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『あやかしトライアングル』44話:祭里の“行” 感想 TS(性転換)キャラにおける可愛いブヒれる機微がスパークした祭里

『あやかしトライアングル』44話:祭里の“行”

 

やっぱ矢吹先生ってすごいと思いました(小並感)。

 

『あやかしトライアングル』って皆さんの評価はどうでしょうか。私はえっちぃシーンがあったら「うむ」。無かったら「ん、まあ」と胸に抱いていました。とらぶるで出し尽くしたのか、エロの法定速度厳守って感じだったんですよ。なんつーの?突き抜け具合があまりないかなぁって。

 

そしてらやってくれた!エロスというより突き抜けるおバカ具合。頭悪すぎて最高と断ずるに些かの躊躇もない。

 

44話:祭里の“行”

女性物の下着をはく

俺は今日

ふんどしをやめる!!!

 

祭里といえば女の子になってもふんどしを締めることに定評がありました。いやまあ、男物のパンツでなくふんどしの時点で女体化したら「ふんどし=サービス」になっておりましたけどね。

 

そんな祭里がふんどしをやめるというから驚きです。

 

理由は少年漫画王道展開である「もっと強くなりたい!」からです。え?なんで女の子の可愛らしいおパンツを履く事と強くなることが直結してるかって?それは「行」です。

 

  • もっと強くならなきゃ!
  • 女の子おパンツ履く
  • 魂力を鍛えるのは心の力(行)
  • 女の子パンツはけば心が鍛えられる

 

払忍の強さである魂力は心のパワーであり、心を鍛えるには滝行したりするらしい。元が男の祭里が愛用したふんどしでなく可愛らしい女物おパンツを履くことで色んな感情が心を練り上げ鍛えることになる。

 

うん。ものすごい論理的ですね。

心を鍛えるにはピッタリ

そんなバカな!と思うかもしれませんけど、TS(性転換)漫画において女物の下着を履く事は心を鍛えるにうってつけです。すさまじい葛藤があります。

らんま1/2

例えばTS漫画の代表格『らんま1/2』である。

 

13巻10話

 

八宝菜によって弱くなってしまっった乱馬。そこで相手の闘気を利用するカウンター技・飛竜昇天破を習得するのですが、八宝菜はこの技の正体を知っていた。FF5のものまね師ゴゴ攻略と同じく闘気を出して攻撃してこない戦法を取られる。これじゃ飛竜昇天破は放てない。

 

それを想定していた乱馬はプライドを捨てて八宝菜が向かってくるように仕向けるのです。それが女性物の下着を履いたらんまの恥ずかしい写真である。自撮りした下着写真をエサに八宝菜は見事に釣られたわけです。

 

この時のあかねの解説が全てでしょう。

 

今まで乱馬はたとえスカートをはいても、下着だけは断固男物でとおしてきたのよ!その乱馬がついに女性下着(ランジェリー)を身につけた!(13巻10話)

 

女になって女装するけど、女性下着は最後の絶対に譲れないラインだったのです。それを超えたらんまに全人類が感動したわけですね。

 

余談ですが、女装といってもスカートどころか体操着のブルマ、体操・スケートのレオタード、バニーガールまでやってのけてた乱馬が飛竜昇天破編で初めて女性下着って…お前は今まで下に何はいてたんだ?と新たな謎を産んだわけですが…。

 

女の子になっちゃったTSキャラにとって女性下着は羞恥心の最終ラインという証左であった。

 

 

※サンデーうぇぶりなら『らんま1/2』が無料で読めます。

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ボクガール

TS漫画の最高傑作『ボクガール』も女性下着は一大イベント。

 

33話

 

男下着をかたくないに履いてきた瑞樹であるが、選択してたトランクスが全部風で飛ばされてしまう事態になってしまう。ノーパンで過ごすのは変態であると、ついに女物下着に手を出すのであった。

 

トランクスが全部飛ばされたので女性下着を装備するしかないって状況がたまりません。恥ずかしがってる姿がたまりません。はじめて身につける女性おパンツに対する葛藤と羞恥心が破壊力抜群でした。

 

余談ですが、猛にコンビニで男物パンツ買ってきて貰えばいいじゃん!という気がしますがそんなツッコミは野暮というもの。

 

女の子になっちゃったTSキャラにとって女性下着は羞恥心の最終ラインという証左であった。

 

 

※ヤンジャン!なら『ボクガール』が無料で読めます。

 

恥ずかしい=大正義

そんなわけで、らんまも瑞樹も最後のラインだったのが女性下着だった。なんのかんのでTSモノの醍醐味って「女の子になって恥ずかしい」に尽きると思うんですよ。屈辱と恥辱の姿にハートを奪われるわけです。

 

  • 女の子になりたくてなってるわけでない!
  • 男として最後のラインがある
  • 女性下着を装備しちゃった(恥ずかしい)

 

これは武田軍を屠る三段撃ちより強烈です。女体化した子の最終ライン。最後のブヒれるピース。それが女性下着!まさに画竜点睛である。その威力に惑わされ屈してしまうのです。

 

一部のパンチラ愛好家の間でもパンツそのものよりも、パンツを見られて恥ずかしがってる子が萌えるって意見は古来からあった。そのへんの機微もありTS漫画の醍醐味まであった。

祭里の羞恥心

 

はい!可愛い!

 

いやはや。流石は『To LOVEる』のメインヒロイン(だったと思う)ララを終盤まで「恥ずかしい」って感情にさせず引っ張った矢吹先生である。ものごとの焦らしと放出をよく心得ている。

 

 

ララはリトさん好き好き言って抱きつくしあられもない姿を見られても何の反応もしなかった。ところが途中から乙女覚醒してリトさんへの感情が「LIKE」から「LOVE」になると裸を見られて恥ずかしい…って反応して読者を悶絶させたわけじゃないですか。

 

それと一緒です。祭里はこれまで心の中では男だったのでふんどし尻も全裸もチャラヘッチャラだったのに、女物の下着をつけるとあら不思議。パンツを見られたくないって心理が働いて恥ずかしがってるファインプレーを連発させます

 

それがめちゃくちゃ可愛かった。

TS漫画の醍醐味があった

TSキャラ最大のキモである羞恥心は、読者も「あれ?こいつ男だよな?」「ペロペロしていいのか?」という自制心を取っ払う。

 

祭里の女性下着による葛藤と読者の元男の祭里にペロペロしていいのか?って葛藤が交差するわけです。その間の過程による煩悶の末がTSキャラのミソ。TS作品を楽しむポイントです。

 

だから『あやかしトライアングル』の祭里に対して「萌えていいのか?」「ペロペロしていいのか?」って悩んでるそこの諸兄!その葛藤こそTS女体化キャラにハマる光明だ。だから心の解き放つのです。

 

女性物パンツだから恥ずかしいもん

 

 

ブヒィィィィィ!!!

 

最初から女体化して恥ずかしがるではなく、精神は男だからこそ恥ずかしくなかった前提があってこその祭里が辿り着いた羞恥心。芸術的な可愛さでありブヒれるわけです。『あやかしトライアングル』で一番可愛いのは祭里!はっきり分かんだよね。

 

 

 

コメント

  1.   より:

    最近はあやトラからもダークネスが出てるのよ…

  2. 匿名 より:

    乱馬って一番有名なTS漫画の主人公だけど、最後までほとんど性自認が揺らがないっていう点で異端中の異端なんだよね
    上で挙がってる話がほとんど唯一ではないかと(アニオリではもうちょっとそういう話がある)

  3. 匿名 より:

    ヒロインのはずのすずが欲求に全力で笑うw
    1話くらいすずを男化してみたらどうだろうか?(提案

  4. 匿名 より:

    ヤマカムってほんとバカ(褒)

  5. 匿名 より:

    スカートを短くさせられたもこっちもメス仕草をしていたからな

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