なにこれ!ヤバイ!面白い!
自分の中にあった「原作もの」ゲームの概念を完全に打ち壊しましたね。「七つの大罪」の世界を冒険するってのが味わえる。リアルに「七つの大罪」ワールドが体験できる。
というわけで2000万ダウンロード達成の「七つの大罪 光と闇の交戦 : グラクロ」を今更プレイしてるんでレビュー記事です。まあ、超有名作で超メジャーゲームですかね。2000万ダウンロードを記念して後発組に優しくなってるので始めるなら今でしょ!
「七つの大罪」ワールドを堪能するって点においても、スマホのロールプレイングのゲーム制としても100点満点中1000000点です!最高!
「七つの大罪 光と闇の交戦 : グラクロ」レビュー
圧倒的グラフィック
まず震え上がるほど衝撃を受けるのはグラフィックの美しさです。
OPのアニメムービーだけでなく全てが超美麗です。
建物からフィールドからキャラクターまで細部にいたるまで3DCGで作り込まれています。
誰だって一度は夢に見るじゃないですか。
漫画やアニメの世界に行ってみたいって…。
そういう体験がグラクロによって実現できるのです。リアル「七つの大罪」ワールドを味わえるのです。マジのガチで「七つの大罪」世界がここにある!
拠点の酒場や町を自由自在に歩けるのも特徴。これまた忠実に「七つの大罪」世界を再現しており、漫画やアニメでは何となくこういう感じって想像してたアレコレが補完される役割もあります。フィールドは流石にマス上のものですが、それでも「七つの大罪」地理がええんだ。
とにかくヌルヌル動き目で楽しめる要素が満載。世界観をリアリティもってゲームに落とし込んでいるため臨場感が半端ない。
ストーリーは見事に原作を再現
ストーリーは原作を忠実に再現しております。絶妙にアニメ的な演出をゲームで再現してるので見ててなんか感動すらしてしまいます。思わずニヤリとしたり関心したり。
原作ファンなら同じストーリーでも新たにテイストが変わってゲームで演出される数々の名シーンに心の琴線鷲掴みにされることでしょう。また、漫画もアニメも「七つの大罪」未体験って方なら、ストーリーがこのゲームで理解できるのでシナリオの初体験含めて楽しめます。
また、アニメ調の3DCGで動くだけでなく、メインシナリオはほぼ全て声優さんのボイス付きなのもエモいポイント。目で楽しみ、耳で楽しむ。アニメ見てる感覚になれます。ぶっちゃけこのゲームだけで「七つの大罪」を理解できるので、漫画・アニメを未読でもプレイして欲しいですね。
漫画もアニメも知らずにゲームだけで履修できる!
原作知ってるとあのシーンをこうゲームで表現するかって見どころがあり、原作知らなきゃストーリーを初として楽しめるぞい。
魅せるゲーム
ストーリーをゲームで「魅せる」のが最高なのは最重要ポイント。
がしかし!個人的に納得いかない点もあるのです。例えばスカートめくりや、ディアンヌのいる「白夢の森」のパンモロシーンですよ。ストレートに言えば見れません…。
本当にね。アニメを視聴してる感覚でゲームがプレイできるんですけど、「えー!エリザベスのパンツ見れないじゃーん!」と膝を打つこと多数。パンツ見せろと怒ったこと無数。
しかし!しかしである!
パンツは見れませんが、製作者の本気の拘りを随所に感じること多数。小宇宙が爆発すること無数です。それは3DCGでリアルに再現された世界観とキャラゆえの「最高のお尻」があるのです。
戦闘シーンにしてもイベントシーンにしても素晴らしいの一言なんですよね。
ふぅ…。
アニメ絵をリアルに3DCGにしてるのがミソなのでダイナミックな後ろ姿がハートを直撃です。製作者の本気の拘りが感じられました。是非プレイして堪能してほしいものです。はい。
また、衣装を変更できる着せ替え機能もあります。それもかなりの数。エリザベスやディアンヌの衣装替えてまた違う味わいが最高です。
RPGとしてもめっちゃ面白い
戦闘はカード形式のバトルです。
配られたカードから3つを選択して1ターン攻撃するって感じ。配布されたカードで同じ種類のカードが横並びすると2枚が1枚になっより強烈になるなど工夫された面白さがあります。戦闘のアクションもかなりカッコイイ!
敵はメインストーリーだけでなく、各種イベントやマス上フィールドを移動してるとエンカウントします。ま、バトル(だけに留まらず)操作は親切にレクチャーしてくれるし、何戦かすれば直ぐに慣れると思います。
「お使い」や「寄り道」や「ミニゲーム」も充実しており、かつ作業感が一切無くゲームオリジナル部分でもあるサブイベントがみんな面白い。時間泥棒に合って、やめられない止まらないカルビーかっぱえびせん状態になる。
私はファミコンやスーファミ世代なので「原作もの」と呼ばれるゲームは9割がクソって固定概念を持ってました(ほぼバ●ダイのせいや)。グラクロは、そんな固定概念をなくしてくれるぐらいRPGとして純粋に面白いです。
バトルアクションはグラも方法もいいですけど、音楽もめがっさ良いです。特にボス戦のBGMはプレイ中のテンションを爆上げしてくれる。
なんかナウな鳥山明ワールドを感じる
あくまで個人的な意見で、原作含めて「七つの大罪」って鳥山明ワールドを随所に感じるんですよね。
それはこのグラクロも同じ。面白く斬新に楽しめるゲーム性ではありますが、グラフィックや雰囲気含めて8以降の「ドラクエ」っぽさと、ファミコン&スーファミ時代のゲーム「ドラゴンボール」っぽさがある(ような気がす)。
町をグリグリ移動させるアニメ調の3DCGは「ドラクエ8」以降の絵面と操作性がある。で、戦闘のグラフィックもやっぱ近年のドラクエっぽさがあるんですよね(勿論、まるで違うコマンド形式のゲームですよ)。
そして戦闘のカードシステムが古き懐かしき「ドラゴンボール」のゲームを思い出させるんですよね。配られたカードを選んで攻撃や必殺技出すのが「あー!これ夢中になったDBゲーのカードやんか!」って。
ドラクエとドラゴンボールのゲーム感がスルメのように効いている。これ原作ファンなら鳥山明ワールドを受け継いでるの知ってるのでまじで「うおおおおお!」ですよ。
個人的に「悟空伝」「超サイヤ伝説」は名作に入ってるんだよなぁ。クソゲーという意見も分かる雑さだけど…。
ゲーム「ドラゴンボール」「ドラクエ」を合体させたような隠し味がある。これが刺さり嬉しさすら感じるのは、ばっちょ先生が胸元に亀仙流のマークを付けてる漫画家だからでしょう。漫画「七つの大罪」は絵柄からコマ割りなど、鳥山明テイストを感じるからこそ…。
「七つの大罪 光と闇の交戦 : グラクロ」はドラクエっぽい絵面と雰囲気。ゲーム「ドラゴンボール」を思い出すシステムが現代にブラッシュアップしたスマホゲームかもという総括できる。知らんけど。
ばっちょがゲームに携わるわけないので、偶然なのか製作陣が意図してるかは分かりませんけど、亀仙流の道着は原作だけでなくゲームでも着てる感!
めっちゃ面白い
そんなこんなで「原作もの」ゲームって範疇を超える面白さです。
総じてめちゃくちゃ面白いRPGということになる。
これは「原作もの」ゲームって概念ではかれない面白さです。アニメを見る感覚のストーリーを楽しみRPGとしてもうやり込める!