『ワンピース』のツキミ博士について。扉絵シリーズ「エネルのスペース大作戦」にちょっとだけ登場した月見大好きな博士です。
百獣海賊団のクイーンさんがベガパンクやシーザーやジャックが所属していた「無法な研究チーム」の元同僚のような素振りで注目が集まる天才科学者たち。
既に故人ですがツキミ博士もまた凄まじい技術力を保持しています。ベガパンクと何か関係もありそう。
『ワンピース』のツキミ博士
未来国バルジモア出身
・職業:科学者
・誕生日:8月15日
・出身地:未来国バルジモア
・住処:カラクリ島
・2年前に月の爆発で団子を喉につまらせ死亡
「BLUE DEEP(AA)」にはツキミ博士はバルジモア出身であると書かれている。ベガパンクと同郷です。
バルジモアは別名「からくり島」と平仮名なのに対して、ツキミ博士が住んでたところはカタカナで「カラクリ島」です。バルジモア(からくり島)は年中極寒の冬島なので、ツキミ博士がいたところは全然別の島です。同じ名前なのは謎。この辺のつながりも気になるところ。
また、ツキミ博士はカラクリロボットのスペーシー中尉を作成するなど凄まじい技術力を持っていました。このロボが月で眠ってたロボとまったく同じ姿なのです。違いは翼がないことぐらい。
ツキミ博士は月の技術を持ってる
474話扉絵
エネルが月に眠る機械に電気を通したらスペーシー中尉たちと瓜二つのロボットたちが動き出しました。
月は地球よりも遥かに進んだ文明があった事は明らかです。翼人は地球へ移住して、その末裔の大多数は空島に暮らしています。このロボはそのまま月に置いてかれたのでしょう。
ここで最大の疑問なのはツキミ博士の作ったスペーシー中尉たちと月に眠るロボがそっくりなこと。言い換えればツキミ博士は月の科学技術を現代に所持していたという事になる。
例えばエネルは月の文明と思われる方舟マクシムの設計図を所持していたと推測される。ツキミ博士にも同じ様なことが言えるのではなかろうか。
扉絵連載でちょっとしか登場しなかったので詳細不明ながら、数少ない描写の研究室は凄まじい科学技術なのは間違いない。スペーシー中尉たち4人をひとりで作成している。
月の文明を継承してるのか?
448話扉絵
ツキミ博士の研究室。注目したいのは黒板のようなものに書かれた文字です。古代文字のように見えるが果たして…。もし古代文字だったとしたら、オハラの考古学者の他にも古代文字を解読出来た人物ということになる。
古代文字は十中八九、月からの移民が地球へ持ち込んだものである。古代兵器や古代文字は翼人の移民が持ち込んで「ある巨大な王国」に与していたと思われる。
ツキミ博士の研究室の文字が「古代文字」ならば、月に眠っていたロボたちと瓜二つなのも筋は通ってる。
- ツキミ博士は月の技術を持ってる
- 研究室に「古代文字」らしきもの
- スペーシー中尉たちと月に眠るロボは瓜二つ
月の技術を持つツキミ博士は何者なんだ。
彼には翼がない。月から移住した子孫ではない。それだけに、約800年も世界政府が調べることすら禁止していた「ある巨大な王国」「古代文字」…の流れで月の技術をどうやって手に入れたのでしょうか。
※追記
そういえば月からの翼人の移住ってあの風船のようなもので集団で飛んできたのかな。
ベガパンクとの関係は?
ツキミ博士でもう一つ気になるのはベガパンクとの関係です。
同じ未来国バルジモア出身である。未来国といってもオハラのように考古学者がたくさんいるわけでなく、ベガパンクが残した発明品の数々で未来国と呼ばれてるのです。科学者は殆どいません。
596話
おれが知りたかったのはむしろこっちの「兵器的」発明だ。コリャすげぇ…戦艦から人間の細胞の研究まで…コイツの頭は一体どうなってんだ
ベガパンクは「無法な研究チーム」で血統因子の発見する前から天才科学者であった(フランキーいわく200~300年進んでる。今のベガパンクは500年先)。
表では文化的な研究をして地下に研究室を作って戦艦や兵器の研究をしていました。これをすべて子供のベガパンクがひとりでやっていたのかどうか。別に科学者が多くないので、同じバルジモア出身のツキミ博士と繋がりがあるのかと思ったり思わなかったり。
ツキミ博士が月の科学技術を使用していたことを踏まえると、ベガパンクも幼少期から月の技術に触れていた説である。
「モノに悪魔の実食わせる」「軍艦に海楼石使用して海王類を近づけない」「人工生物ドラゴン」「人造悪魔の実」「パシフィスタ」…といったもは月の技術を土台にしてるのかも。
そもそも、翼人が見当たらないバルジモアに月の技術が残ってるのも謎ですが。扉絵でちょっとしか登場してないツキミ博士はベガパンクと関わりのある重要人物っぽいんだよなぁ。
コメント
風船状の「宇宙船」も遺跡の絵と共通するよね