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『君に届け』、風早くんという男の中の男出てこいやー!


君に届け 24 (マーガレットコミックス)

久々に主人公2人、爽子と風早くんがメインに描かれた気がする。

24巻は学校祭で、付き合い出してから丁度1年目ということで、これまでの1年を振り返るという内容。2人がこの1年で積み重ねた来た事を思いだし、現在、そして未来を考える。96話「現在過去 未来」は良いタイトルですね。

まず24巻の感想をズバリ言います!
メガネ爽子が可愛かった!

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どうも、僕は爽子の可愛さ力を過小評価していたようだ。
いや、元々美少女で笑うと可愛い事は知っていたんですけど、学校祭での「将来なりたいもの」に身を包む爽子の姿を見て、自分の爽子に対する可愛さの見積もりが浅はかだった事を痛感しましたね。ええ、メガネ&服装を崩し女教師風の爽子は超美人で笑うと超可愛いのだ。

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可愛かった

しかし、24巻の破壊力は久々に超弩級だった。
もともと『君に届け』って、ピュワホワイトな恋をど真ん中に剛速球で放っていたんですけど、24巻の威力は160キロを超えるストレートだったね。情景の美しさや、初々しい恋愛感情が太陽拳のようにピカピカ光り輝いていた。眩しすぎて直視できないよ。心が汚れたおっさんに、このまぶしさは読んでて普通に死にたくなるレベルです。

風早くんの肩は「黒沼専用だから」、爽子の「風早くんの番!専用なので」のやりとりは吐血してしまうぐらい直視するのには眩しすぎる。お互いが肩で休むとか甘々にも程がある!考え得るかぎりの、最上で最高のうらやまシチュエーションですよコレは…。

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お互いの肩が専用でお互い順番で肩で休む。シャア専用も裸足で逃げ出す専用っぷり。風早くん専用、爽子専用…。学校祭では将来なりたいもの「夢」のコスプレしたり、24巻は全体的に「夢」をテーマにしていたと思う。もし私が同じ立場なら、夢としてこのコマをプリントしたTシャツを学校祭に着てくね。それほどまでに、人の夢がつまっていた

風早くんは「壁ドン」とかそういう事はしないんだけど、天然でナチュラルにあざといと思う。まあ、そのおかげで爽子の極上の赤面が堪能できるんだけど。

しかし、極上の甘い展開の中で切なさを醸し出していたのは凄い。爽子と風早くんがひたすらイチャイチャするばっかなんだけど、切ない儚い雰囲気があった。「今まであった色んなことは、もう全部過去になちゃったんだ」「未来に近づくっていうことは今が終わるってことなんだ」という爽子の心情の切なさ。風早くんが切なそうに「そっかあ、卒業したら―どんどん近づくんだな」に掛っていた。未来が近づく!今が終わる!

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『君に届け』って、一瞬一瞬を切り取った「今」を描写するのが抜群に上手かったんだけど、24巻は輪をかけて「今」を、かけがいのないもとして描くね。過去を振り返りつつ、現在の想いを確認し合ったり、この時がどれだけ大切かとか、今が夢みたい夢じゃないとか。

今というものは過去の蓄積である。だから、今を大事にするエピソードには頬がニヤニヤするし胸が熱くなる。過去の積み重ねを得た今は素晴らしいね。

ならば、未来も今の蓄積なのである。爽子を一番見ていた風早くんが、爽子の心の内を見透かしていたのは男だった。爽子が教育大に行きたい事を察していた描写が今まで数々あったけど、爽子すら気付かないふりをしていた夢をズバリ、いや24巻中でも言いだそうとして躊躇してるけど、それでも言った。かっくい~。

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男だな…いや漢だな。
爽子は心にフタしてこのままずっと一緒にいると決めてたけど、風早くんがフタを取っ払った。

昔、絵本で『しろいうさぎとくろいうさぎ』というのを読んだんだけど、白黒の仲良しのうさぎが楽しく過ごしていた。ある日、黒いうさぎが寂しい表情をするようになる。その理由が、いつまでも一緒にいたいから…というものだった。そんな感じだ。24巻の風早くんは、どこか切ない表情を何度かするんだけど、いつまでも一緒にいたかったからだろう。

でも、自分から、言わなきゃ一緒にいれたのに、それでも言った
風早くん△□×(さんかっけー死角無し)である!

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99話「夢じゃない」はその通り。夢じゃない!現実です!
「教育大決めたんでしょ」っていわなきゃ、2人ラブラブな夢のような日々があっただろうに、夢のような日々を斬り捨てて爽子の夢へキラーパスをした。人は変わる。あれから1年経過し、高校3年生になり、それぞれの進路を決めるようになった。

背中を押したり。押してもらったり。勇気を持って一歩踏み出したり。変わってしまうのが怖い。知ってしまうのが怖い。知られてしまうのが怖いってのは青春だと思う。風早くんは、気付いてしまった故の恋の痛みとともに胸に響くね。それでも踏み出した。それでも変わらない「好き」があるのだろう。24巻は全て爽子の視点で描かれてるので、風早くんがどんだけ苦悩したか分からないんだけど、男の中の男だった。まる。

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