『もののて』(宮島礼吏)
『もののて』の作者は宮島礼吏先生なのだ。
そう、あの『AKB49』の作者。週刊少年漫画史に残る伝説を作ったのです。
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が、しかし!しかしである!
マガジンではじまった『AKB49』は最初こそ男が女装してAKB48に入るという出オチ感満載だったのに。信じられないことに回を重ねるごとにエンジン全開フルスットで突っ走りだしたのである。熱く燃えたのです。感動して泣いたのです。魂が揺さぶられたのです。あれ?これ企画ネタ漫画じゃなかったの?。
とんでもない!
後にもうしまに出演して、どんなチャンスも手にしたかった的なこと言ってて心から思ったね。宮島礼吏先生は将来のマガジンの看板になると。マガジンを引っぱる漫画家になると。直感したね。見事に『AKB49』を完走した宮島先生の次回作ならね。そりゃ期待値大気圏突破でしょう。
『もののて』ヒロインぐう可愛い
で、ついにはじまった新作『もののて』。
新連載『もののて』である
ん。まあ普通かな…。
逆手です。あ…はい。
面白いとか面白くないっての「個人の主観」でありますし、あくまで自分が思っただけですよ。個人の意見なんですけど、まあ普通かなって。可も無く不可も無くというか。通信簿で言えばオール3みたいな。
なんつーの。ラーメン屋で普通のラーメン出てきたっていうか。
普通に美味しかったんですけどそれで終わりっつーか。これが適当に「ラーメン食うかぁ」で入った店なら特に何も無いんですけど。こちとら、行列が出来ると評判のラーメン屋だと思ってワクワクウキウキして入ったら、ごく普通のラーメン出されたみたいな!
ちょっと例えが悪いな。テイクツー!
クラスメイトに普通の目立たない子がいたとしよう。特に運動神経がいいわけでもなく悪いわけでもない。勉強も出来るわけでもないけど悪いわけでもない。そ の他諸々特に目立つ子というわけでもない。そんな子が10年、20年後に同窓会に参加したらどーだろうか。大半が「誰だっけ?」って言うだろう。
そんな感じス。
コレさ、いまのマガジン読者が10年後なり20年後に『もののて』ってあったよな?って聞かれても大半が思い出せんと思うよ。そういう良くも悪くも普通なんだけど。普通にはじまって普通に連載されて普通に終わって誰も憶えてないような。
別にこれが適当にはじまった新連載なら何も言わんよ。しかし、『AKB49』を完走したからこそ言いたくなるってもんです。そんなんじゃねーだろ!アンタ!宮島礼吏先生ならもっとできると思います!マガジンを引っ張る作家になるって思ってたのに!(←ほぼ逆ギレ)
ヒロイン・おこた
とはいえ、ヒロイン・おこたは文句無しに天使でもある。
はっきり言って、アリス級の可愛さです。
うわっ…ヒロインの可愛さだけ、高すぎ…!?
うーむ。1話の時点じゃ、相変わらず絵がウマいなぁ。表情が活き活きしてんなぁ…と唸ったもんだけど。2話から一挙一動で可愛さの「卍解」を果たしおった。電光石火の接吻と「釣りはとっとけ」(赤面)は控えめに申して最高に可愛かった。
おいおい。わずか2話でキスとか最高かよ!とニヤニヤしたのは事実。
もっと言えば3話の「ひざ枕」は屈指の名シーンと断言できる。もともと主人公との契約(借金)があったわけ。ヒロインが身体を使って借金返済はニヤリングのツボである。「膝枕」数え百で30文の借金返済と言われて…これです!
膝枕
主人公が寝てる中、数え100までの膝枕が「99.…99…」と100になわないわけです。そりゃ頬も緩むよ。ゆるゆると。どう見てもおこたは天使だったね。可愛かったね。
…と、文句を言ってみたもののヒロインの可愛さは超特盛だな。
でもなぁ…。ヒロインはぐう可愛いけど、だったらそれ活かすように最初っから甘いラブコメにステータス全振りしろよと思うし。『AKB49』みたいに、美少女たちの「巨人の星」並の超スポ根もいけるし。なんで時代劇チャンバラやねん!
なんつーか歯がゆい。赤松健先生がヤンキー漫画描くぐらい歯がゆい。正直言えば、宮島先生こそヤンマガの『セーラーエース』をやればよかったのでは…と本気で思っている。10年後にマガジン読者が同窓会開けばヒロインの可愛さだけは思い出すかもしんないレベル。
まだ3話だし。はじまったばっかなので今後次第なんだけどさ。
ヒロインがめがっさ可愛いくて頬肉を緩ませるだけに、なんとも複雑です。
コメント
復活されていたんですね(*´ω`*)
いつも考察の熱さに引きずられて漫画って楽しいものだったな、と思いださせてくれます