『愛してるゲームを終わらせたい』GAME2感想 伝説幼なじみの「友達に噂とかされると恥ずかしいし…」が炸裂した件

『愛してるゲームを終わらせたい』GAME2「幼なじみはなじみにくい」

 

うっ、眩しい！

 

『愛してるゲームを終わらせたい』を読み進めていたら突然画面が輝きだしたのである。なにかと思ってその正体を探ってみたら…桜みくちゃんのぐうかわな仕草だった！

 

神々しさすらある。ふつくしい…。

 

 

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GAME2「幼なじみはなじみにくい」感想

同じクラス

 

同じクラスになった優希也とみくちゃん。1年6組です。

 

 

高校の名前は「新樹高等学校」。

 

これからドキドキの高校生ライフを味わえる舞台の情報なり。みくちゃんの次の出席番号15番・蘇芳アカネは名前だけでなく早くも本編に登場してました。13番の古賀樹も近いうちに登場しそうな予感。

 

こういう情報だけでワクワクしちゃうね。それにしてもこの2人は考える事（妄想）がほとんど一緒です。似た者同士なのかもしれんな。

ボッチな浅葱優希也

優希也は1話の段階で中学時代はメガネだったのが高校デビューすることが語られてましたけど、中学時代ぼっちだったのかよ。そして高校でも入学早々ぼっちになっていました。

 

それをいじってくるみくちゃんに対する返しはあまりにも名言。

 

それに俺はひきこもちでも陰キャでもぼっちでもない。インドア派だ。

 

やだ、かっこ良いと錯覚すらする。

 

ひきこもりでも陰キャでもぼっちでもなく「インドア派」。声に出したい日本語の誕生である。優希也は強く逞しく、下を向いて堂々と生きています。

友達に噂とかされると恥ずかしいし…

友達に噂とかされると恥ずかしいし…

 

うっ、頭が…！

 

なんだろう。ものすごい既視感がある。

 

あるというか絶対アレを元ネタにしたパロディだよね。スペックで判断し史上最凶強の幼なじみと言われる『ときめきメモリアル』の藤崎詩織の下校時の断りの発言ですよ！

 

一緒に帰って、友達に噂とかされると、恥ずかしいし…。

 

友好度・ときめき度が一定以上でないと下校時に一緒に帰ろうと誘っても断れる時の台詞である。ほとんどのプレイヤーが何度も言われたであろう。ある種のネタとして伝説化してます。

 

くそかわいい

 

圧倒的可愛さである。

 

幼なじみ同士で下の名前で「ゆきや」「みく」と呼び合うネタで「愛してるゲーム（バーリトゥード）」を繰り広げる2人。この勝負がなかなかどうして。ずっと頬を緩めるニヤニヤ製造機となってた。

 

ふぅー。なんという息をもつかせぬ攻防戦か。

 

お互いが持てる力を存分に発揮し、持てる切り札も使って、「相手をドキッとさせる」勝負をしている。ラブコメ漫画多しと言えども、これほどの名勝負はめったにお目にかかれません。

 

というか「仕掛けた・からかった」だけでなく本音が入ってるから破壊力増すよね。下の名前呼びは特別って感じするとか、名前呼び合って勘違いされてもいいの「ね？」とかさ。みくちゃん100％本心やろ（笑顔）。

 

恋愛勝負してる時のみくちゃんの一挙手一投足が可愛い。「可愛い」を具現化した存在そのものです。心を込めて呼ぼうとして呼べなかった姿が大天使すぎる。

蘇芳アカネと柳さん

蘇芳アカネと柳さん

 

みくちゃんのフレンズである。

蘇芳アカネは出席番号で名前が出てた15番の子です。

 

カネゴン（蘇芳アカネ）も柳さんも顔がしっかり描かれる前からしっかり登場してるのも面白いろころ。13番の古賀樹はもう一人の黒髪の子だろうか。学園モノで「この子誰だ？」とか密かにワイワイするの大好きマン。

 

この2人は、みくちゃんをさらに可愛く美味しく堪能できる舞台装置にもなってて助演女優賞をあげたい。

 

みくちゃんの「ヤキモチ焼かせ要員」ですよ。良い仕事しすぎである。

餅を焼くみくちゃん

 

カネゴンと柳さんに優希也を紹介したみくちゃんであるが、少しずつ面白く無さそうな顔をするのです。

 

「アカネたちと馴染めるのはいいこと…だよね」とか言いながら複雑な表情と仕草。そして優希也の机に隠れたり、「きゅっ」となったり、ゴゴゴゴゴゴ…となったり。なにこの可愛らしい生物！

 

いわゆる「なによ！私以外の子と仲良くしちゃって！」ってヤツです。

 

もう正月ですからね。餅を焼いて食うに限る。ヤキモチが美味しすぎる。いい感じにぷくっと焼きあがっててとっても美味しゅうございました。焼き加減が絶品だね。

 

嫉妬するみくちゃんにニマニマしつつも、幼なじみだからこその名前呼びの特別感を優希也も譲らなかったのも良かった。同じ妄想する事といい、なんのかんのでこの2人は通じ合ってる。もはや大石・菊丸コンビのシンクロ並に意思疎通しちゃってます。

心を込めて

ヤキモチも良い焼き加減で美味しかったけど、一番はラストの「…ゆきや。」よね。

 

恋愛勝負で下の名前を「心を込めて呼んでみろよ」で照れてぐうかわの表情を叩き出したけど、最後は間違いなく心を込めて呼んでいた。みくちゃんの成長を感じましたね。たった1話で凄まじい成長を遂げている。

 

「男子三日会わざれば刮目して見よ」ならぬ「ラブコメヒロイン数ページ会わざれば刮目して見よ」ですよ。恋する乙女の内面は旺盛なものでたった数ページで見違えるほどの成長するのでーす。まる。

 

 

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