすわ。
さすが尾田っちは盛り上げ方を熟知してるなって。いよいよルフィVSドフラミンゴの対決でドレスローザ編のクライマックス。そこへ到達するまでの盛り上げ方が素晴らしい。ルフィがドフラの足を止めたのは、それはそれは、爽快でした。痛快でした。

『ワンピース』はストーリーの盛り上げ方に関しては右に出るもの無しだね。もはや匠の域に達してます。テトリスで何段も積み上げられたブロックを長い棒で一気に消した時のような気持ちの良さがある。

プラスして、今回の対峙が過去最高と言ってもいい燃え展開なのは敵役であるドフラミンゴの魅力も外せないね。単行本4巻のSBSで尾田っちは、なぜ敵を殺さないかの質問に海賊の対決というものを以下のように述べていました。

なぜ殺さないか。この時代、人々は自分の信念に命を賭け戦っています。ルフィは戦闘において敵の信念をくだいているのです。敵にとって信念をくだかれる事、敗北する事は、死ぬ事に等しい痛みを受ける事となるのです。

海賊は信念に命を賭けて戦う
後に海賊の信念の象徴は海賊旗であるとも(148話「折れない」)

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ドフラミンゴは命を賭けてる

ドフラミンゴには1本の折れない生き様がある。

これがドフラミンゴが今までの敵キャラと一線を画すところでしょう。

過去に、ルフィと敵対した奴らも自分の中の筋はあったし、野望や目的はあった。しかし、信念を賭けて戦うというのはドフラミンゴがはじめてなんじゃないのっていうぐらいの生き様があるからね。信念を辞書で引くと以下のように書かれてる。

正しいと信じる自分の考え。
「―を貫き通す」


ドフラミンゴの信念?
ズバリ、人間では無い事でしょう。
この世で一番嫌いな事は人に見下される事ですからね。

俺は人間を辞めるぞのDIOも裸足で逃げ出す、己は人間では無いという信念がドフラミンゴにはあると思うの。それを貫き通してるように見受けられますね。

そも、ドフラミンゴ8歳まで神である天竜人でしたから。
今までの作中の天竜人の描写からドフラが8歳まで神としてどのように生活してたかは想像に難しくないでしょう。なのに、ドフラミンゴが8歳の時に、実の父親が天竜人辞めちゃいましたからね。


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ドンキホーテ・ホーミング聖、天竜人の地位からFA宣言

今から33年前、ドフラミンゴ8歳の時である。
天竜人ドンキホーテ・ホーミング聖と妻と2人の子供が天竜人の地位を捨てて、人間として生きる事を宣言。一家四人で人間へのFA宣言。悲しいかな、プロ野球と同じでFA宣言した者の末路は悲惨である。

後にドフラミンゴは語ります。「10歳にしてこの世の天国と地獄を見た」と。つまり天竜人であった8歳までは天国であった、と。天竜人を辞めてからの10歳までの2年間は地獄であった、と。地獄の2年間は、それはとても過酷なものでした。

父上…生まれて初めて…痛いえ…
生まれて初めてハラが減ったえ…!!
父上…!!お前っ!何てことしてくれたんだえ!!!

ドフラミンゴくんは天竜人を辞めてからの2年間は地獄の生活である。神から人間となるどころか人間以下の扱いで日々を過ごすという。見えるのは絶望のみ。そして、とっ捕まり処刑される事に。

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ドフラミンゴ、まじで処刑される5秒前

天竜人という神から人間になれば、人間以下の扱いを受けてしまう。人間から天竜人へ恨みを全て背負わされて殺されそうになってしまう。いやはや、敵キャラながらドフラミンゴの人生はヤバイっすわ。

ドンキホーテファミリーは別にモブの人間共にこれといって直接何かしたってわけじゃないしね。でも悲しいかな。一般の人間達は今まで天竜人に受けた苦しみを全てドンキホーテファミリーに被せるわけだ。

あ…(察し)ってね。
FATE風に言えばアヴェンジャー(復讐者)の完成である。アンリマユ(この世全ての悪)。拝火教における悪神ではなく、それを押し付けられた者である。

全てコイツのせいだって、コイツは悪魔だって人誅を立てたのだ(勿論まったく関係ない)。雨が降らないのはコイツのせいだ、親が死んだのはコイツのせいだって、俺がモテないのはコイツのせいだって。

全ての怨みを個人のせいにして殺して完結したわけだ。とっても効率的なシステムで村は恨みが晴れるのでした。ストレス解消するわけです。しかし、人誅となった方はたまらんね。腹が立つよね。私刑で死ねばそれまでだけど、生きてたら…?

ドフラミンゴは、例えばそんなメルヘンを地で行ってるからね。

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まさかの生還

ドフラミンゴ(10歳)

“覇王色の覇気”で奇跡の生還を遂げる。

作中で詳細には語られてませんが、ドフラの所々で炸裂する細かい回想を繋げれば容易に分かるね。本当はドンキホーテファミリーは3人とも天竜人への恨みを全てモブの人間共に背負わされて処刑されるはずだったのに。

幸か不幸か、ドフラは王の資質である、覇王色の覇気に10歳で目覚めちゃったわけですよ。おそらく、処刑させようと取り囲んでた人間共をみんな気絶させちゃったんでしょうね。助かったわけだ。生きてるわけだ。

そして、後に一番長い付き合いというヴェルゴさんと友達になったのでしょう。断片的に描かれるドフラの回想で、ヴェルゴさんに「ウチのボスだ」とトレーボルを紹介され、「復讐する”力”を与えよう」と銃を与えられて実父を撃ち殺します。

ドフラが「若」と呼ばれるのは、この組織の先代がトレーボルだからでしょうか。銃に拘るのは初めて与えられた「復習する力」だからでしょうか。詳細が気になりますね。ただ一つ分かる事は、ドフラは実の父親をぶっ殺して、その首をマリージョアへ持ち帰っても、神(天竜人)に戻れなかった事です。

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もう神(天竜人)には戻れません

「元凶である父を殺し…その首をマリージョアへ持ち帰った」
「―だが、天国にいる天竜人達は『裏切り者の一族』を二度と受け入れなかった…。この地獄から出る術はない。―その時に誓ったんだ」
「こいつらの牛耳る、この世界を…!全て破壊してやるとな!

アヴェンジャー(復讐者)爆誕である。
私は最初にドフラのシンボルマークを見て、笑顔のドクロマークに斜線でスマイルを製造してるのに否定しているのかと思ったものですがなんてことはない。ドフラミンゴはこの世の全てを否定している。凄い信念だ。全否定のシンボルマークだ。

かつてこれほどまの信念を持った者がいただろうか。ドフラミンゴは神にはもう戻れない。人間なんて問題外である。じゃあ、どうするかって。悪魔になるしかないじゃないか!それを貫き通す。悪魔から上から目線で見下そうホトトギス。

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人間はNOっすわ

神様…NO!
人間…NO!
悪魔…YES!

何故か「人間である」かどうかがやたらと問いただされる今回のエピソード。

ドフラは貫き通してる節が見受けられる。今週でもローに対してもわざとらしく挑発したり。

もはやあえて悪魔を演じてるようにすら見えるね。まあ、それは置いといてもドフラミンゴは1本の信念を持ってる生き様があるわけで。ここで、2つの信念の対決は燃えるよね。胸が熱くなるよね。

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