『かぐや様は告らせたい』第112話 かぐや様は告りたい
前回ドヤ顔で考察したら大恥をかいてしまいました。おとなはウソつきだと思った少年少女のみなさま。どうもすみませんでした。おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです。
さて、いよいよ文化祭です。なんか物語を締めに来てるんじゃないかって思うぐらい一気に畳みかけてきてます。え?終わらないよね?
<関連記事>
112話「かぐや様は告りたい」
かぐや様が恋心を自覚することでますます盛り上がる文化祭。
すでに白銀が告白されなきゃ自分から告白すると決意したのに加えて、かぐや様のカミングアウトで、天下分け目の関ヶ原状態となってきました。
「すごい事になるんだろうな」としか思えない。
どんどん読者の期待値が上がってるし、花火大会のようにこの期待に応えてくれるって確信もある。ラブコメ史に残る伝説になる予感がするぜ。
悩むかぐや様お可愛い
かぐや様悩む
今回のキモはかぐや様がお可愛かったことに尽きます。って、かぐや様はいつもお可愛いだろと思うでしょうが、一味も二味も違う味わいだったのです。「私は白銀御行が好き」「私は会長がおかしくなる程好き」と認めたかぐや様は、告白しようかと悩むのです。
「赤面お可愛い」にはじまり、「アオお可愛い」「マヌケお可愛い」「涙目お可愛い」「絶望お可愛い」など色んなバリエーションがありました。自分から告白するって選択肢が出たことで、悩むかぐや様お可愛いと新たな発見。
前からしょーもないことで悩んでただろって気もしますが、あくまでもアホの範疇だったじゃないですか。今回はアホの一面も出しつつ、年相応の少女の悩みですからね。モノローグがすごくキュンキュンしちゃいました。少女漫画もびっくりの胸キュンっぷり。
あなたが好きだと伝えたらどうなるのかしら
人は告白する勇気をどこから持ってきているの?
ギャグ漫画なので一人漫才してノリツッコミするのも笑えましたが、随所で見せた少女漫画ヒロインのような不安が心を打ちます。ポエミーに語られてるのに、臭さもなく、スッと染み渡るかぐや様の不安。アホなしょうもない事でなく、告白したらどうなるのかって真正面から向き合うかぐや様…尊い。
かぐや様決意した!?
勇気を出して石上くん!!
「告白する勇気」をどこから持ってくるんだと悩んでた背中を最後にひと押ししたのは意外にも石上とのやり取りでした。「文化祭マジック」「この時期は1年で最も告白成功率が高い」といった話を聞くも、ふんぎりつかない自分への言い訳をするかぐや様。
そこで、石上を道連れにしようと煽れば「ちょっと勇気出ました」と、お礼まで言われちゃいました。かぐや様の悩み「人は告白する勇気をどこから持ってきているの?」のアンサーは、自分で煽った時に答え出してるじゃないですか。
「好きな気持ちは隠さなくていい」「勇気を出して」がそっくりそのままリボンを付けてかえって来たぜ。ま、石上は文化祭一緒に周ることを誘うだけで、決戦は3学期ですが。文化祭で完結しても不思議じゃない展開なのが気になるところですが…。
石上の勇気に当てられ「それなら私は―」と決意。白銀は告られなきゃ自分から告白するって決めてるし、かぐや様も告白すると決めた。さあ、盛り上がってきました!もう今後の展開は以下の3つしかないっしょ!
1、かぐや様が告白する
2、白銀が告白する
3、両者同時に告白する
さあどうなる?「3」になると予想しとく。かぐや様と白銀が同時に告白して「引き分け」に100000藤原書記!ヤベー文化祭楽しみすぎる。
満月なのが気になります
文化祭前夜の月が気になる。
これは文化祭当時の夜は満月となることでしょう。
作中で満月がクローズアップされたのはコミック56話「白銀御行は見上げたい」です。
第67期生徒会解散前に屋上で月見をしていました。作中では、あれから約2ヵ月経過したということでしょう。文化祭の夜は満月になる。
<関連記事>
今回の月の描写に意味があるのかどうかは不明ですが、コミック56話でかぐや様は自分の名前を含めて「竹取物語」を重ねて月は嫌いと言ってました。
コミック56話
夜空を見上げれば、愛する人を残し月に連れ返された女の物語を想わずには居れません。だからこそ、月は嫌い…
かぐや様は9月と変わらず、今でも月が嫌いなのか定かはありません。また同じ満月の日に大イベントが起こるならかぐや様は月が好きになるかもしれんな。
あと、白銀はかぐや姫は「いつか私を迎えに来て」という裏の意味があると推測してました。そして「俺なら絶対、かぐやを手放したりしないのに」「月まで行って奪い返す」と恥ずかしいことを宣言。
また、109話は白銀は父から「ムーンウォッチ」を貰いました。
いわく「月に手を伸ばさんとする者が付ける時計だ」である。
<関連記事>
月に手を伸ばす者に相応しいそうな
この辺が、伏線となっているのか、まったく文化祭とは関係ないのかは分かりません。それでも、文化祭は「満月」というのは色んな意味で引っ掛かります。
ま、かぐや様と白銀は両想いなので告ればほぼ100%カップル成立なのですけどね。白銀は告白するために、「宝玉」「龍(?)」のハリボテを準備してたので男らしく決める事を期待。かぐや様も自分から告ろうってのがどう作用するのか。
<関連記事>
全てを持ってく大仏さん
ま、かぐや様と白銀の天下分け目の関ヶ原への盛り上がりを見せた今回ですが、全てを持って行ったのは肉食系だった大仏こばちでしょう。
付き合ってる
石上&ミコちんと同じ「ええぇ―――――!!」って声出しちゃったよ。まさかの団長(風野先輩)と付き合ってた事が判明してしまいました。衝撃の事実すぎる。あまりにも予想外の組み合わせすぎる。
おかげで、つばめ先輩に男がいるとしたら団長が一番それっぽかっただけに、石上も「よっしゃあああああ」とガッツポーズするっちゅーの。つばめ先輩がフリーなのかどうか分からないけど、これ石上にもワンチャンあるのか?
石上(中納言石上麿足)の難題「燕の子安貝」の顛末を考えると、つばめ先輩にフラれてミコちんと…ってのが既定路線かなって、団長と付き合ってたってオチだろうとか思ったけど分からなくなってきました。
それにしても大仏さんの「石上も頑張って」はどういう意味だろ?
石上も頑張って
当然「も」というからには、大仏さんが団長と付き合ってるとか、文化祭とクリスマスはひとりじゃ寂しいじゃんって話の流れで「石上も頑張って」でしょうから、石上の恋の行方について言ってるんだよね?
そもそも、大仏さんは石上がつばめ先輩に惚れてることを知ってるのだろうか。つばめ先輩アタックって意味なのか、まさかのミコちんを指してるのか…。ちょっと気になりました。
作品の根幹が否定された
作品の根幹が否定された
人を好きになり告白し結ばれる。それはとても素晴らしいことだと誰もが言う。だが、それは間違いである!恋愛は戦!好きになったほうが負けなのである!!
そんなナレーションで始まった『かぐや様は告らせたい』。作品の根幹を否定って、そもそも「恋愛頭脳戦」もしてないような気もしますが(褒めてます)。今回のサブタイなんて「かぐや様は告りたい」ですからね。漫画のタイトルを否定するスタイル。
とはいえ、もう両者認めちゃってるので敗北でいい。
だからありったけを!
コメント
やべえ!最近のかぐや様はずっと神回だ!
どれくらい最近かというと単行本1巻からずっと神回
かぐや「わ、私、会長のことが……!」
白銀「俺は四宮が好きだあああああああ!」
かぐや「はれええええええええええええ!?」
会長は未だに「告られなかったら告る」とか微妙にカッコ悪いことを言ってるのだ
割とベタに大仏さんは眼鏡を外したら美人なんだろうなーと
そしてかぐや様も後一回の変身(コスプレ)を残している…この意味がわかるな?
今週はキレッキレでござった・・・
わたモテスピンオフも楽しみ
まだ終わらないと思いますよ
だって、まだ庶務が加わってませんから
恐らく阿部和音か阿部夜由代のどちらかが生徒会に加わるでしょう
彼ら(あるいは彼女ら)の無理難題と関わってくるだろう不知火ころもの名前も露骨に強調されてますしね
それに、春に来る新しい従者の件もあります
アカ先生も、付き合ってからが本番で長いかもと言ってますからね
なにしろ、四宮家とのいざこざは絶対にあるでしょうし(四条帝とか)
会長の留学の件だってあります
まだ二年生ですし、まだ終わらないでしょう
終わらないよねっというかアニメの最終話あたりと時期を合わせて原作も終わるとらドラパターンでは?
かぐや様の感想は週一の楽しみです
付き合っても続くんじゃね?
この漫画も付き合うまでがピークとか言われそうだな
砂糖吐く準備して待ってます
どうでもいいが、あの時計はデスノートの夜神月と同じものじゃないだろか。