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『ベクターボール』、最高にロックな件

VECTOR BALL(1) (週刊少年マガジンコミックス)

『ベクターボール』は最高にロックだと思う。

1話からブレーキのないダンプカー状態だったけど、さらにアクセル踏んでアクセル踏んでアクセル踏んでスピード出し過ぎて史上最速になった感があります。はい。最近の展開は神としかいいようがない。

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雷句誠新連載『VECTORBALL(ベクターボール)』が期待大な件

学校は、人知れず死にかけていた。平穏な日常の裏で進行する、謎の生物たちによる“侵略”。米炊おかかは、その異変を解決したいと思っていた。群青新太 は、ただ一人、侵略を食い止めようとしていた。“戦う意志”を持つ二人の出会いが、全ての始まり。新時代を創る”絆”の学園ファンタジー、堂々開幕!!

まあ、大筋のストーリー自体は王道熱血少年漫画なんですよ。

例えるならば定番のカレー。

カレーといえばカレー粉にニンジン玉ねぎ肉など入れる具材は決まってるものじゃないですか。隠し味に牛乳だチョコレートだハチミツだと人によって味付けは変わりますけど。しかし、雷句先生がカレーを作ると普通の具材なんて使わないわけ。

うどんとかイチゴとかスイカとか考えられない食材をゴチャゴチャに入れるみたいな。むしろカレー粉すら入ってないみたいな。で、出されたカレーは、定番のカレーとはまったく異なる料理なわけです。こんなんカレーなのかよと思いつつ、食べてみれば海原雄山も唸る究極の料理なのです。最高にロックで美味なカレーである。

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ギャグセンスパネーッスわ

でだ。

最近のぶっ飛び具合はもう誰も止められない。どこ飛んでんの?着地すんの?そもそも飛んでるか?そんな哲学を投げかけられたね。それでも美味しいカレーであることに違いはないしスゴイ味わい深い。具体的に言うと腹筋が崩壊する

前回の「アメ・リカセ先生の英会話クラブ」の濃度は半端じゃなかったね。

1

「花京院!!!」「花京院!!!」

「イギー!!!」「イギー!!!」

「アヴドュル!!!」「アヴドュル!!!」

「終わったよ…」「終わったよ…」

2

わけわかんねぇ…。

いや、ジョジョネタをやったとか以前にですね。意味不明すぎてスゲーなって。ヤバイでしょ。しかもアメ・リカ先生はガッシュのビッグ・ボインじゃねーか。ここまで唐突で意味不明な不条理ワールド全開なのに笑ってしまうんですよ。ギャグセンスがキレキレなのである。あんた天才だよ!

極めつけは今回の19話「魑魅君忍法十奥義」。意味不明を極めている

雷句節の効いた熱血王道であり、かつ史上最高のギャグセンスが光りまくったのである。つまり混沌としたカオスである。

おかかと魑魅くんは友達では無く仲が悪い間柄ででしたが、実は過去にグッとくるエピソードがあったわけです。魑魅くんがいつも弁当食ってるとまり木を作ってあげたという心温まる真実が明かされるのでした。まあ、それ自体がシュールなギャグではあるんだけど、胸を熱くさせたのは本当だ。

3

熱いじゃないか

友達ではないけど恩がある!

熱いじゃないですか。本人たちは認めてないけどそいつは友情だぜ。

ジーンとなったね。でも、冷静に考えてみるととまり木を作って貰ったとか心底アホでもある。魑魅くんが熱く語り泣いて叫ぶもんだから、すごく感動的な話に錯覚してしまった。いや、そう思わせるだけのパワーがあった。捻じ伏せてきやがる。勢いで感動させられちゃったぜ。

もし、対戦相手が爆笑しなかったら最後まで「いい話」と錯覚するところでした。

いやー、実にノリと突っ込みの完成された絶妙な漫才です(バトルです)。意味不明でいてシュールな会話に、完璧なタイミングで爆笑が入り圧倒されちゃいます。なんだこの2人の芸術的な漫才は!(戦っています)

なにがここまで笑わせてくれるって魑魅くんの戦闘スタイルでしょう。

突っ込み待ちとしか思えないんだもん!吹矢でイカ飛ばすのも相当おかしかった(頭が)。まだ何か効いてたからいいんだけどウミウシを呼んだ辺りで本当におかしくなってきます(頭が)。戦場はプールなのに、海辺にウミウシが現れる。意味分からん。ヤバイでしょ(頭が)。そしてとどめが奥義!

5

奥義「ブス50連滝」

狂ってる…。

奥義として飛び出した技は、ブス50人(整形含む)がプールの飛び込み台から「ダーイdie!!!」とダイブする技でした。読んでて何が起きてるのかまったく理解できなかったね。あ…ありのまま今起こった事を…ってリアルポルナレフ状態になってしまうでござる。見開きでブスがプールでプカプカ浮いてんだぜ。頭がどうにかなりそうだった…。

また安藤先輩(の思念体)がいい仕事してます。彼の言動がそのまんま読者の声ですよ。

「何がやりたい貴様」とか、読者が思ったことをそのまま魑魅くんに突っ込みいれてくれる。

そんで、魑魅くんの奥義を出した後は読者も一緒に拍手喝采しちゃったからね。

6

ハレルヤ

すごい漫画だ…。

なんかよく分からないし、理解できるところが一つも無いんだけど、読者が「なんで?」と考える隙すら一部も見せずに勢いMAXで突っ走ってしまった。パワーだけで捻じ伏せられた感。われわれ読者の負けだ。でもすごく満足している自分がいるんです。なんだろこの感動。ただただ猛烈に胸が熱くなって笑ってる。

最初からぶっ飛んで暴走していた『ベクターボール』はついに、誰も理解できない、誰もついていけない、作者独走の漫画に進化を遂げたのである。

通常、作者が暴走すればただのひとりよがりなのだが、『ベクターボール』は読者が誰もついていけないのに読ませて笑わせてしまう力がある。圧倒的な力でひれ伏すのみなのです。バーンがご老体なので寝首を掻こうとしても底知れぬ存在感を前にして、ただひれ伏すしかなかったハドラーのようなもんです。かなわぬ…。

そう『べクターボール』は大魔王バーンなのだ(何だこの例え)。

知らなかったのか?大魔王からは逃げられない!ですよ。知らなかったのか?意味不明雷句ワールドでは笑わずにはいられない!

かつてこれほど笑ったバトル漫画があっただろうか?無い!

同時に、読んでてこれほど作者の精神構造を心配した漫画があっただろうか?無い!

雷句先生頭おかしいです(褒めてます)。

VECTOR BALL(2): 週刊少年マガジン
雷句誠
講談社 (2016-10-17)
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コメント

  1. 匿名 より:

    実際今回は面白かった、意味はわからなかったけど、面白かった

  2. 匿名 より:

    ガッシュのアンサートーカー消失回以来のカオスっぷり
    雷句先生、衰えてねえ・・・

  3. 匿名 より:

    ブスが集まってきた!?
    こんなん笑うわ

  4. 匿名 より:

    そうそうアンサートーカー消失回を思い出したわ
    それが続いてる感じやな

  5. 匿名 より:

    作者頭おかしい(褒め言葉

  6. 匿名 より:

    わけわかんねぇ・・・

  7. 匿名 より:

    ※ちまにこの瞬間にも主人公は敵に捕まってて大ピンチです。

    まぁこれだけブスが大移動してたら味方も気付くと思うが…

  8. 匿名 より:


    しこめ~
    しこめ~

  9. 匿名 より:

    19話は魑魅くんが米炊くんを助けようとする理由が、自分の居場所(止まり木)を作ってくれたからであり
    それを笑った敵に対して、笑うなと怒り心頭で放った奥義は敵には届かなかったが全てをやり遂げたような魑魅くんに対して敵が称賛の拍手をして終了という
    文章で書けば間違いなく良い話なんだが、実際は作者の頭が大丈夫か心配になる内容ってのが最高に笑える

  10. 匿名 より:

    ポリティカルコレクトネスってやつに真っ向からけたぐりかましてますな

  11. 匿名 より:

    最新の30話でもさらに最高でロックでハレルヤですよ。

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