『五等分の花嫁』120話:五年前のとある日
完結まであと3話!
あ、ああ…。
『五等分の花嫁』が本当に完結してしまう。
全14巻で122話でお終いか…。寂しいなあ。物語のほうは前回で四葉とくっ付いた…どころかプロポーズまでしたのでラブコメとしては完結しているんですけどね。
あと残ってるイベントがあるとすれば四葉が「上杉さん」から「風太郎くん」呼びになったり(結婚式では呼び捨てにもなってる)、敬語をやめることが挙げられますが、まあ描かれることは無さそうかな。だから今回はエピローグみたいなものでしょう
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119話:五年前のとある日
いつも通りのフータローと四葉
ごめんなさーい
晴れて恋人同士になったのにまるでラブラブオーラがありません。
ビックリするぐらいいつも通りの鬼教師のフータローとおバカな四葉ちゃんです。
てっきりね。もうやること無いので読者の脳が糖尿病になるぐらい砂糖じゃんじゃん入れる甘い展開をやるのかと思ってたんですよ。そしたら驚くぐらいに通常通りの関係なんだもん。欲をいえばスイーツ大盛り食いたかったかな。
ある意味、今回のテーマは「いつも通り」であることが重要だったのでしょうけどね。フータローの家庭教師もお終いです。5つ子はそれぞれの進路へ進んで「めでたしめでたし」感が満載でした。
また明日も会える
フータローは東京の大学へ進学することを教えていませんでした。
改めて上京すること。そしたら今までのように会えくなることを述べますが、「一生のお別れじゃない」と。
お別れじゃないぞ
「どこにいても上杉さんを応援してます。上杉さんがそうしてくれたように」
「頑張って」
「いつでも会いに行ってあげるわよ」
実際は悲しくて泣いてたりするけど、笑顔で別にお別れじゃないこと、いつでも会えるってやり取りがすこぶるグッときます。
この直前でも、三玖ちゃんは受験しないのに「ここにいていいのかな」って悩んでたら気にする必要はないと。たとえ教師と生徒の関係が終わっても明日も会うのだろうってのがええっすなぁ。
明日、同じように会うだろうな
三玖ちゃんは家庭教師の場にいていいし、教師と生徒の関係が終わったとしても明日も同じように会うし、フータローが上京しても変わらないぞと。築かれた強固な信頼関係はずーっと続いていくのでしょう。
また、メタ的に見ればもうすぐ完結してしまう『五等分の花嫁』だけど、サヨナラじゃない!ってメッセージのようにも見えますね。知らんけど。
ひとりじゃない
離れていたって平気だよ
ついこの間まで秋…学園祭をしてたましたけど、一気に季節が飛びました。
五月がめでたく大学に合格したのを筆頭にそろぞろの進む道へ歩みだしました。
春から離れ離れになってしまうフータローと四葉。
一花さんは「本当に無理してない?」と訪ねますが、四葉はチャラヘッチャラです。
四葉「だって私たちは皆…」
風太郎「だが、俺は一人じゃねぇ」
だって6人みんな…仲間だもんげ!
四葉とフータローが同じことを思ってるのもエモければ、フータローと離れ離れになることを心配されても「みんな」なのも良ければ、フータローも一人じゃないことを「あいつらも…」というのが尊いな!
離れ離れでも一緒なんだ
ぶっちゃけ今回が最終回といわれても納得の締め方だったと思うの。「離れること」「お別れ」は「さよなら」じゃないってメッセージ性の強いこと。離れ離れでも一緒という描写。そして1話を彷彿させてること。
もうこれが最終回でもええよ。
きっとあいつらも…(一人じゃない)
フータローが受験に向かうシーンで桜の花びらが舞う演出。
ひとりじゃない!そりゃDEENも歌うっちゅーの!
桜が舞う五姉妹は来てる服装的に春っぽいですね(一花さんは冬から同じドラマか映画の衣装だけど)。五月は大学の勉強を頑張ってるのかな。二乃は携帯いじってます。三玖ちゃんは本を本出る。四葉は体育大学(競技何だよ?)で頑張ってる。
それぞれ別々の場所にいますね。
なのに5人が同じ場所にいるような描写が最の高だ。
5人が同じ場所にいるかのよう
5つ子は違う場所でそれぞれ頑張ってる。
並び順はそのまま姉妹の「一花さん、二乃、三玖ちゃん、四葉、五月」です。
見開きでまるで同じところで寝転がってるかのようなシーンがぐう素晴らしいな。
離れ離れだけど一緒だよって感じでさ。
さらに突っ込めばこのシーンは1話の扉絵を踏襲してるんだよね。
もっともっと突っ込めば1巻の表紙もだ。
全ては1話に…1巻に…零奈さんが残した言葉に繋がる
1話扉絵
1話扉絵並びに1巻表紙と同じような構図で並び順で5人の見開きが描かれてたけど、決定的な違いがあります。
前述したように、今回の5つ子は5人とも別の場所にいるのです。
対して1話扉絵(1巻表紙)は物理的に手を繋いで同じ場所にいたのは明らかでしょう。
5つ子並んで寝転がってるポーズ
・1話(1巻)は同じ場所で物理的に5人が並んでいる
・119話は物理的に別の場所なのに5人が並んでいる
この差が『五等分の花嫁』の…正ヒロイン・四葉の「物語」だったといっていいんじゃないでしょうか。同じ場所で寝転がらなくても物理的に離れていても5人(6人)一緒だよ!と。離れてようと一緒に居られるメタファーだろう。
これこそ最期の四葉の呪い…母親から言われたことそのものなのです。
88話
親としてあなたたちに一緒にいてほしいと願います。たとえどんなことがあったとしても…大切なのはどこにいるかではなく五人でいることです。
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当時の四葉にはまったく分からなかった。しかし!今の挫折も立ち上がることも恋も経験した四葉なら満点でわかるよな。6年越しに零奈さんの言ってた真意が理解ができたと思うの。離れた場所にいる5人が5人でいる演出がすべてよ。
大切なのはどこにいるかではなく五人でいることです
見てますか零奈さん。
全然別の場所にいる5人です。
どこにいるかではないですね。
物理的に5人離れてるけど5人でいます!
そんな数年でいろいろ経験して、やっと零奈さんの真意が理解できた四葉のメッセージのようでもある。伸ばした手は天国の母親へ向けてか…。ひこうき雲へ向けてか。努力は素晴らしく間違ってない。一番にならずとも一人一人特別。どこにいようと5人一緒!そんな見開きです。
1話に…1巻に…零奈さんが残した言葉につながる芸術的な見開きシーンだったぞい。
同時に四葉の姉妹の捉え方の解答でもある。
ひこうき雲
87話
瓜は5つに切っても同じなのかな
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「瓜」は2つき切ると同じ形なので「瓜二つ」と言うらしい。
それを聞いた四葉は5つに切っても同じなのかと疑問を持ちました。
その時、5つ子が歩く頭上にはひこうき雲が真っ直ぐに伸びていた。
飛行機雲を出してる飛行機が描かれていなかったんですよね。
そのひこうき雲はどっから伸びてるのか。
四葉の疑問の答えは何なのか。
そういう意味で最期は松任谷由実も歌っちゃうような絶妙な答えを出してたと思うの。
幼少期の四葉編では描かれなかった雲しか描かれなかった飛行機が描かれたのは…。
ひこうき雲の飛行機見つけた
「瓜は5つに切っても同じなのかな」と疑問に思った少女はその道しるべとしてひこうき雲を見てた。雲しか見えず、飛行機は見つけたられなかった。紆余曲折を得て雲を出してる飛行機を見つけた物語だったといえるな。
大切なのはどこにいるかではなく五人でいること!
別々の場所で5姉妹は確かに同時に空を見上げていた。
あの日一緒に見たひこうき雲
バラバラのところにいようとも
やっぱり一緒に見る
大切なのはどこにいるかではなく、五人でいること!
離れた場所だろうと5人は一緒だもんね!
まったく別の場所であろうと確かに5人同時に見たんだ。
どうこにいようと5人でいる。
零奈母さんの(四葉に対して述べた)最期の言葉を完璧な形で応えたぞい。なにがあっても、どこにようとも、ずっと一緒。ひとりじゃない。まる。
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コメント
更新お疲れ様です。これから読みます。
既に誰かが指摘されてるかもですが、119話でなく120話ですね
とんだ茶番としか思えない雑な巻き展開されてもなぁ
作者はそんなに自分の好きな声優をメインにしたかったり
早く連載を終わらせて遊びたいのか
花嫁最初から(声付く前から)決めて描いてるぞ。まあ雑な巻きに入ってるのは否定せんけど。遊びたいのもあるだろうが育児に集中したいんだろ。
作者がファンなので四があやねるになったのでまあ
ねぎ先生そんな事言ってないのにこういうのが広まるのはネットの怖さだなって
あやねるが湧いて出た指名とかならともかく5人全員演じてた縁があるからなのに
最初は全員一緒の声だぞ。知らんのか?
1人5役のCMのオファー出したのは講談社のほう
ねぎが選んだなんてソースはどこにもないぞ
証拠もないのに、みんなが言ってるから正しいわけじゃない
ネットのデマがなんで問題視されるようになってるかよく考えて
まさか花嫁と四葉の言葉使いの違いを二乃のセリフで終わらせるわけではないだろうな?
この分だと花嫁がピアスしてた理由も雑に終わりそうだな
誰が結婚しようが女性がピアスあけるのは何もおかしいことではないのですが・・・
謎の妄想を勝手に伏線扱いしてる方々が雑だ雑だと騒いでるのでしょうね
ニノの結婚するときにピアス~っていう描写要らんかったよな
ニノが四葉を祝福してあけるってんなら意味あったが
あれはただのミスリード以外のなにものでもないでしょ
ピアス云々言い出すんなら二乃以前に一花だし
母零奈もしてるんだからそっちにあやかったで済む話でしかないよね。
今週の話とヤマカムさんの感想を読んで五等分は綺麗な漫画だなぁと唸った
風太郎と姉妹六人の成長の話として綺麗に纏めに来ましたね。
あのリボン弄りがいつもの光景とかそりゃあクラスメイトにも噂されちゃうわ。
大切なのはどこにいるかではなく五人でいることか…
ヤマカムいい感想かくじゃん!
ここ最近のヤマカムさんのきれいなまとめをみるたび、
ヤマカムさん自身に四葉エンドを納得させるために
一生懸命書いてるんだろうなと思ってしまう
京都の子は誰か?花嫁は誰か?で盛り上がった作品だから両方分かった後は急速に冷めてくるな。3年生から雑になっていっても気になって読もうと思わされたのは素直にすごいと思うわ。まだ終わってないけど…
まあ、終わって良かった漫画だな。
しかし後藤分が毎週更新する前はよく感想書いてくれてた僕勉はヤマダさんが推しのうるかちゃん勝利濃厚になってきたけど特に感想記事増えないのにこっちは死体蹴りが続いているのにしっかり感想を書いているので度Mなのヤマダさん?ってなります
そうか?
正直、うるかは一番最初に告白しちゃったから負けフラグな気がするが
ラブコメは追い上げの方が有利だし
成行に恋愛を意識させる切っ掛けに使われたんじゃないかなと思ってるけどな
まあ、俺は別に推しとかいないから誰が選ばれても面白ければいいって感じだが
微妙なとこ
ここから全員分同じことやるのもくどいからそのままくっつくって気もするしな
まあ成幸はうるかの告白に真剣に向き合って答え出してくれそうだから
勝っても負けてもいいと思う
今の展開でうるかと結ばれないってありえんのか?
最後の五つ子ゲームも待ってるし今更だろ。というか五等分程度で死体蹴りとか言ってたら少女漫画とか発狂ものだけどな(五月の扱いは除く)。
うるかが勝つだろうけど、正直僕勉って中身スッカスカの漫画だから感想記事書くの結構しんどいと思うぞ。毎週書いてるブログ主とかすごいと思うわ。
なるほど離れた場所にいるけど五人一緒の見開きにはそんな意味があったのか
零奈母さんの台詞にかかってるとは気づかなかったわ
管理人の感想を借りるけど四葉は呪いを反転させて昇華させるような流れが多いんだな
そういうところはよく出来てるわ
絵が微妙になったなあ……
マルオが五月を見守ってるシーンと
五月の努力が報われたシーンは良かったよ
最終回みたいできれいな話だったな
でもやっぱ五月の受験チャレンジとか四葉のバレンタインとか
ラブコメとして決着ついたあとも風太郎と五つ子の物語として十分書ける素材がたくさんあるだけに全部カットは惜しいな…
夏休みの話も本当は見たかったし、アニメでアニオリエピソードとかつけてほしい
別マガの表紙 五月がオ○○○しているように見える
不完全燃焼なんだろ?
すごい今更だけど72話であそこまで真剣な気持ちを前ほど馬鹿にする気はもおきないと言った時に鐘キス犯の顔が描写されたのって風太郎が鐘キス犯に真剣な気持ちを抱き始めていたってことなんかね?
結婚式以外の伏線だなんで四葉が鐘キスしたのか明かされてませんね。
正直一番鐘キスしてなさそうなので花嫁容疑者から外してた感もあるので
納得のいく回収してほしいです。
あとは四葉が京都で無くしてえらいことになってしまった物も不明かな
鐘キスはともかく四葉が京都で「えらいことになってしまった」「はやく見つけないと」って言ってるのははぐれた姉妹のことで別になにも無くしてないと思うけど
伏線だの回収だの言う前にちゃんと読んだ方が良いよ
鐘キスの理由とか明かされないと思う
キンクリしてる間に話してましたでおしまい
もう結婚式やって五つ子ゲームやって(引くけど)
「実は私京子だったの」
「知ってたぞ」ドヤァ
して終わりとかそんなもんでしょ
話数ないし
最後の五つ子ゲーム、風太郎は知らなかったのか
指輪交換飛ばしたりしてたから、てっきり全て知ってるのかと思ってた