『ワンピース』1037話の五老星の会話は含みがあって様々な捉え方ができました。
この会話の真意は?とか、「ゴムゴムの実」に本当の真名があるのではないかとか、そもそも「ゴムゴムの実」じゃない説など…。
今回はみなさまから頂いたコメントをもとに掘り下げていきたいと思います。
五老星の含みがある会話
誰を始末したいか
1037話
「手を打つなら今だ…ニコ・ロビンはもう捕らえた頃だろう」
「カイドウとビッグ・マムの戦いなら誰が死んでも不自然じゃない…!消すべきだ」
ハゲ(ガンジー)と比較的若い(リンカーン似)の五老星のやり取りである。
私はロビンは生け捕りで別の誰か(ルフィ)を四皇の戦いの事故に巻き込まれて抹殺するのかと思ったけど、これはそのままロビンを消すべきだと言ってるのではないかと指摘を頂きました。
五老星が話している&消そうとしているのはロビンのことでしょう
>コメントより
イム様はロビンの生け捕りを命じているが、五老星は消すべきと考えていて、どさくさに紛れて殺してしまえ、の可能性ありますね
>コメントより
>事故を装って誰か消しても問題ないだろうという感じ。まあ、これやっぱルフィの事やろね。多分。
『本当は消しちゃいけない奴なんだけど、どさくさに紛れて消しちゃおうぜ』という話だと思いました。ルフィはわざわざ事故を装って消す必要ないのでは?海賊なんて堂々と普通に消しちゃえばよくないですか?
>コメントより
またロビンを生け捕りより抹殺でとイムの命令に反する意見の様ですが、世界中のポーネグリフが何やら何かに呼応し始めたとかでしょうかね。
>コメントより
百里ある。
そもそも世界最高権力の五老星が海賊を消すにしても世界政府非加盟国のワノ国の人を消すにしても、四皇との戦いでどさくさに紛れて消すべきだ的な発言をするのはおかしい。誰消したっていいもんね。
これはイム様から「ロビンを生け捕りにしろ!」と命令があった上で、(イム様の命令に反するが)古代文字読めるロビンは消すべきだと言ってると捉えたほうが納得できる。
五老星は800年生きてない?
ではなぜ『世界政府』は…!わざわざあの〝悪魔の実〟にもう一つの名を与えた!歴史からその実の名前を消す為だろう?(1037話)
ある「悪魔の実」には真名があり、過去の世界政府がもう一つの名前を与えて実の名前を歴史から抹消したと述べる。
五老星の発言からして、あの5人は空白の100年から生きてる訳ではなさそうだ、というのも彼らの正体を考える重要な情報ですね。
>コメントより
五老星は世界政府のトップのはずなのに、伝説の悪魔の実の名前を変えたのは「世界政府」と言っている所が引っかかります…。
もし五老星が800年以上生きているなら、こういう言い回しはしないと思うので、「何百年も覚醒しなかった」というのは残っている過去の記録から話していて、五老星は不老の手術はしていない。
もしくは 空白の100年後に前任の世界政府から任を引き継ぎ、不老の手術をしていったと考えるのが妥当なのかな…と思います。>コメントより
確かにこれは引っかかる言い回しですよね。少なくとも当事者ではない。しかも前任者とかでもなくまるで全く別の組織がそうしたかのような言い回し。謎が膨らみます。
>コメントより
リンカーン似の五老星のセリフは、少なくとも世界政府発足から生きてる様子でもなさそうですが、どうなんでしょうね。
>コメントより
確かに過去の世界政府がやったことのような言い回しは五老星が800年生きてる当事者でないニュアンスです。
そうなると五老星で謎になってくるのは天竜人のはずなのに大きな傷跡が残ってることでしょう。かなり生々しいもので、傷を受けた当初は重症だったと思われる。
天竜人なのに胸元や顔に大きな傷を残してる者がいる。ハゲの五老星なんて「初代鬼徹?」を常に持ち歩き侍のような戦闘民族のオーラ出してます。天竜人は蝶よ花よと生きてるので当然だが戦う必要もない。
こんな大きな傷は戦争でも体験した…約800年前に起きたといわれる「ある巨大な王国」と「20の連合国」の戦争の時に傷を負った説でした。
800年生きる妖怪ジジイでないなら、この傷はいつどこで付いたものだろうか?天竜人本人が誰かと戦ったのだろうか。私気になります!
「ゴムゴムの実」覚醒の兆し?
いや…あり得ん!もはやあの実は我々にとっても伝説だ。過去何百年も〝覚醒〟する事などなかった
この言い方だと覚醒の兆しを見せている様子。「いや…あり得ん!」と述べてるので100%覚醒を断言してるわけではなさそう。「覚醒しそう」「覚醒するかも」「覚醒しつつあるかも」という状態なのかな。
仮にルフィの「ゴムゴムの実」と過程すると(当然全然違う実を指してるかもしれない)、五老星が覚醒してるんじゃないかと疑惑を持つだけでの何かがあったということになる。ワノ国編でそれがあったとしたらやはり「声」が届いた件が一番ありそう。
確かに今まで、ルフィが謎の声を聞ける件については
万物の声を聞けたというロジャーと同じだなあ、主人公だからそんなもんだよなあ、見聞色の凄いやつかなあって、ついスルーしてましたがw
見聞色の使い手は大勢居て、ルフィも抜きん出て得意ってわけじゃないのに、ルフィだけ聞こえてるのは主人公補正込みでも変か。「声なき声を発する」のが真の能力とすると、覚醒は、声が世界中に届くレベルになるとかでしょうか
そうなると五老星がビビるのも分かります。空白の100年等々、世界政府の隠蔽もへったくれも無くなっちゃいますからね。「声」と「ゴム」の両面がある真の能力名は想像できないですが…もどかしいな。
>コメントより
五老星のゴルバチョフ似のセリフは、伝説の実がまさに覚醒しつつある兆しがある事をうかがわせる。海中でのルフィの声は象主に届いた?象主がワノ国へ移動を始めた事がきっかけかしら。
もしくは、世界中に発信元の解らない声が響き渡ってるとか?>コメントより
海の中で声なんて…(1015話)
それが何か声が聞こえて…(1020話)
海中でルフィの声が聞こえたハート海賊団(ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ)。一方で地上にいたしのぶちゃんには聞こえていない。
「悪魔の実」は海の中では力が弱くなるので(アーロン編で海中でも伸びる効果はあった)、海中にいたルフィの声はあくまでも一定範囲内(海限定?)にのみ届いた説。
仮にこれだとワノ国近海にいた世界政府船団はルフィの声を傍受した可能性が微粒子レベルで存在する。そして五老星に報告がいけば、「あの実が伝説のように覚醒しつつある兆し」と受け取ったのかも(まだ確信はしてない)。
現時点では「声を届ける」が一番有力かなぁ。まだ何とも言えませんけど。ズニーシャを呼んだのは普通にモモの助だと思うけどルフィ説もありっちゃありか。
ただ、声を届けるで五老星がそこまで危険視するかってのもある。ラフテルに到達して世界の秘密を届ける役割にはピッタリだけど、ラフテル到達しなきゃそこまで危険じゃないしね。まだまだ何とも言えません。
カイドウは知ってる説
カイドウがゴムゴムの……なんだって?って意味深な発言は本来の名を知ってるからだったのかな
>コメントより
面白い意見ですね!
〝ゴムゴム〟の…何だって?ウォロロロロ…!!お前も〝ジョイボーイ〟には…なれなかったか…!!(1014話)
1014話で海へ落とされる時のカイドウの台詞。
これは「ゴムゴムの(必殺技)」を駆使するルフィに「たいしたことないな!」「その程度の技か!」的な意味で「ゴムゴムの…何だって?」とルフィの技をバカにしたと思いました。
でも、ジョイボーイを知るカイドウなら、もしかしたら「ゴムゴムの実」の真名を知ってて違う意味で言った説。なんたってその後に「ジョイボーイにはなれなかったか」ですからね。
ひょっとしたら?がある面白い意見でした。
そもそも「ゴムゴムの実」を指してない
五老星が指してるのは「ゴムゴムの実」じゃないという意見もたくさん頂きました。あくまでも漫画の文脈的にであってミスリードでその可能性もある。
コメント
「(複製して)あんなものがふたつもあったら困る」と言ってたウオウオや、ヤマトのイヌイヌ(ワノ国にとどめておきたかった理由?)が覚醒してもなるほどですが、無難にゴムゴムかなぁと
ゴムゴムの覚醒で海中に声が響いたとするなら、海王類が動くかもしれないですね。遠い海に生まれるもうひとりの王ってのとつながりますね。
もしゴムゴムの実が別の名前だったら
麦わら一味の数字56 29の組み合わせも変わってくる…?
体が伸びて雷も防げる実の名前なんてゴムゴム以外にあるんかい(•́ω•̀)
ゴムゴムの実は伸びる、伸ばす能力が目立つけど、縮める能力もゴムにはある。
覚醒すると伸びたものを縮めることができるようになる…?
伸ばしたもの(イム様の寿命とか)を縮める(元に戻す)ことができる?
他に縮めることのメリットがわからないけど…
すごくメタ的な話だけど
尾田栄一郎が今更「主人公の能力はゴムゴムではありませんでしたー」とはやらなそう。
そんな伝説的な実だったとすると過去の描写との齟齬も出そうだし
チョッパーがランブルボールで無理矢理覚醒に近い事やってるヒトヒトの実が伝説の悪魔の実という可能性……は流石にないか
五老星が800年生きてない可能性が強くなってきたとのことでしたら、お怪我されたのも比較的近代、ロックバレーでガープとロジャーに守られた天竜人って実はこの人達だった?
ヒトヒトの実・モデルラバーメンだ。ゴムになるだけでなく愛も伝えるんだ。
CPが護送までして、なおかつシャンクスに奪われたとのエピソードが出てきたので、まず件の実はゴムゴムで間違いないのでは。
んで、歳を重ねる描写をあれだけ丁寧に描いているワンピですから、五老星が少なくとも2年前やオハラ(20年前でしたっけ?)から全く変わってないのは…あっ、ボニーか?いや違うか…
でもやっぱ当初の印象通り800年前の人たちではないですかね。あの言い回しは、さらに古代の何百年も…を指しているのでは。仮定として800年前はゴムゴム(ジョイボーイ)が覚醒しておらず、連合王国の勝利となり意のままに事が進んだとか。
あと、ゴムの反射や反動、振動で声が届くとか。振動だとグラグラに倍返し出来たりとか…妄想が膨らみます。
それと、今の話題に関係ない事で申し訳ないのですが、ヤマカムさんに意見として聞いて欲しい説があります。
エピソードとして描かれるか分かりませんが、ゾロの片目の事です。あれは正真正銘潰れていると思います。昔集めてたネクロスの要塞という食玩のサムライも隻眼になったりしてました。いや、それで聞いて欲しいのはここからです。
あれはミホークとの授業を終えたゾロがケジメとして自ら潰したのだと考えてます。ジャンプで昔あった「男一匹ガキ大将」という漫画で、主人公の仲間が、敵に頭を下げて仲間に加わってもらうのにケジメとして、片腕を自ら切り落として覚悟を見せたというエピソードを重ねています。
長文駄文、失礼しましたm(_ _)m
カイドウは知ってる説、これ興味深いですね。
勝敗が決ってのこのカイドウのセリフですから、自分が負ければジョイボーイと認めるというコトでしょうか。ただ、サシでは負けない、しかし覚醒すれば別だということかな。カイドウが戦いの中で説明していく展開もありですね。
ゴムゴムじゃなければズッコケですがね。
海限定で声が伝わるなら、号令かけたらオールブルーが完成しそうですね
カイドウ倒したあと島の墜落時に覚醒して助ける的な流れを予想してる。
ブルックのヨミヨミの実だったら熱い(^^)
1/24発売号の最後のコマがズシーニャだったので、
覚醒するのはモモの助(の実)というのはどうでしょうか。
となるとモモの助が食べた実は
「失敗作」のべガパンク製の人造悪魔の実ではなく「成功品」だったとか?
熟熟の実でモモの助が成長したことで(?)覚醒して
天月の血統となにかしら相まって
ズシーニャ(ウラヌス)を呼び寄せているから
五老星がビビってる?
ハテナばっかりですみません。
ふと思ったのですが、問題の実が覚醒したのを我々みんな空白の百年のことと考えてますが、本当にそうなんでしょうか?
もっと過去だとすれば五老星が800歳であっても辻褄が合う気が…
ハナハナの実だけ何だか他の実と名前の付け方が違う気がするというような違和感が前からあった。最近の技なんかロビンが技名を花に絡めてるだけで何の関係もないし。
ニコ・ロビンは実を食べたときの描写がないのもやや気になる。