「さよなら絶望先生」273話で理由なんてないといいながら3年生に進級した絶望少女達。
煽り文で「というわけで、卒業まであと半年ほどとなった、旧2-へ一同。
理由があろうがなかろうが、級ですね~(笑)」と書かれていました。
あれから半年経過し季節は卒業シーズン。新たな旅立ちです。
当然「さよなら絶望先生」も卒業式です。
絶望少女達も卒業ですか。胸が熱くなりますね。
昭和八十六年度卒業式。
木津千里は「今度こそ、私達卒業なんですね。」と泣いている。
思い返せばなんのかんので7年間も女子高生をやっていた。
もう彼女達は23歳だろうか。ついに卒業か。僕も泣きそうですよ。
卒業か…
「皆さん、教室に戻って下さい!」
「えーと…当校はグローバルな人材を育てるべく…むにゅむにゅ」
「次年度から9月入学となり、それに伴い6月卒業になりました」
引き延ばし
「決して来週から始まる新連載が急遽ポシャって、引き延ばしを要求されているわけではありません」
絶望少女達は3.1のへ組に進級(?)。
そうだった。カウントダウンが開始されたんだった。
今週の話を入れて後8回で連載終了なんです。
卒業シーズンですが絶望少女達の卒業は6月にズレてしまう。
絶望少女達は卒業できなかったのである。
今度こそ卒業なんだと言っていたが、今週が卒業ではなかった。
絶望少女が卒業しない代わりに卒業する者もいる。「GE」の内海が童貞を卒業していた。そりゃ、卒業シーズンですもんね!(上手い事言ったつもり)
そんなわけで、10週もとい…8週打ち切り新連載という前向きなのか後ろ向きなのか分からないノリで始まる絶望先生。
3.1年で6月までどうやって持たせるというわけで今回のネタは「間」を持たせるという話。
漫画で「間」といえばあだち充先生ですよね!
かつて久米田先生は本気であだち充先生に憧れ目標としあだち先生を目指していたんです。
結局、あだち充先生になれなかった久米田先生。
しかし、あだち充先生リスペクトは忘れない!
今回の絶望先生は「間」ですので、あだち充先生風の「間」を描くのでした。
「間」を描く
まじであだち充先生みたいだ。
別に漫画本編になくてもいいような風景などをあえてコマに描きスローテンポのマッタリとした空気にさせてくれる「間」。
ただの引き延ばしじゃねーのなんて思いませんよ。
なんか味わい深く感じてしまう奥ゆかしさがある。
あだち充先生が最も得意としているものですね。
それを久米田先生が使ったのである。
しかし、「ム…ムリ、小物にはムリ!」とギブアップ。
そうか、「間」の演出は大物じゃないと出来ないのか。
まあ、絶望先生は12ページしかないからね。
野球の試合中に水着の美少女を唐突に出すなんて演出できませんよ。
そんなこんなで、「間」を持たせるのには何かイベントが必要という事でバーベキューをするという。
BBQ
間を持たせるならBBQですよ!
BBQの間の取りっぷりは証明済み。
格闘技の実況でアナが佐々木希に話を振ったらカンペそのまま読んだのか「今日のマッハさんの表情はどうですか?」「BBQ(ビービーキュー)した時よりは真剣です(キリッ)」と視聴者を凍らせる程の間の取りっぷりですからね。
いやー、この間の取り方は素晴らしい。
間を持たせるならBBQより加賀愛ですね!
そして肉がなくなり再放送というか再掲載で間を持たせる事に…。
それは1話と同じく満開の桜で首を吊る絶望先生。
首吊る
…え。どういうこと?
消えた可符香のシルエットまで。
まさかの走馬灯オチですか。わけがわからないよ!あと7話。
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