青騎士6号A、B読了。
頂きました。「A」「B」2冊共に厚みが半端なく大ボリュームの雑誌となっています。読み応え抜群で面白かったです。
『青騎士』6号感想
ピッコリーナ(大槻一翔)
「青騎士」第6A号作品紹介の第8回目は、大槻一翔先生の連載作品『ピッコリーナ』第3話のご紹介です。#ピッコリーナ #大槻一翔 #青騎士 #青騎士06紹介 #漫画 #マンガ #note
https://t.co/2UczWjEvx7— 青騎士 (@aokishimanga) February 17, 2022
カウンターだけの露店型焼き鳥屋でバニーさんたちが焼き鳥を食べるだけの漫画ですが、実はめちゃくちゃヒューマンドラマが転がってるのが凄い。
焼鳥屋の店長はひとりのバニーさんに惹かれてるけどお仕事しなきゃいけないのでアプローチのしようがない。そんな中で焼き鳥を焼いてる姿を見られて…。うん。はじまったな!
森薫先生並に描き込みが半端ないのも特徴。それもビクトリア朝でも中央アジアでもなく、ただ単調な焼き鳥描写なのに凄まじいクオリティーの焼き鳥を焼いてる描写である。手がすごいね。偏執的なぐらい。そんな焼き鳥描写からの峰香さんのアレ。白旗ですね。あと尻がいいね(結論)。
つらねこ(熊倉隆敏)
「青騎士」第6A号作品紹介の第7回目は、熊倉隆敏先生の連載作品『つらねこ』第2話のご紹介です。#つらねこ #熊倉隆敏 #青騎士 #青騎士06紹介 #漫画 #マンガ #note https://t.co/nvxLgJmu1Y
— 青騎士 (@aokishimanga) February 17, 2022
『ピッコリーナ』のあとに『つらねこ』が載っててバニー2連戦という狙ってるとしかいいようがない構成である。『ピッコリーナ』は徹底的な描き込みの技巧なら(エロスという)『つらねこ』はデフォルメされたバニーが良い(可愛いという)。
それにしても『つらねこ』は良いな。空気感というか雰囲気が自分に合ってる。というのも熊倉隆敏先生が昔連載してた『もっけ』という作品が大好きだったんだけど、その系統というか自分の好きだったものが継承されてる。
妖怪とは戦うというよりも共存してるというか自然の中にあるものって感じの捉え方というか。それでいて淡々と進むのは『もっけ』好きに刺さる。
古本屋の冒険(智田直)
「青騎士」第6A号作品紹介の第13回目は、智田 直先生の読み切り作品『古本屋の冒険』のご紹介です。
#古本屋の冒険 #智田直 #青騎士 #青騎士紹介06 #漫画 #マンガhttps://t.co/91Ap3Y4kvh— 青騎士 (@aokishimanga) February 19, 2022
ある古本屋の一幕。「いらっしゃいませ」も言わない不愛想な店員と常連の女の子。老紳士のお客さんもやってきたある日の一幕。
掘り出しものの古本を探してる女の子は『魔法使いはだれだ ― 大魔法使いクレストマンシー』が大好き。いわく…。
身近な魔法が出てくるお話が好きなんです。魔法使いよすれ違ったり、お隣さんだったりしそうでしょ?
そして老紳士を見て思った心の声と不愛想な店員の一言。なんてことない日常なのに「味わい」がギュギュっと詰まってる。これってそういうこと!?
ファンタジー クエスト オブ ザ デッド(ハンバーガー)
「青騎士」第6B号作品紹介の第1回目は、ハンバーガー先生の読み切り作品『ファンタジー クエスト オブ ザ デッド』のご紹介です。#ファンタジークエストオブザデッド #ハンバーガー #青騎士 #青騎士06紹介 #マンガ #漫画https://t.co/QFxTDzefwH
— 青騎士 (@aokishimanga) February 21, 2022
これはひどい…(褒め言葉)。
いわゆる「なろう系」のテンプレで、死んだはずが気付いたら異世界で勇者となって冒険する(女子)。捕われの姫様は前世で大好きだった先輩にそっくり。この世界では先輩(姫様)に告白すると決心して冒険するのです。百合的にもええね。
そして迎えた大団円…からのまさかのちゃぶ台返し。思わず「えーっ!!?」って声を出してしまった。それぐらいビックリした。酷いんだけど何だろう。ラストはちょっと美しくすらあった。
しかしこれ読み終わった後にBの表紙見ると「嗚呼…」となっちゃうね。
乙嫁語り(森薫)
「青騎士」第6B号作品紹介の第17回目は、森薫先生の連載作品『乙嫁語り』第5話のご紹介です。 #森薫 #乙嫁語り #青騎士 #青騎士06紹介 #漫画 #マンガhttps://t.co/XkvXHkx9Sa
— 青騎士 (@aokishimanga) February 25, 2022
8ページ…(´・ω・`)
しかも2ページは見開きの扉絵である。どうも執筆スペースがうまく作れなかったらしい。次回は34ページだそうですので、次回と合わせての1話といった感じでしょうか。
とはいえ短いながらも「うおー!どーなんだ!?」的な引きと、緊迫した馬比べの模様はバッチリ描かれています。実質6ページなのに面白味が濃縮されてます。
しかしアゼルの嫁(候補)は作中で最も男勝りではなかろうか。妹のアミルさんもワンパクだけど中身は乙女ですからね。そこいくとアゼルとやりあってるこの子は最強女子やね。はやく見たい!デレる瞬間を!
コメント