『葬送のフリーレン』の大魔法使いゼーリエの気になるところ。
この世界は魔法使いの管理団体はコロコロ変わるらしく、フリーレンはかなり昔に「聖杖の証」を貰ってる(いつの年代か不明)。約90年前の勇者ヒンメルの時代はギルドが管理してました。
そして、約50年以上前から現在まで魔法管理してるのが「大陸魔法協会」です。この創始者がゼーリエ。
※『葬送のフリーレン』はサンデーうぇぶりで無料で読めます。
『葬贈のフリーレン』の大魔法使いゼーリエ
フランメの師匠
23話
ゼーリエはフランメの師匠です。フリーレンの大師匠(師匠の師匠)に当たります。
「気まぐれで育てた弟子」らしい。フランメもフリーレンと同じように魔族に全てを奪われたと言ってましたので、家族や故郷が滅ぼされてゼーリエに拾われたのでしょうか。
フリーレンと同じくエルフです。1000年以上前から今も健在の様子。フリーレンより年上で長生きしてると推測されます。
- フランメの師匠(フリーレンの大師匠)
- 歴史に書かれたほぼ全ての魔導書を所持
- 弟子(孫弟子含め)に望む魔法を授ける
- 1000年以上前から健在
- 魔王は倒せなかった?
- 約50年前まで表舞台には出なかった
ゼーリエでは魔王を倒せない
戦いを追い求めるあなたには魔王を殺せない。私達じゃ無理なんだよ。(23話)
フランメとゼーリエのやり取りで気になるのは魔王への追求。1000年以上前から魔王が健在だったのは描かれてきましたけど、フランメでもゼーリエでも魔王を倒せないってどういうことだろう。
ゼーリエなんて自分でも無理なん?って感じでとちょっとムッとしてるしね…。魔王をアウトオブ眼中でなく、魔王を倒すつもりだったのでしょうか。
もちろん攻撃魔法も防御魔法もここ90年で飛躍的に上がってるので1000年前の魔法では倒せないという見方もできるが、別に攻撃防御の威力だけで全てが決まるわけじゃないしねぇ。
戦いを追い求めると魔王を殺せないというのが気になる。魔王ってただ倒せばいいというものでは無いのでしょうか。勇者ヒンメルたちはどうやって倒したんだ?
しかし、フランメさん魔王について詳しいね。フリーレン拾った時も魔王将軍の玉座のバザルトとか解説してたので魔王軍と戦った経験相当ありそう。もっと謎なのは、魔王城があるはずのオレオール(魂の眠る地)に辿り着いてることでしょう。
7話
オレオール(魂の眠る地)に辿り着いたって、そこ魔王城じゃないの。1000年以上前から魔王健在だよね。当時の魔王城は別の場所だったのか、それともフランメは魔王を倒してるのか。「魔王を殺せない」という言葉がとにかく意味深です。
なぜ歴史の表舞台に出て来たか
魔王軍との長い戦火の時代の、洗練された魔法使いを未だに追い求めている。(43話)
ゼーリエが魔王と戦ったか戦おうとしたかは定かでありませんが、一度も歴史の表舞台に出てきていません。半世紀以上前に突然現れて「大陸魔法協会」を設立させました。一級魔法使いになると一つだけ望んだ魔法もくれます。
気になるのはゼーリエは表舞台に一度も立たなかったのに、約50年以上前にいきなり現れた事でしょう。魔王軍と戦ってた時代のクオリティを持つ魔法使いが動機らしいですが…。
37話でも魔法使いの数自体が減ってるとフリーレンは追求してました。
ゼーリエは魔王軍と戦ってた約90年前の先鋭化した魔法使いに比べ、約50年前は質も量も落ちたことに思うところがあったのかなぁ。
少なくとも設立した「大陸魔法協会」で一級になれば望む魔法が貰えるので、魔法使いを目指す人も増えるし、一級目指す努力もするでしょう。大陸の魔法使いのクオリティを保つためにやってる説。
だ・け・ど!
そんな大陸の魔法使いのクオリティが落ちてるって義憤を覚えて表舞台に出て来るタマじゃないよ。絶対。だってですよ。約1000年前のフリーレン、フランメ、ゼーリエのやり取りは不穏な感じでしたからね。
だってさ師匠、平和な時代に生きる自分の姿が想像できねぇだろ?(43話)
ゼーリエは平和な時代に生きる魔法使いじゃないらしい。確かに今は紛争が起きたり魔王軍残党はいますけど、平和な時代といっていい。ゼーリエはそんな時代に相応しくないというニュアンスがあった。
- 「野心が足らん。燃え滾るような野心が。」
- 戦いを追い求めるあんた(ゼーリエ)
- 平和な時代を生きる姿が想像できないと言われぐうの音も出ない
- 「フリーレンは平和な時代の魔法使いだ」←反語っぽく
これチェス盤をひっくり返すと大魔法使いゼーリエはフリーレンの正反対とも読める。
フリーレンに野心が無いってDISるのはゼーリエが燃え滾る野心の塊なのかと。平和でなく戦いを追い求める。平和な時代を生きる姿が想像もできない。フリーレンが平和な時代の魔法使いならゼーリエは混沌・混乱・戦争の魔法使いか?
野心家で平和な時代を生きられず戦いを求めてしまう。少ない描写からもヤベー匂いしかしません。約50年前に表舞台に現れたのは、平和になって魔法使いのクオリティが落ちてるのを嘆いてなんて良いものじゃ断じてない。
歴史の表舞台に突如現れ大陸魔法協会を設立したのは「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」。そんな混沌を求めてる説。知らんけど。
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コメント
魔王倒すと野心家がそのまま後継者になっちゃうとか
浅尾いにおの勇者たち 的な
FF10のシンも倒したやつが次になっちゃうシステムだったし魔王もこれっぽいよね
ゲゲゲの鬼太郎の牛鬼みたいw
1000年前は魔王はいても、オレオール(魂の眠る地)に魔王城はなかったのでは?
むしろオレオール(魂の眠る地)が発見されたから魔王城をそこに立てたとか
ゼーリエには胸がある
つまりフリーレン様もあと千年経てばお胸が豊かになる可能性がある
戦いを追い求める性格だとフリーレンのように1000年魔力を抑えるなんてことが難しいから、魔族の隙を突けなくて魔王を倒せないとか?
魔王倒すと魔法が使えなくなるとかあるのかもね。
フランメはオレオールに行ったことがあり、人類の魔法の開祖というのも
魔王の魔法と女神の魔法に関係があるのかも?
フランメの「魔族にすべてを奪われた」も、フリーレンの家族に対して
冒険の仲間とか希望とか夢とか、形が違うものかもしれませんね
また、クラフトの相棒が僧侶だから女神信仰をよみがえらせるような偉業を行ったとか?
なんにせよ、オレオールに行けば全てが明確になると考えると、わくわくします
葬送フリーレンの世界の魔法は「イメージ」が全て。つまり、平和な世界をイメージできないゼーリエでは魔王を討伐して平和をもたらす事が出来ないということでしょう。どんなに強くても。
やっぱり妖怪牛鬼や魔蛇王アスピック(ファミコンディスクシステムのアスピックのラスボス)と同じタイプだとは薄々感じていた
フリーレン曰く「ヒンメル、アイゼン、ハイター、私誰か一人でも掛けていたら魔王は倒せなかった」
皆で倒したから、自分たちが次の魔王にならずに済んだ
皆が『平和な時代に生きる自分の姿が想像出来る』からこそ魔王を倒せた
ではフランメは「私達じゃ無理」と言っていた『平和な時代に生きる自分が想像出来なかった』のだろうか今後の展開でそこが気になる
魔王って自身も高い戦闘力を持った、水鑑の悪魔の上位個体みたいな存在なのかも。
魔族に心がないのも死ぬと死体が残らないのも、何か(エルフ?)を複製した存在だからかも。
だから、個人として強大で隙がないゼーリエやフランメでは自身の複製体と魔王を同時に倒すことができず、零落の王墓攻略のように弱点を補いあうパーティ編成でなければ攻略できなかったのかも。
その場合、魔王と戦うことを想定して、フランメはフリーレンをあえて隙のある魔法使いに育成したのかも。
フランメは、花を咲かせるという(ゼーリエが嫌う)命を弄ぶ魔法が一番好き、というやべ~師匠だからそれくらいの策は弄しそう。