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『五等分の花嫁』6巻 二乃はスタートダッシュで出遅れたのに歴史的な末脚だ!

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五等分の花嫁(6) (週刊少年マガジンコミックス)

『五等分の花嫁』(春場ねぎ)6巻が素晴らしかった。

いやもう本当、控え目にいって最高でした。

「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。今度こそ、五つ子たちの赤点回避をすべく、家庭教師業に邁進しようとした矢先、二乃と五月が喧嘩して家出。四葉は陸上部の助っ人で忙しく、更には“写真の子”が風太郎の目の前に…! トラブル続きで試験勉強どころではない!? 畳み掛ける問題に挫けず「期末試験」でリベンジできるか──!?

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『五等分の花嫁』6巻

もともと5姉妹の評価は「三玖>一花>五月>四葉>>二乃」だったんですよ。みんな可愛く甲乙つけがたい中で、どうしても二乃だけはイマイチ心の琴線に触れるものがありませんでした。

それが何て事でしょう!6巻で二乃の評価が赤丸急上昇です。正直、最初は「あまり好みじゃないな」と思っていたので、これは嬉しい誤算である。

二乃が卍解

1

二乃は今巻にて最強!いや誇張抜きで。最初から最後まで二乃尽くしでした。四葉メイン回も混ざっていますが、四葉はマスコットみたいなものなのでカウントしません。なので6巻は二乃100%と言い切っちゃってもいいでしょう。

泣いてる姿から照れる姿まで非常に可愛かった。あの生意気でわがままって印象が強かった、あの二乃がだよ?6巻では回を重ねるごとに物凄い勢いで魅力を開花させていきます。5姉妹最強ヒロインだった三玖一強(当社比)の牙城を崩すほどの存在感を発揮しておりました。

それにしても写真の子(零奈)は二乃の可能性は消えましたね。まあ、最初から殆ど無かったけど。6巻の描写だとやっぱ四葉が一番可能性高そう。ま、「写真の子」=「結婚する子」ではありませんからね。

二乃の成長っぷり

2

47話

6巻のキモは二乃が長い髪の毛をバッサリ切ったことでしょう。この髪型もなかなかどうして可愛かった。二乃にとって長い髪の毛は「過去への執着」「全て同じだった5つ子の象徴」という意味合いがありましたからね。それを切るのは色んな意味でグッとくる。

本人も長い髪の毛にしてる理由を以下のように語ってました。

私たちが同じ外見、同じ性格だった頃、まるで全員の思考が共有されているような気でいて居心地がよかったわ。でも五年前から変わった。みんな少しずつ離れていった。一花が女優をしていたなんて知らなかった。まるで五つ子から巣立っていくように、私だけを残して。私だけが、あの頃を忘れられないまま、髪の長ささえ変えられない

昔の5姉妹は見た目も性格もほとんど同じだったそうです。みんな一緒なことを至上としてた二乃ですが、他の4人は髪型も性格もどんどん変わっていきます。二乃だけ変わらず長い髪のまま。それを例える比喩描写も上手い。

3

この例え

5つの卵が巣にあるも4つは孵化して巣から飛び立っていきました。残された1つの卵が自分だと自虐する。孵化することなくずっと巣立てないという見事な例えでした。それが髪を切るなら卵は孵化したのでしょう。巣立ったのでしょう。

『北の国から’92巣立ち』に並ぶ感動的な巣立ちっぷりですよ。誠意って何かね?ですよ。見る者に感動をもたらす巣立ちだった。

また、その為に行動した風太郎や三玖が良い仕事してました。鳥の比喩でいえば、四葉は孵化して巣立ったものの、うまく飛べずに進めなくなってるのを見かねて、二乃は孵化して飛んで助けにきたようにも見えました。

もちろん、過去に囚われることからの巣立ちって意味合いだけでなく、年頃の乙女特有のアレ。失恋したから髪の毛を切ったという面もあります。キンタローへの断ち切れない未練にけじめを付け、自身の初恋に終止符を打ったのである。ダブルで感動。胸が熱くなるな。

ただ巣立っただけでなく、昔と同じように姉妹でシンクロしてるってのもグッドでした。

株価がストップ高よ!

6

50話

はい!可愛い!

髪の毛切ったことを失恋と指摘されて「ま、そんなとこ」と認めてからの、風太郎へ「言っとくけどあんたじゃないから!」のコンボも最高にニヤニヤしたが、50話の赤面と「ぎゅっ」からのモノローグが個人的ベストです。

二乃の成長を描くと共にヒロインとして新たなステージへ上げてくれる。大っ嫌いなフータローと大好きなキンタローが同一人物だったと知り、自身の初恋にケジメをつけたはずなのに!風太郎への超反応は何なんだよ(笑顔)。

変わらず態度が非常にトゲトゲしく、口を開けば風太郎のことを罵っているんだけど、それでも風太郎のことが好きで好きでしょうがないってのが、読者に丸分かりなのが素晴らしい。「本音を隠してデレ隠さず」である。ドキドキ赤面しながら必死に否定する二乃にツンデレの神髄を見た気がする。

嫌いだけど好きって男女を意識した気まずさが同居する微妙な雰囲気がこそばゆくて実に素晴らしい。

七つのさよなら

4

さよなら

計12話になった「七つのさよなら」ってサブタイトル。よく出来ていたと思う(作者の解答あるかどうか分からんが)。最初は二乃が5つ子の4人と風太郎にさよならして出ていきました。そこから7つで収まらない「さよなら」がありましたからね。それでいて7つの「さよなら」でもある。

まず、イベントとしての7つ。

・二乃が家から出てく「さよなら」

・風太郎にとって写真の子(零奈)と「さよなら」

・二乃にとってキンタローと「さよなら」

・四葉にとって陸上部に「さよなら」

・二乃にとって過去に囚われることから「さよなら」

・風太郎にとって5つ子と「さよなら」(家庭教師辞める)

・5つ子にとって元の金持ち住処と「さよなら」

…という7つの事象で「七つのさよなら」って解釈もできる。

同時に、7つのお別れした事象だけでなく、12話を全部読み終えれば言葉として発し本当に「さよなら」した案件もある。結果「さよなら」になったというか。きちんとお別れしたという結果の7つって解釈もできます。

7

さよならだ零奈

なんのかんので元サヤになった顛末を除き自発的に明確に「さよなら」と言ってるのは、「風太郎にとっての零奈」「二乃と同じだった5つ子(一花、二乃、三玖、四葉、五月)って自分含めた過去」「二乃の初恋キンタロー」という7つある。作中でちゃんと自分から「さよなら」と語り元に戻りもしませんでした。これも7つあるのう。

さらにいえば、二乃からって視点で見て「七つのさよなら」があります。いや、正確には6つだけど、「七つ目」はまあニヤリング案件ですわ。「初恋キンタローとさよなら」「5つの卵(過去に囚われる)にさよなら」、そして…!?

8

二乃の最後の「さよなら」的な

キンタローと5つの卵(みんな同じから巣立ち)に「さよなら」とモノローグで言葉にしてた二乃。「6つのさよならじゃん!」って感じだけど、もしも残されてた最後の7つ目「さよなら」ってピースがあるとすれば、風太郎が大好きって認める自身の想いでしょう。

読者にとっては、「この女陥落ちた!」って分かるものの、まだ二乃は本心ではギリギリ認めてませんからね。二乃にとって「七つのさよなら」最後のピースは「素直になれない自分」にさよならという可能性が微粒子レベルで存在する。

ま、サブタイ「七つのさよなら」は本当に良いっすわ。「事象」「結果」「二乃から見て」って解釈は読者次第で多用ですから。読者によっては他の解答もあるでしょう。答えはそれぞれの心の中かもしれんな。「七つのさよなら」の答え…それはあなたの心の中の7つです!

「さよなら」と言いつつ元に戻ることも多く、「七つのさよなら」はイコールで「こんにちは」って意味合いのようでもあるね。

まとめ

いやはや、二乃の閉ざしていた心を自分で開けたような成長っぷり。感動して目頭が熱くなりますね。失恋からの実は失恋でなかった恋ですよ。「巣立ち」「失恋」を見事に表現した髪の毛の変化。100点満点中で1000000点ですわ。

まさか、5姉妹で一番可愛くないって思ってた二乃がここまでヒロインとして覚醒するなんて誰が想像できようか?ハッキリって5姉妹の中でもトップ戦線に躍り出た活躍でした。もちろん僕も二乃が大好きになりました。

ディープインパクトもビックリの末脚でしょう。ヒロイン戦線からは出遅れすぎてて、もう二乃はヒロインとしての勝ち目は無いって思ったのに脅威の末脚で他の姉妹をごぼう抜きですよ。5姉妹の評価はこうだ。

6

!?

13

!?

「三玖>二乃>一花>五月>四葉」

やっぱり三玖ちゃんがナンバーワン!まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    さよなら解釈の難しさは異常、零奈発信もあるし
    四葉の本領はこれからだから(憤怒)

  2. 匿名 より:

    一花推しの自分でも今巻の二乃にはグラッときたわー

  3. 匿名 より:

    7つのさよならは単純に5つ子 + 風太郎 + 零奈がさようならって意味かと思ってた。。
    でもそれなら7人の~になりそうだし、金太郎の分が浮くもんな

  4. 匿名 より:

    七つのさよならは昔の5つ子とあと2つが多すぎてわけわかめ

  5. 匿名 より:

    俺は四葉が一番好きで、次に五月なんで、やまかむさんとは真逆ですわw
    四葉が5年前の子だったらいいなぁ

  6. 匿名 より:

    7つのさよならは作中での「さよなら」のニュアンスの発言や心情が表記された説を聞きました。バイバイ、さようなら×2、お別れすることになりました、じゃあな(手紙)を間に挟んで、
    零奈→フータロー さようなら で始まり フータロー→零奈 さよならだ
    で終わる構成かな?と思います。
    あと、6巻は三玖がフータローから受けた言葉でニ乃を説得するところが好きです。(小並感

  7. 匿名 より:

    三玖ちゃんは可愛いからねぇ…

  8. 匿名 より:

    表紙は五月やろ